北の大地の入場券収集の旅 7日め
おはようございます。
今日は札幌までの函館本線、留萌本線、千歳線を制覇するハードスケジュールになっています。たくさん駅を周るので初電から活動開始です。
今回の旅では旭川駅の入場券は購入しません。窓口の営業時間中に駅に来ることができないからです。まあ、石北線は上川駅などが残っていますし、宗谷本線や富良野線は丸々残っているので、これからいくらでも来る機会はあるでしょう。
初電の特急ライラックで深川駅に向かい、留萌本線へ入ります。
いにしえの留萌本線は留萌を超えて増毛まで続く長い路線でしたが、区間廃止が続き現在は石狩沼田駅までの5駅のみ。その区間を1日7往復するだけのこぢんまりした路線になっています。
駅舎はかなり立派で、日中は窓口も営業しています。
かつては札沼線もここまで続いていた名残なのか、構内はとても広いです。つい最近まで留萌まで運行していたということもあり、線路設備の多くが残されたままになっています。
手前で容赦なくぶった切られています
こちらはそのまま残っています
おはようございます。
— はじめみの (@hajimemino_live) October 31, 2023
最終日です。最初は石狩沼田駅 #北の大地の入場券
石狩沼田から先は今年3月で廃止になったので現在の終着駅。しかし3年後にはここも廃止になって留萌本線という路線自体が消滅予定…これも時代ですね pic.twitter.com/FUjPgCanOA
廃線が確定しているせいなのか、函館本線との接続改善のために鉄道の増発や時刻変更ではなく、臨時バスで対応しています。
こうやって鉄道は地域からフェードアウトしていくと考えると少し寂しい気がしますね。
汽車で深川駅に戻り、買いそこねていた入場券を入手。
深川駅 #北の大地の入場券
— はじめみの (@hajimemino_live) November 1, 2023
途中で深川名物ウロコダンゴというものを見つけたのですが、見つけたときには時間切れ…どんなものかずっと気になっています pic.twitter.com/VBGlksxSiD
ういろうのような三角形の団子だそうですが、店を見つけたときには汽車(ここは電車かな)の時間が迫っていたので結局買えませんでした。残念。
北海道においては青春18きっぷ以上に北海道フリーパスが貴重な存在になります。特急のほうが本数が多い路線なんてザラです。
次は岩見沢駅から室蘭本線に入ります。室蘭本線といいつつ、岩見沢に近い場所は電車ではなく汽車が走っており、ローカルムードがかなり濃い路線になっています。
町の交流センターと一体になっており、かなりでかい駅舎になっています。喫茶店などもあるので汽車を待つ時間も優雅に過ごせます。
栗山駅 #北の大地の入場券
— はじめみの (@hajimemino_live) November 1, 2023
浜小清水駅なんかは道の駅です!あっ…駅もあるよ…状態でしたが、こちらは駅です!あっ…交流センターもあるよ…なので同じ北海道でも鉄道に対する考え方は違うんだと思い知った pic.twitter.com/9zlRgqNQEL
折り返しの汽車で岩見沢駅へ戻ります。
岩見沢駅 #北の大地の入場券
— はじめみの (@hajimemino_live) November 1, 2023
大都市圏では当たり前のICカードですが、北海道は使える場所が狭い。旭川方面はここが北端で、北海道第二の都市旭川までICは使えない… pic.twitter.com/RivLOGSp5V
現在は旭川駅までICカードが使えるようになっています。次は帯広方面でしょうか。期待しています。
次は砂川駅へ。
砂川駅 #北の大地の入場券
— はじめみの (@hajimemino_live) November 1, 2023
スイートロードに惹かれたけど、1キロくらい離れてたから今回は断念… pic.twitter.com/MtLdBlDt6x
今回は一駅あたりの時間があまり取れないのでサクサクいきます。次は美唄駅へ。
美唄駅 #北の大地の入場券
— はじめみの (@hajimemino_live) November 1, 2023
札幌に近づくにつれて、ベッドタウン要素が強くなってくる。宮島沼という湿原が観光スポットだが遠い…窓口の前のお客さんが時間かかりすぎて買う時間がぎりぎりになってしまった pic.twitter.com/elwlmZ1vZK
次は江別駅へ。このあたりでお昼ごはんにします。
鶏白湯の白ではなく、正真正銘の白色です。
江別産の乳製品を使った唯一無二のラーメンだそうで、牛乳っぽくもなく、ヨーグルトっぽくもない。でも乳製品のまろやかさを感じる不思議な味でした。店のご主人にこの白さの正体を聞いてみたのですが「牛乳でもない。ヨーグルトでもない。乳製品」とはぐらかされてしまい、正体はわからずじまいでした。
江別駅 #北の大地の入場券
— はじめみの (@hajimemino_live) November 1, 2023
駅すぐのところにあるラーメン屋さん。乳製品を使ったスープだそうですが、牛乳でもない、バターでもないまろやかさだけが残る不思議なラーメンでした pic.twitter.com/LpgNoD0Bvp
これで札幌~深川間の入場券は制覇できました。次は札沼線です。
当別駅 #北の大地の入場券
— はじめみの (@hajimemino_live) November 1, 2023
有備館駅は陸羽東線の駅ですが、もともと当別を開拓したのはあの伊達政宗の子孫だそうで、その名残で岩出山町と姉妹都市になっているそうです pic.twitter.com/dEHXlpMJrb
札沼線は比較的本数が多いので訪れやすい駅になっています。
しかし終点にある北海道医療大学の移転が決定し、利用者の減少が避けられない中、今後訪問難易度が上がる可能性もあります。
北海道は日の入りが早いので、当別駅を出発する頃にはかなり暗くなっていました。しかし飛行機は夜に出発なのでできる限りまわります。
札幌まで戻り、特急で追分駅へ。
追分駅 #北の大地の入場券
— はじめみの (@hajimemino_live) November 1, 2023
その昔石炭を鉄道で運んでいた頃、この駅は蒸気機関車の拠点でありD51が配置されていたそうです。このD51は火災で消失して車輪だけ残っていますが、生き残った一部は近くの道の駅で展示されているそうです pic.twitter.com/Gv3QnmUGUa
奥羽本線にも追分駅があるので区別するために(室)がついています。特急のイメージが強いので石勝線の駅かと思っていましたが室蘭本線の駅なんですね。
折り返しの汽車で千歳駅に戻り、北上しながら千歳線制覇を目指します。
千歳駅 #北の大地の入場券
— はじめみの (@hajimemino_live) November 1, 2023
駅の周辺案内を見てみるとホテルの案内ばかり…サーモンパークってのも見つけたけどもう終わってる。夜は早いね pic.twitter.com/Ay1j2O2eYN
内房線にも千歳駅があるので(千)がついています。
サクサク行きます。次は恵庭駅。
恵庭駅 #北の大地の入場券
— はじめみの (@hajimemino_live) November 1, 2023
外を歩いていたら雷とゲリラ豪雨でびしょ濡れに…電車が遅れていて学生たちがみんな改札で待っているので身動きが取りにくい。北海道では改札開始の放送があるまでちゃんと待っててえらい。都市圏では考えられない pic.twitter.com/F7Pbz8OlVd
北海道は改札の時間が決まっている駅が多く、列車到着前は原則ホームには入れなくなっています。ローカル線の駅であればそれでもいいですが、千歳線のような利用者が多い線だとこのシステムは限界に感じます。
混雑をかき分け、この旅最後の駅、北広島駅へ。
北広島といえば、
試合がない日でも開いていて、シャトルバスも運行しています。
外にもキッズパークやドッグランなど、施設がものすごく充実しているので、休日にふらっと来て一日遊んで過ごすこともできるようになっています。
この後新千歳空港へ向かい、北海道を離れました。
一週間という長い旅でしたが、これだけの時間をかけてもまだ半分も達成していません。改めて北海道の大きさを感じました。
都会からほぼ未開の大地まで、幅広く体感したつもりですが、まだ知らない北海道がたくさんあると考えると、ワクワクしてきますね。
まだ知らない北海道を巡る次回の旅で、お会いしましょう。
暖かい現実側に戻ってきました
— はじめみの (@hajimemino_live) November 1, 2023
北の大地の入場券も西南部と北側丸々(あと釧路湿原駅)残っているので…また…行きたいですね!1週間、付き合ってくれてありがとう。北海道 pic.twitter.com/61icXaKe6a
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