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SNSで見つけた、 「武道は人格を改善させない。武道は人格を拡大させる。良い者はより良く、悪い者はより悪く。それが私の見てきた現実である。」 という言葉。実に名言だと思います。今まで転会を見てきていると、この言葉はとても良く分かります。 皆伝になったら変わってしまうのではなく、そういう人は、元々、そういう人なのだと思います。 皆伝になった後にそれが顕著に表に出てくるのだと。 新陰流以外のことにおいても多々出てきますが、新陰流においてどのように出てくるかというと、その最たる例が、 自己顕示欲により、技を退化させ、簡単な技に変えてしまう。 です。当然、退化してることに本人は気づいてません。 そして最終的には、新陰流とは言えないものになる。 これらも、既に証明されていることです。 だからというわけではありませんが、やはり内面の質を変えていかなければなりません。内面の質を変えるとは、個人をどうこうするなどという傲慢なことではありません。新陰流をやる人たちの種類を変えていくということです。 これらとは別に、良い人でも悪い人でも、退化することは多々あります。使太刀にしても打太刀にしても、無意識に、疲れない動きになっていってしまう傾向です。別の表現としては、「本能的な動きに戻っていってしまう」です。 これの象徴的なものは、腰が落ちなくなることです。低くなれなかったら、そこから伸び上がって相手をせり上げることもできません。 なお、新陰流の本伝は、介者剣法(甲冑を着用しての剣法)です。本伝を介者剣法だとちゃんと認識して稽古していないと、そうなってしまうのも当然だろうと思います。 (渡辺忠久) #新陰流 #新陰流兵法 #剣術 #武術 #武道 #日本刀 #稽古 #日本文化 #古武道 #古武術 #袋竹刀 #上泉伊勢守 #上泉信綱 #柳生石舟斎 #柳生宗厳 #新陰流兵法転会 #刀 #甲冑 #渡辺忠成 #渡辺忠久 #shinkageryu #kenjutsu #歴史 #文化 #伝統 #日本
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流祖 上泉伊勢守信綱が戦国の世に創始した、日本の剣術を代表する流派「新陰流兵法(しんかげりゅうひょうほう)」を伝える、「新陰流兵法転会(まろばしかい)」の公式エックス
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