スリック状態まで走ってくれて
サヨウナラなのでタイヤ交換し
たそうです。
友人にガチ走り人がいて、私で
さえ躊躇するような距離を走る。
距離を走れない人たちは距離を
走る人を指して「長距離マウン
ト」とか勝手に言ってるが、そ
れは自分が走り込みをできない
やっかみだろう。
走る人は意に介せず走る。とこ
とん走る。
走った挙句、タイヤはスリック
状態のようになる。公道を走り
続けて。
私の友人のタイヤの特徴は、日
本全国ロングライドをしようと
も、真ん中だけが減るという
現象を発生させない。
一般的なツーリングマンは真ん
中だけが減るのだが、この男の
マシンのタイヤは両サイドの
ほうが真ん中よりも減る。
まるで1980年代の峠マンのよう
に。
タイヤがまんべんなく減るのは
山岳ルートもよく走るからだ。
しかも、タイヤを潰す面圧走行
をさせて。
適正な乗り方だ。
フォームはとても綺麗で、爪先
はまっつぐに前を向く。
極端なハングフォームではない
ウィズ気味のフォームだが、実
に綺麗なクリスチャン・サロン
のようなフォームでワインディ
ングを快速で駆け抜ける。
大型バイクだろうと小型だろう
と乗り方は変わらず、実に綺麗
な乗り方。見ていて気持ちよい。
あと、私は共走りを何度もした
が、巡行ペースがMC並みに速い。
これは私は何ともないが、やは
り距離を乗れない案山子石灯篭
載りの人たちだと、ついていけ
ないのは確実だろう。延々と
高速度ペースで高速道路では巡
行するのだから。
見知らぬユーチューバーに捉え
られて動画にも出ている(笑
玄人現るとか書かれてる(笑
【※】この動画見たら今すぐ阿蘇へ
行きたくなっちゃいます。
【やまなみハイウェイ〜ミルクロード】
この男の特徴。
転ばない。
それに尽きる。
トロトロもたもたした走りなどは
しない。
キビキビちゃっちゃとした走りを
していて、全く転ばない。
大昔原付でサバゲフィールド近く
の砂利道でコテンとバイクを倒し
た事があるだけ。
とにかく転ばない。大型バイクで
も。
長距離乗り過ぎサヨウナラにて
今はマシンを換えたが、とにかく
転ばない。
理由は分かる。
適正乗車姿勢(立ち乗りじゃない
よ。立ち乗りで高速度旋回もこ
なす変態だけど)で超低速走行
も高速度快速走行もお手本のよ
うにこなせるからだ。白バイ隊
員の運転のように。
上手いというレベルではなく、
それを超えたお手本レベル。
ただし、寝かせる時にはマシンを
かなり寝かす。
でも転ばない。コントロールが
適正に出来ているから。
走り人であると同時に、本物の
乗り屋だ。
乗り屋ゆえ、ロングディスタンス
ライディングでも全く身体も何と
もない。まあ、二輪に乗る人は当
たり前の事だけど。
私は思うんだけど、この若い友人
のような人は特別な事ではなく、
この人クラスの二輪乗りが本当は
標準なんだと思いますよ。
1980年代にはこの男のような乗り
屋、走り人がワンサカといた。
今の時代、まともに二輪に乗れな
い人だらけだから、こうした転ば
ない人や長距離をドカンと走って
ケロリとしている人が特別なよう
に思われる世情のようだけど、
それは走行偏差値というか基準値
のレベルが尋常ならざる程低下し
ているのが現代だから、こういう
友人のような走り人が異様に映る
だけでさ。
二輪乗りは乗って走ってナンボ。
これ、当たり前の事だと思うの
だけど。
属性としては私も完全にそれ。
俺らからしたら、俺らのこのス
タンスが標準であって「こっち
側の人間」であり、俺らは「あ
っち側」ではない。
まあ、人それぞれだけど、何か
物を言うと「マウント」だとか
思い込む閉塞的観念の人間が今
は多すぎて、ホントみみっち過
ぎる。
最近ではメールで句点「。」を
使ったら「丸マウント」とか感じ
る心狭いやつらが蔓延してるらし
いけどさ。
何か思う事もあっても物言いでの
激論も避けて陰でこそこそ何か言
う。
人間がつまんねー。
走り人の友はこういうとこも
サクッと行ったりしている。
たまに尊師になったりもする(笑
けさ、連絡が来たので、どっか
行かね?と言ったら、既にきょ
うは小型二輪で西方面に向けて
走ってるとの事(笑
走るね~、とことん。
航空パイロットの飛行時間と同
じで、この人の乗車走行時間、
凄い物があるのではなかろうか。
てなことで、どこかでインター
セプトしてやろうと思う。
俺も走り出す。
では、またね。
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