チョコの国際品評会で台湾の業者受賞多数 屏東の福湾チョコが最多受賞
授賞式が9日、屏東県で行われた。同県によれば、今年は14カ国の148社から883点の応募が寄せられた。同県での開催は2回目で、新型コロナウイルスの影響で海外からの来賓は訪台できず、テレビ電話形式での出席となった。
福湾チョコは金賞7、銀賞9、銅賞4、特別賞8を獲得。屏東のカカオから作った「台湾一号屏東チョコ70%」は4年連続で、最高賞「アジア最優秀ダークチョコ」に輝いた。
また、エバーグリーン・ローレル・ホテル(長栄桂冠酒店)と、機内食を手掛けるエバーグリーン・スカイ・ケータリング(長栄空廚)が初めて参加。それぞれ台湾の風味を生かした商品の開発に取り組み、ローレル・ホテルは中部・雲林の黒ニンニクを使った「黒ニンニクチョコ」で、スカイ・ケータリングは台湾の夏を代表する果物、パッションフルーツから作り上げた「パッションフルーツこしょうチョコ」で金賞に輝いた。
(余暁涵/編集:楊千慧)