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INTERVIEW

リスクを最小化し、
事業価値を最大化する。

島﨑 陽介YOSUKE SHIMAZAKI

リスクマネジメント部 事業RM第一課
応用数理学部 | 2016年卒 ※所属部署は取材当時のものです

MY CAREER

2016年
産業設備部
2017年
丸紅テクノシステム
2018年
リスクマネジメント部 事業RM第一課

丸紅に入社を決めた理由を教えて下さい

理系の学部ということもあり、就職活動当初はエンジニアを目指していました。しかし企業研究を進めるうちに、メーカーで優れた製品をつくる以外にもそれらを世界に届けるという仕事もあると知り、総合商社に興味を持つようになりました。元々人と接することが好きで、研究室にいるより、多くの人々と交流し、仕組みをつくって届ける仕事の方が性に合っていると思ったことも志望理由の一つです。丸紅を選んだのは、OB訪問で出会った社員の人柄が素晴らしかったから。物腰が柔らかく温厚なのに、仕事の話になると目がキラキラ輝いて、自分の仕事に誇りとやりがいを持っていることがひしひしと伝わってきました。

現在の仕事について教えて下さい

リスクマネジメント部は、事業投資案件のリスク管理、既存事業会社のオペレーション改善支援、取引先の与信管理や商品ポジション管理、カントリーリスクの分析、リスクアセットの管理などを行っています。所属する事業RM第一課は事業投資案件のリスク分析を通じ、リスクリターンを適正に確保する案件形成のサポートを主なミッションとしており、私は社会産業・金融グループ等の案件を担当しています。過去のデータベースをもとに投資案件のリスクファクターを洗い出し、どうすればそのリスクをヘッジできるか、そしてビジネスが生み出す価値に対してどこまでリスクをテイクすべきかを判断しています。リスクをコントロールすることにより、既存事業の収益改善と拡大、新規案件の成功確率を高めることが、リスクマネジメント部の仕事です。

リスクマネジメントの仕事について
具体的なエピソードを教えて下さい

たとえば、東南アジアのバイオマス燃料製造会社の新工場設立のための融資案件。まず融資対象企業の財務状況を調査し、どの森林から原料を仕入れ、加工した燃料をどのようなルートで流通しているのか。そのビジネス構造を確認します。そのうえで実際に現地を訪れて企業を視察し、経営層との面談を実施。この案件でもっとも懸念されたのは融資先企業の財務内容でした。企業体力から見て、予定外の支出があって融資資金を他の用途に転用した場合、資金ショートする可能性があったのです。そこで、面談で協議の上、現地駐在員が常にモニタリングする体制を整えるとともに、生産設備を担保に設定。貸倒れのリスクを抑える融資スキームを構築することで融資を実行させることができました。

仕事においてのこだわりを教えて下さい

私たちに求められるのは、マーケット分析やポジション管理などファイナンス面からの専門的アドバイスです。買収先の財務内容を精査し、事業計画の蓋然性や将来性、競合会社との比較など、営業が気付かない部分についてきちんとアドバイスを行うのが私の仕事です。一方で、現場を知ることで、リスク面での攻めと守りのポイントが見えてきます。通常リスクマネジメント部が同席することは少ないデューデリジェンスに参加させてもらうようお願いすることもあります。案件を実現させたいのは私たちリスクマネジメント部も同じです。

丸紅の一員として、
あなたが大切にしているポリシーは?

リスクに対して立ち向かう、攻めるリスクマネジメントを貫きたいです。丸紅が目指している未知の領域への挑戦は、リスクマネジメント部にとっても大きな挑戦です。過去にマネージしたことが無いリスクでも、やらないという選択肢よりも、どうすればやれるかを考え、常にリスクをコントロールし、価値を最大化することをターゲットとしています。

After Work

同じ独身寮に住む同期と、よくスーパー銭湯に行きます。露天風呂で星を見上げて、仕事やプライベートの話をしながらくつろいでいます。同期とお互いの“いま”を話すと、刺激にもリフレッシュにもなり、今ではかけがえの無い時間になっていますね。

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