原種・在来種米穀店「いちたね」ECショップをオープン2024年5月31日
株式会社Replowは5月27日、放射線や化学物質を利用した人為的な育種方法ではないお米のみを取り扱うECサイト、原種・在来種米穀店「いちたね」をオープンした。
日本には1000種類以上のお米が存在し、古き良き品種から最新技術を駆使して作り出された品種まで、多様なバリエーションがある。原種・在来種米穀店「いちたね」は、放射線などの化学物質を使わず、人の手で紡がれてきた品種であることを前提に、原種や在来種に近い昔ながらのお米をだけを取り扱っている。
「いちたね」の店主は、五ツ星お米マイスター、米・食味鑑定士として、全国各地を周り美味しいお米を作る生産者を発掘。令和5年産は122軒の農家さんを訪れ、北海道から鹿児島まで200種類以上の食味鑑定を実施した。作り手ごとの食味の違いを把握することで、販売店や食関連企業それぞれに適したお米の提案を行っている。
同店では種の安心だけでなく、全国各地の生産者と連携し栽培方法にも厳しい条件を設定。すべての米に農薬や化学肥料は使わず、必ずヒアリングと現地調査を行うことで、米作りの「こだわり」だけでなく、採水地や周辺環境などをしっかり確認している。
原種・在来種は、その品種が生まれてからその地域や人々によって、守り繋がれてきたもの。中には、その種子がその品種であるかは、誰から譲り受けたものかをたどることでしかその品種である「確からしさ」を証明できないほど古いものも存在する。
現在も販売されているものは種子販売元へ確認し、販売されずつくり手からつくり手へ受け継がれているものについては入手先や系譜などを確認。また、「米品種判別検査」によるDNA分析を実施することで確実性を高めている。
作物の品種改良の歴史と原種・在来種米穀店「いちたね」の取り扱い品種
重要な記事
最新の記事
- 【注意報】普通期水稲にスクミリンゴガイ 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年6月6日
- 組合員19万人超 全国3位に 和歌山 県1JAへ8JAが調印2024年6月6日
- 【現場で役立つ農薬の基礎知識2024】水稲の本田防除 予防散布が安定効果生む2024年6月6日
- みのる食堂アミュプラザくまもと店で「にこやか米フェア」開催 JA全農2024年6月6日
- 「島根県産アムスメロンフェア」JA全農直営飲食店舗で7日から開催2024年6月6日
- マンゴー出荷本格化 色づき糖度良し JA熊本うき2024年6月6日
- Webマガジン「aff(あふ)」誌面リニューアル Instagramも開設 農水省2024年6月6日
- 過去への回帰-「昔はよかった」-論の展開【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第294回2024年6月6日
- ネットメロン初出荷 販売高12億円目指す JA鶴岡2024年6月6日
- 全国生協とSDGsの実現へ「コープサステナブルアクション」第二弾展開 日本生協連2024年6月6日
- 秋田の道の駅岩城「アキタウミヨコ」第1回「直売会」開催2024年6月6日
- 山梨県に初のPRO業態「コメリPRO甲府昭和インター店」20日に新規開店2024年6月6日
- 「におい」DXで付加価値創造 レボーンへ出資 アグリビジネス投資育成2024年6月6日
- 労働者協同組合を発信「ワーカーズコープ・フェスティバル」22日に開催2024年6月6日
- 世界環境デー「まだ使える農機具」の再利用で環境保全に貢献 リンク2024年6月6日
- 食品残渣のサーキュラー・アップサイクル・リサイクル専門「食の資源循環フェア」初開催2024年6月6日
- 自宅で食育体験「野菜をもっとおいしくもっと楽しく食べるキャンペーン」実施 キユーピー2024年6月6日
- 持続可能な酪農に挑戦 牧場経営者のストーリーを公開 日本A2ミルク協会2024年6月6日
- 三重と茨城の農家から直送 精米仕立ての新鮮な米「醸 THE KAMOSU」販売2024年6月6日
- 夏の農作業を涼しく乗り切る 新感覚手ぬぐいタオルを先行予約販売 ニトリト2024年6月6日