「一瞬一瞬がスペシャルな時間だった」初日公演
そして迎えた初日。チケットは完売で、全国から1800人が詰めかけました。中には沖縄から来たという親子も。
劇場ステージのアイスリンクながらも、空間の狭さを感じさせない真央さんの迫力のスケーティングに会場からは大きな拍手が。
序盤の最大の見せ場、エアリアルでは、高さ5mに吊るされたリングを掴みながら優雅な演技を披露。

最難関のラスト、パートナーに体を支えられ、両手を広げた真央さんが弧を描きながら空中へ浮かんでいくと、会場はひときわ大きな歓声と拍手に包まれました。
浅田真央さん:
「わーって拍手が起きたので一瞬一瞬がスペシャルな時間でした」
スケートにエアリアルにタップダンスと、全33曲すべてノーミスで演じきった真央さん。ステージを観た観客からは…
観客の女性:
「素晴らしかった!どの瞬間もフルスロットルで、全部泣きそうでした」
そして最後の最後のカーテンコールでも真央さん、みせてくれました。
なんと、長いスカートの衣裳の裾を踏んで、後ろに思いっきり転倒!ステージ上で笑い転げ、頭をコツンとたたく真央さんの姿に、観客は総立ちで拍手!大盛り上がりのフィナーレとなりました。

これには真央さんも「自分の演目ではまったくコケなかったのに最後に…。私はそういう人なんだな」と笑って振り返っていました。
宇賀神アナも大興奮「かなり贅沢な舞台」
2日の初日公演を取材した宇賀神メグアナは、「とにかく空間をフルに使ったかなり贅沢な舞台。すごく素敵だった!」と熱弁。カーテンコールでの真央さんの転倒についても「こんなお茶目な一面もあるんだと。ちょっと得した気分に会場全体がなっていた」と伝えた。
また、『Everlasting33』で真央さんと共に振付を担当したダンサーのSeishiroさん。乃木坂46の振付もしているとのことで、一ノ瀬美空さんはSeishiroさんについて、「日常の何気ないしぐさもめっちゃキレイな方。振付はすごくハイレベルで難しいけど、衣裳を使ったダンスがすごく素敵」と話した。
(THE TIME, 2024年6月5日放送より)