ミラリスは最期、赤い宝玉を持って転移しようとした。魔力が足りずに魂を力に変えようとした結果、魂が先に尽きてしまった。一体どんな宝玉なのか興味はあるが……それよりも。
ある魔女の日記
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気が向いたら書きます。余計なことを書くなー →↓ 【ティナーシャ様が徒然に思われたことを記される書付です。たまには私が代筆いたします。ぜひご覧になってください / Litola】
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贖罪は終わり、叶えたかった全ては叶えた。だからいつ消えても構わなくて……けれど彼との契約が残っている。自分はここで、これからしばらく生きていくのだろう。 それを考えると……「生きていてよかった」と少しだけ思うのだ。
沈黙の魔女の呪い、かぁ。大陸全土を探しても、それに耐えられる女は魔女を除いて見当たらなかった。とりあえず解呪に取り組んでみる。……結婚は、ぜったいに、しない。
今日は塔で呪いを解析している。守護者としては結界を張っていれば十分だし、オスカーのお茶はミラリスが入れてくれている。解析もあと少しだから、集中してやるかな。
束の間の契約者たちは皆、自分の時を生きて死んでいった。 先に進み続けるのは自分だけだ。いや、進んでいると思っているだけで、本当は立ち止まり続けているのかもしれない。全てを失ったあの日のまま、自分は──
ティナーシャ様がファルサスに移られるとのことで、塔には私が残り管理いたします。挑戦者を受け付ける必要もありませんので、扉は閉じていただきました。[Litora]
昔話にしてはよくできているけれど、魔法で過去へ戻る法則は存在しない。先の時代から来た、というのは創作だろう。面白いからオスカーにも話して聞かせよう。
クスクルから戻って随分経った。従者だったパミラとレナートは、ファルサスに宮廷魔法士として迎え入れられている。明日は彼らも伴って、トゥルダールの宝物庫に行く。
魔法湖の一件から、魔女だということを公にした。予想通り、あからさまに避けてくる人間もいる。周りの、シルヴィアやカーヴなんかは変わらないけど。魔女に関わっていいことなんて、何もないのに。
城の真ん中って、魔女二人でお茶会を開いていい場所だったか……?まぁルクレツィアの素性は城で明かされてないし問題ないか。契約者が奔放だし、少しくらいいいだろう。
長い間、使い魔に大陸全土を巡らせていたが、近頃はクスクルに絞って向かわせている。
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使い魔が帰ってきた。結局、今年も収穫はなし。こんなことをいつまで……
ティナーシャ様、ほぼ同じ大きさの水盆が5つもあるのはいかがかと。古いものから3つは捨てておきました。それと、そろそろ魔法具の虫干しの時期ですが、少しはいらなくなった魔法具の整理もお願いいたします。[Litola]
ティナーシャ様がご不在の間、親子連れでお越しの方がいらっしゃいました。ご不在だとお伝えすると、また改める、とのことでした。塔への挑戦者ではないようでしたので、書き残しておきます。[Litola]
起きた。昨夜のことはあんまり覚えてない……酒場でトラヴィスと鉢合わせて、煽られて飲み比べて……ガンドナの上を飛び回ったような気がするんだけど……うーん……あたまいたい……
珍しい果実酒が手に入ったので、ルクレツィアのところに持って行った。ルクレツィアの焼き上げるお菓子は、なんであんなに美味しいんだろう……変な魔法薬さえ入ってなければ。
先月、南の山村で山崩れがあったらしい。生き埋めになった人もいて、噂では魔女の仕業なんだとか。風評被害も甚だしい。今では魔女と名乗ることもないけれど。
隊商が近くまで来ていたので、売り物を見せてもらった。丈夫そうな水盆があったので買った。今使っているのも古くなっていたし。古いのはとりあえずとっておこう。
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