4月23日にデビュー曲「ええじゃないか」を発売し、オリコンデイリーチャート初登場1位を獲得したばかりのジャニーズWESTのメンバーに、いきなり大スキャンダルが飛び出した。メンバーの藤井流星(20)が未成年時に飲酒&喫煙し、ナンパした女性に性行為を強要したと発売中の「週刊文春」(文藝春秋)で報じられたのだ。
同誌に掲載された女性(22)の告発によると、2012年6月に女性は同性の友人と大阪のクラブを訪れ、そこで出会った藤井に「ホテルで飲み直そう」と誘われたという。部屋は豪華なスイートルームで、そこで初めて素性を明かした藤井は、当時18歳の未成年にもかかわらず慣れた手つきでタバコを吸い、ウォッカやビールを飲んでいたという。同誌のグラビアページには、藤井がホテルの一室でタバコを手にし、その脇にビールが写っている“証拠写真”も載っている。
藤井に酒を勧められた女性が拒否すると、彼は「ほな俺が飲ましたる」と強引にウォッカを口移し。この時、友人女性はすでに泥酔しており、チャンスとばかりに藤井は被害女性をベッドに押し倒したという。女性は頑なに性交を拒否して妊娠の危険性も訴えたが、藤井は「アフターピル飲んだらええやん」と最低な一言。
この告発内容について同誌に直撃された藤井は、被害女性と飲酒したことを否定。
当初、ジャニーズWESTは関西ジャニーズJrから選抜された4人でデビューするはずだったが、選ばれたメンバーたちがジャニー喜多川社長に直談判し、藤井ら3人が追加されたという経緯がある。その感動的な結成エピソードを吹き飛ばすようなスキャンダルが発覚してしまった格好だ。また、藤井の二人の妹はE-girlsのメンバーとして活動しており、兄の醜聞によって精神的ショックを受けてしまうことにもなりかねない。
「一般的には被害者のいる性的暴力の方が大問題ですが、ジャニーズは女性スキャンダルには比較的寛容なんです。警察沙汰にでもならない限り報道はスルーです。
デビュー早々、解雇もあり得る状況に陥った藤井。アイドルらしからぬ行状にファンもドン引きし、ネット上では「同情できない」「グループのためにも脱退してほしい」「男して最低」といった批判の声が上がっている。
「文春の写真は別人。耳の形が違うし全然似てないんですけど」
「新幹線を乗り過ごして岡山まで行っちゃうような天然キャラの流星が、性的暴行とか飲酒なんてワルなこと出来るわけない」
「18歳の時の流星はあんなにオシャレじゃない」
「ポンコツなのにイケメンの流星のギャップに文春が嫉妬したか?」
「ファン思いの流星くんがそんなことするわけないでしょ」
「何があっても流星を信じてる」
藤井を信じるファンたちは、女性の告発内容や写真が“捏造”であると疑っているようだ。しかし、いずれにせよデビュー直後にスキャンダルが報じられたダメージは大きすぎる。過去には、Hey!Say!JUMPのメンバーだった森本龍太郎の喫煙写真が女性誌に掲載され、謹慎後に人知れずグループからフェイドアウトしたケースもあった。
「ええじゃないか」では済みそうにない今回の疑惑。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)