「若いうちに左翼に傾倒しない者は情熱が足りない 大人になっても左翼に傾倒している者は知能が足りない」(ウィンストン・チャーチル) というのは実に的を射ていると思う。ハッキリ言って日本のサヨクは「遅れてきた反抗期」一旦「目覚めて」しまえば、サヨクほどイタくて恥ずかしいものはないコピペ
この名言コピペが広まっているのは日本だけではないらしく、それゆえエジンバラ大学のポール・アディスン氏が反論しており、それを下記ブログが2006年に翻訳して注目をあつめた。
35歳で保守主義者でなければ - 思いて学ばざれば
チャーチルがそのような発言をすることはありえません。なぜならチャーチルは15歳で保守党員になり、35歳で自由党員になったからです。それに、もしそんなことを言ったら、自由主義者として生涯を送った妻のクレミーに対して失礼になります。
さらに下記ブログは2004年に先行して原文をさがそうとして、英語圏で流通している文章でも年齢や表現がまちまちなことに違和感をいだき、否定的な情報源につきあたった。
チャーチルの言葉 - mobanamaのブログ
あほかい!! 続きの部分にもっと重要な情報があるじゃないか(^^;。すなわち、チャーチルが言った言葉という事は間違いである。要はチャーチルに仮託した捏造ということか?
チャーチルの言葉ではなくても内容が正しいからつかうというなら止められないが、下記に書いているように「騙される人が出るのを防ぐ」ことを重視するなら実際の発言は正反対という注釈はほしい。
日本語、英語、OKです。 韓国語は少し。差別反対。障がい者の方で頑張っている人は応援します。騙される人が出るのを防ぐ為嘘捏造や印象操作はトコトンボコります。シツコイって大事だと改めて感じました。ネトウヨって言う奴は漏れなく馬鹿だと確信しました。絡んでくるくせに普段からイイネ2桁付かないような奴は相手しない。暇ならヤル笑
しかし今件でひさしぶりにチャーチルの名言コピペを検索したところ、政治学者の宇野重規氏の著作にも無批判で引用されているらしいことを知った。
本書によると,かつてチャーチルは次のように述べたことがあるという。「20歳のときにリベラルでないなら,情熱が足りない。40歳のときに保守主義者でないなら,思慮が足りない」(本書ⅱ頁)。
(渡辺容一郎教授/4F東開架)
著作が出版されたのは2016年。過去に一部でデマと知られていたことでも、定着してしまっているらしいことがうかがえる。