ドラマ愛の詩シリーズ
「幻のペンフレンド2001」

初回放送

2001年1月6日(土)から放送[連続12回]
毎週土曜午後6時 教育

ストーリー

渡辺明彦(内山眞人)は愛知家県名古屋市に住む中学二年生。
父・和明(ダンカン)は保険のセールスマンで東京に単身赴任中。

インターネットでの株売買に忙しい母・悦子(星野知子)と兄・和彦(斉藤亮太)と暮らしている。

そんなある日、明彦の元に一通の封筒が届く。
差出人の名は“本郷令子”(加藤夏希)....。
聞き覚えのある名前なのだが.......!!
驚く明彦。なんと“本郷令子”は明彦がパソコンの画面上で制作したバーチャル・アイドルにつけた名前だった。

よく調べてみると、差出人である“本郷令子”の東京の住所は実在しないものであることが判った。
明彦の中で、次第に謎は深まってゆく......。

もっと読む

各回のあらすじ

第1回「究極の美少女」
渡辺明彦(内山眞人)は愛知家県名古屋市に住む中学二年生。
父・和明(ダンカン)は保険のセールスマンで東京に単身赴任中。
インターネットでの株売買に忙しい母・悦子(星野知子)と兄・和彦(斉藤亮太)と暮らしている。
そんなある日、明彦の元に一通の封筒が届く。
差出人の名は"本郷令子"(加藤夏希)....。
聞き覚えのある名前なのだが.......!!
驚く明彦。なんと"本郷令子"は明彦がパソコンの画面上で制作したバーチャル・アイドルにつけた名前だった。
よく調べてみると、差出人である"本郷令子"の東京の住所は実在しないものであることが判った。
明彦の中で、次第に謎は深まってゆく......。

第2回「なぞのブルーレター」
名古屋にいる明彦(内山眞人)は東京に単身赴任中の父・和明(ダンカン)から明彦そっくりの少年を見たと言われ、クラスメイトの久美子(谷口紗耶香)からは明彦が深夜に彼女の家の前にいたと責められる。
明彦にはすべて身に覚えのない事だった.....。
そんなとき本郷令子(加藤夏希)から「会いたい」との手紙が届く。
待ち合わせの場所に現れたのは、ついこのあいだ明彦を突然囲み、光を浴びせかけた不気味な男(デビット伊東)たちだった。
兄・和彦(斉藤亮太)と久美子に助けられた明彦は自分そっくりの「ニセ明彦」が自分の家に入っていくのを目撃する。

第3回「もうひとりの明彦」
明彦(内山眞人)と和彦(斉藤亮太)はニセモノの明彦と対峙し乱闘となるが結局逃げられてしまう。
母・悦子(星野知子)や和彦は警察にも協力を求めて、ホッと安心したが、実は警察官もニセモノだったのだ!
一方、親友の鈴木太一(犬塚篤)が別人のようになった事を不信に思った明彦は校舎の屋上に上がった鈴木が指を空に向け、あたりの空間をグニャグニャとゆがめるのを目撃する。
そこに警官たちが現れ、明彦を連れ去ろうとするが、明彦は校内を必死に逃げ回り荒木先生(佐藤正宏)に助けられる。

第4回「明彦 危うし!」
再び現れたニセ明彦は明彦(内山眞人)と取っ組み合い、あごが小さく裂ける。そこには血肉ではなく銀色の金属片があった。
父・和明(ダンカン)は安全の為、万年筆型携帯電話と移動探知機を明彦に持たせるが、謎の男達は再び現れ、明彦を連れ去ろうとする。
明彦は学校に逃げ込んだが、実は校長も........
結局、明彦は捕まり、トラックに放り込まれる。
兄・和彦(斉藤亮太)は探知機の信号をたよりに、必死に明彦を捜すが....
一方、さらわれて見知らぬ建物に連れ込まれた明彦の前に現れたのは、彼にコンピューターのCGで作られたバーチャルアイドル・本郷令子(加藤夏希)だった......!
一方、和彦は倒れている明彦を見つけ、家に連れ帰るが、それは、すり替えられた「ニセ明彦」だった.......。

第5回「美少女の正体」
囚われた明彦(内山眞人)は、本郷令子(加藤夏希)に命じられ、"ネット"が作り出したバーチャル空間でアンドロイドの家族と暮らしていた。
現実の社会では五月台中学へのネットの浸食が進む。
玲子は、アンドロイドに置き換えられた人間は、楽しい夢を見ながら眠らされているのだから幸せだと主張するが明彦は激しく反発する。
そうしたやりとりの中で、本郷令子が「感情」を持つアンドロイドであることが明らかになる。

第6回「乗っとられた学園」
ニセ明彦が生徒会会長に立候補したのを知った明彦(内山眞人)は、学校を救うためにバーチャル空間からからの脱出を試みたが、無駄な努力に終わってしまう。
現実社会では、ニセ明彦の誕生日が開かれた。
お手製のケーキを持参した久美子(谷口紗耶香)は二人っきりになった時、ニセ明彦にはじめてのキスをする。
その様子をモニターで見ていた令子(加藤夏希)は何故か心が騒ぎ、本物の明彦に恋とは何か質問する。
一方、久美子にはネットの魔の手が忍びつつあった...。
第7回「アンドロイドの恋」
ついに、久美子(谷口紗耶香)もミスターX(デビット伊東)に捕まり、バーチャル世界に連れ去られてしまう。
そこで、久美子は本郷令子(加藤夏希)の中に、恋心が芽生えていることを見抜く。認めざるを得ない令子.....。
一方、現実の世界ではニセ明彦が生徒会長に当選するが、母・悦子(星野知子)は「ニセ明彦」次第に疑いを抱くようになる。
その頃、バーチャル世界では明彦が久美子を連れて逃亡をはかるが、令子は........。

第8回「夢からの帰還」
「一緒にここを出て出て行こう。君は人間になれるんだ」との明彦(内山眞人)の説得に、本郷令子(加藤夏希)は寝返り、
明彦らの脱出を手伝う。その最中に瀕死のミスターXにレーザー銃で撃たれた令子は明彦たちと時空をワープしている最中に息絶え、明彦の気づかぬ間に、金属キューブに変わってしまう。
明彦の帰還を家族は喜ぶが、突然消えた令子の事を思う明彦の心は晴れぬままだった。
そこに、令子のそっくりの転校生、中田弘子(加藤夏希・二役)が現れる................。

第9回「令子復活」
転校生で本郷令子にそっくりの中田弘子(加藤夏希)は、運動や勉強でスーパーウーマンぶりを発揮する。
明彦(内山眞人)は、弘子がアンドロイドではないかと疑う。
その頃、金属キューブになってしまっていた本郷令子は、明彦に会いたい一心で再生し、ついには明彦と再会する。
ネットの策略を調べるため、中田弘子を眠らせた令子は弘子になりすまし明彦と共に弘子の家に入り込む。

第10回「アンドロイド対決!」
弘子の家で暮らし始めた令子(加藤夏希)は、ミスターY(ひさうちみちお)の目を盗み、ネットの策略を調べ始める。
しかし、ミスターYは、すり替わっている弘子が「本郷令子」であることに既に気付いていた。
久美子(谷口紗弥香)は、小林(長田融季)たちと弘子の家を訪ね、弘子の母がアンドロイドであることを知り、怖くなり逃げ出す。
一方、明彦(内山眞人)と令子は、ミスターYが金属キューブから新たに弘子の母のアンドロイドを簡単に作り上げるのを見て、ショックを受ける。

第11回「人間の心」
久美子(谷口紗弥香)は、教室で「中田さんは、本郷令子というアンドロイドよ」と叫ぶ。
そこに電子銃を持ったトシコ先生(山下容莉枝)が現れ、令子を狙う。
逃げ出した令子(加藤夏希)は、明彦(内山眞人)と明彦の家へ向かう。
和明(ダンカン)と悦子(星野知子)と和彦(斉藤亮太)は令子がアンドロイドであることを聞かされ驚くものの、令子を優しく受け入れる。
しかし、翌朝、警官が家に乱入。明彦と令子の逃走が始まる。
そして悦子はミスターYに捕まえられてしまう…。

第12回「最後の戦い」
明彦(内山眞人)のもとにミスターY(ひさうちみちお)から本郷令子(加藤夏希)を渡せば、母・悦子(星野知子)を返すという手紙が届く。
令子は自ら単身「ネット」に乗り込んでゆく.......。
明彦たちも後を追った。
ミスターYは人間に近い存在となった令子を、ネットの中に完全吸収する事であらゆる意味で人間の世界を超えたネット社会を完成させようという組織「ネット」の陰謀を語る。
令子は、明彦が止めるのも聞かず自らネットの中に飛び込み......。

キャスト

渡辺明彦(内山眞人)
伊原久美子(谷口紗耶香)
ミスターX(デビット伊東)
本郷令子(加藤夏希)
ミスターY(ひさうちみちお)
渡辺和彦(斉藤亮太)
渡辺和明(ダンカン)
久米伸吉(奥村公延)
渡辺悦子(星野智子)
荒木先生(佐藤正宏)
小林 肇(長田融季)
鈴木太一(犬塚 篤)

脚本・主題歌など

【脚本】
山永明子
藤長野火子
【原作】
眉村 卓
【音楽】
BANANA

  • x
  • facebook

シェアするhelp