女性のADHD(メモ)

メモとして書きます。

あと最近

性格類型論では発達障害の特徴も性格の一部として考えていいのでしょうか。わからない。

というのがあったので、私も分からないものの、無理やりエニアグラムとの関連を考える文章ともなってます。


『女性のADHDが増えている、もう「男の子の障害」ではない、男性と違う特徴で診断遅れがちに』

子どもの場合、ADHDを持つ男の子と女の子の比率は約3対1であるのに対し、成人になるとそれが約1対1になるという。
(略)ADHDに男女の差はなく、女性の方が診断が遅いだけ

ADHDには、多動性・衝動性優勢型、不注意優勢型、混合型の3つのタイプがある。
女の子や女性に多い不注意優勢型は、整理整頓が苦手、忘れっぽい、仕事を始めたり続けたりするのが苦手といった特徴を持つ。

それまで自分の人生に起こっていたことのすべてが腑に落ちたという。子どもの頃いつもそわそわしていたこと、(課題を提出する間際になって)宿題を終わらせるためにカフェインを取りながら徹夜したこと、友達からのメールに返信するのに数週間かかっていたことなど。

「夢想家だとか、いつもぼんやりしているなどと言われがちです」と話すのは、米デューク大学女性・女子ADHDセンターの共同センター長を務めるジュリア・シェクター氏だ

ここでエニアグラムに無理やり結び付けます。
『夢想家』というのはエニアグラム・タイプ4の別名でもあります。
また「いつもぼんやりしている」は、ホーナイの三つ組みの遊離型であるタイプ4・タイプ5・タイプ9が当てはまります。

それとマインド・ワンダリングとも関係があるかも知れないと、そんなことも思いました。


多動性・衝動性優勢型や混合型であっても、女性の場合、おしゃべり、髪の毛をいじる、貧乏ゆすり、他人の感情にとても敏感など、男の子とは異なった症状を示すことが多い。

ADHDを持つ女の子の多くは、学校で優秀な成績を収めているものの、その裏では何週間も集中できずに課題を提出する間際になって徹夜していたなどという苦労話が隠れていることがある。

「先生や親に怒られたくないからといって、女の子は必死になって問題を隠そうとします」とナデュー氏は言う。女性として社会で生きる人々は、周囲の期待に応えるために自分の症状を埋め合わせる方法を探そうとする傾向にあると、専門家は説明する。ADHDの女性が「うまくやろうと思ったら、ほかの人の倍以上努力をしなければならないのです」

(女性の場合)多動は、落ち着きのなさに紛れ込み、注意欠如は、家事を終わらせられなかったり、締め切りを守れなかったりといった問題に見え、そして衝動性は予算管理能力の問題として現れることがある。

にもかかわらず、多くのADHDを持つ女性は、外面的には何でもできる完璧主義者に見られがちだ。

『完璧主義者』はエニアグラム・タイプ1の別名です。
となると、性格に関係無く、“症状”としてのADHDというものがあり、
例えばタイプ1なら、完璧であるべく一生懸命それを隠す努力をしているのかも知れません。
また安心安全でいたいタイプ6であれば、「先生や親に怒られたくないからといって、女の子は必死になって問題を隠そうとします」となっている可能性があります。

それで先ほど出てきたホーナイの三つ組みの遊離型3タイプなら、性格と親和性があるので、あまり隠さずその症状を見せている可能性が出てきます。


以下は、女性においてADHDが悪影響を及ぼすことが書かれています。

不安症や抑うつ、薬物依存、摂食障害などに苦しむADHDの女性は多い。また、DVを経験するリスクは5倍、自殺未遂のリスクは7倍、計画外の妊娠や若年での妊娠率も高い。

デンマークでの研究によると、ADHDの女性は、ADHDの男性に比べて早死にするリスクが2倍以上であるという。

「DVを経験するリスクは5倍」で思ったのですが、
多動性・衝動性優勢型や(女性に多いと言われる)不注意優勢型の中には、無意識に自分を危険に近づけている。ないしは、危険や危機への対処が下手である可能性があります。

それは、「私は運が悪い」という人の特徴を書いた以下の話に通じるとも思います。

『『私は運が悪い!』という人を観察すると、色々な意思決定において違和感のある選択をして、ろくでもないことを引き寄せてるように見える。』

●運が悪すぎると本人はいう
●ただ、状況が似たような時に悪い事が起きる
●しかし、他は同じ状況で『悪運』が起きてない

ってのは運ではなく、再現性がある事

おかしいと長期的に見てると、人の忠告を聞いてない、注意書きを見てないが多い。

そりゃあ、ヤバい案件がその人だけ高確率で起きる

私は運が悪い!という人の話を聞くと,実は再現性が高い習慣を持ってたりする

『知らないオジサンに絡まれたり,いきなり怒られる』という方と一緒の職場になって気がついたが、
友人と会うと
 ●扉
 ●エレベーター
 ●エスカレーター
など乗り口•下り口でも立ち止まって長話するのに気がついた

『知らないオジサンに絡まれたり、いきなり怒られる』だけ聞くと運が悪いのかー,と思う

しかし実際に行動を共にすると、公共の場で知らない人たちがいる空間で、人の動きの要所でも平気で立ち止まるので
『そらそうよ』となる

指摘しても一向に改めないので、『私は運が悪い』と思うままなのだろう

人生において,運という不確定要素は大きな要素
ただ、
●運が悪いと言う人の申告してくる話が何度も同じような事
●またはトラブルが起きる時の状況がいつも似ている

運とはランダム性が高いはずなのに、再現性のたかいケースは悪しき習慣が原因とおもってる
企業の品質管理の対策が詳しいと思う


昔「ウィンカー出さない人」という表現が友達との間で流行ったときがあって、ウィンカーを出さない人は「車線変更したくてハンドル切ってるのに入れてくれない」「曲がってるのに車がつっこんでくる」みたいにまわりが悪いように見えてるんだろうなという話をしたことあるけど、それだな。

「DVを経験するリスクは5倍」というのを読むと、ADHDであることが何か不幸を引き寄せてしまっている。そういう行動や選択を無意識にしている可能性があります。

ちなみに元の記事では

「在宅勤務だと集中できないとか、携帯電話に気を取られてしまうとか、テレビがついていたら宿題ができないからといって、ADHDがあるわけではありません」

とのこと。

ADHDの女性が適切な支援を受ければ、人生が変わることもある。イドウさんも、ADHDの薬を飲み始めてから家計管理や仕事がうまくいき、人間関係も良くなったと報告している。

こういった薬での対処法があるようです。参考にしてください。


ただし薬によって得るものがある一方で失うものがあるかもしれません。


今回は、メモがてら女性のADHDについて取り上げてみました。

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エニアグラムに関することを中心に書いています。ときに話が脱線しますがご容赦ください。えん☆ と申します。読みは「えん」でも「えんほし」でもかまいません。1回目の文章『エニアグラムってなんだ?』は、https://note.mu/en_hoshi/n/n8b2e47c9afae
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