29日午後11時40分ごろ、川口市幸町で「タクシーの運転手が出血している。銃で撃たれたと言っている」と近くのコンビニエンスストアの店長から、警察に通報がありました。
警察によりますと、70代とみられるタクシーの運転手の男性が腹から血を流して倒れていて、病院に運ばれ手当を受けています。
搬送時には意識があり、会話できる状態だということです。
警察によりますと、乗客の50代から60代の男が車内で「金を出せ」などと脅したうえ、けん銃のようなもので運転手の腹を撃ったということです。
男は短めの黒い髪で、発砲後、走ってその場から逃走し、警察は、強盗殺人未遂事件として、男の行方を捜査しています。
現場は、JR川口駅にほど近い場所で、警察は付近の住民に警戒を呼びかけています。
タクシー運転手が腹を撃たれケガ 容疑者は逃走 埼玉 川口
埼玉県川口市で29日夜遅く、タクシーの運転手が金を要求してきた乗客の男にけん銃のようなもので腹を撃たれてけがをし、病院で手当を受けています。撃った男は、その場から走って逃げ、警察は強盗殺人未遂事件として行方を捜査するとともに、付近の住民に警戒を呼びかけています。