渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

【バイク女子】 免許取得後の初公道でハプニングと涙の連続で返納を考えた日

2024年05月30日 | open

【バイク女子】 免許取得後の
初公道でハプニングと涙の連続
で返納を考えた日


運転はド下手だけど、実直で
真面目さが伝わって来てとて
も好感
がもてる。ひたむきだ。
前に向いて進めば、どんどん
上手くなる事だろう。
生まれての初体験。
頑張ったと思う。
会社の上司に「友だちに一緒
に走ってもらえばいいのに」
と言われて、しょぼんと「友
だちいない」と呟いていたが、
乗り人でいい関係の友人でそ
こそこ乗れる人がいると飛躍
的に上達するけどね。

あと、個人的感想だけど、バ
イクって、たとえばスキーや
スノボでバンバン斜面を行け
るような人でないと結構難し
いものあるのではないかなぁ。
ちゃっちゃと身のこなしをする
というような。
それと、速度と旋回を怖がらな
い資質というか・・・。
怖がる人は自転車で10km/h出
そうが叫んで怖がるけど、そ
ういう系統の人はオートバイの
運転
は危ないからしないほうが
いい
ように思える。

昔、道場で居合ではなく剣術

の稽古の時間に竹刀で切り返し
をしたのね。
すると、居合ではそこそこで
大会でも優勝するような同期
の奴が、子ども時分には剣道
とかやった事無いらしくて、
切り返しの打ち込みの時に
「うわっ」とか言って目をつ
ぶってすくんだ。
「刀を手に取ったら絶対に目
をつぶるな!逃げるな!」と
俺は思わず怒鳴った。かなり
でかい声で。
その後も、そいつは気を取り
直して構えて受けたが、やは
り実際の打ち込みに対して恐
怖心を抱いているようですく
む。
正直言うと、空気斬りのカタ
をやる居合道
には向いていて
も、実際の剣
を手にした斬り
合いには向い
ていない質の人
だと思う。

本当は竹の竹刀ではなく、真剣
での斬り合いなのだから。
でも、真剣刀法である筈の居合
をやっていながら太刀合わせの
実践ではビビッて目を閉じて
すくむ。居合大会常勝者が。
こういうのはもう人的資質の
問題なのだと思う。向き不向き
の。
たとえ現代であっても、士が
刀を腰に差したら、そこから
すでに事は始まっている。
実刀である真剣という事だけ
でなく、取り組みと心構えも
真剣でなければならないし、
刀を使った健康体操をやって
いるのではないのだから、常
に斬るか斬られるかが実際に
あると想定しないと居合を武
術としてやる意味など無い。
武道としてさえも意味が無い。
さらにスポーツとしてみても
意味が無い。対敵疑似戦闘
訓練で怖がっていたならば。
極言すれば、剣戟で死する事
などは「そういう事もあるね」
位に思わな
いと、真剣日本刀
を使った武術
などは研鑽でき
ない。極める事は不可能だ。

真剣使用での稽古中の事故は
あってはならないし、絶対に
自分を自分の刀で斬っ
ては
ならないが。

刀で自分を斬るのは本当は切
腹の時だけだ。


竹刀で打ち合うのが怖い人は
当然剣道や剣術には向いてい
ない。
木刀での組太刀をやった時でも
いたものなぁ。怖がる人。
お決まりのカタチ事の振りでは
なく、通常の剣技としての振り
で斬り込みをしたのを受けた人
で。居合では高段者だ。だが、
目をつむり、怖がる。

そうしたものは、もうどうしよ
もなく、ぬぐえないものなの
とも思う。
でもね。
剣士でありながら、剣での打ち
込みや斬り込みを怖がっていた
としたら、これはもう致命的
なんですよね。剣戟戦闘以前の
問題。剣技の技法以前の問題。
本当の高所恐怖症の人が、ハシ
ゴを3段昇れないのは本当の事
だが、まさにそれ。
私も高所恐怖症だが、ハシゴや
屋根の上、トラックの上などは
平気だ。小学生の時に小田原城
の石垣を結構な高さまで登って
厳重注意された程だし。
ただ、怖がる人は、いろいろな
ジャンルで怖がる。
それは、速度だったり高さだっ
たり打撃だったりする。
思い出したが、大学の時、後輩
とキャッチボールをした。広島
県出身の奴と。
そしたら、途中でやめた。
「どうした?」と尋ねたら、
「球が速すぎて怖い」と。
「こわいぃい~?なんだそれ」

と思わず言った。
そんなに出してない。
高校時代に野球部だった奴と
交代したら、そいつはニコニコ
しながらキャッチボールしてく
れる。
最速で投げてはいない。軟球を
使っていたので、直球を投げた
ら球がホップしまくるが。捕球
の手元で浮き上がるように。
軟球は変化球もテニスの軟式
球のように変化させられるの
で面白い。ズドンと落としたり
スライダーでもギュイギュイ曲
がる。直球は全部伸びて浮く。

「今の球どれ位?」と尋ねたら、
「まあ、120位かな」と言う。
「え~?140台じゃないの?」
と冗談で訊くと「そげん出とら
んばい(笑」と言う。まあ、ち
ょい速キャッチボール程度だ。
でも怖い人は怖いのだろう。
そういう人はバッティングセン
ターでバッターボックスに立つ
事もできないような気もした。
120どころか140とか150って
結構な速度だ
から。

そうした事がオートバイにも
いえる。
怖がる人は、多分だが未来永劫
怖がる。
身体が委縮すると適正運転が
不可能なので、そうした人は
オートバイの運転には向いて
いないし、死ぬ前に乗るのは
やめておいたほうがいい。

 


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