第97話 ロベリアの孤児院
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今回は孤児院に向かいます!
カルメ焼きを食べた零夜達は、次に向かう場所をどうするか考えていた。
「カルメ焼き、美味しかったな。次は何処に行く?」
「そうね……ガラス細工のお店でも見に行く?」
「うん!良い花瓶を見つけるのもありかも!」
ミミ達がワイワイ話し合いながら歩く中、突然零夜が足を止める。
「どうしたの?」
「後ろから誰かが近付いてくるが……あれって……」
零夜が後ろを振り向くと、なんとカルメ焼きの店の前で出会った三人の子供が駆け付けて来たのだ。
「あっ、カルメ焼きのお兄ちゃん!もしかして……選ばれし戦士達の一人だよね?」
「そうだが……それがどうかしたのか?」
「実はお願いがあるの!私達の孤児院に来て欲しいの!」
「孤児院って……もしかしてお前等、そこに住んでいるのか!?」
零夜の質問に少女はコクリと頷く。
「もしかして、この子達がそうなの?」
「ええ。彼女達は孤児院に住んでいますが、その様子だと何かあったのかも知れませんね」
ヒカリの質問に零夜はそう推測し、彼女達は真剣な表情をする。
「ともかく案内してくれないか?お前等の孤児院で何かあったのか聞きたい」
「うん!あっ、私カトリーヌ!」
「俺はジャン」
「僕はノア。って、自己紹介はそのぐらいにして急ごう!」
ノアは零夜達と共に自身達が住む孤児院へと急いで駆け出した。
※
それから数分後、ノア達の案内で孤児院に辿り着いた。そこは普通の教会で、隣には施設となる家もあるのだ。
「見た限りだと普通の孤児院だな。何人ぐらいいるんだ?」
「十四人ぐらいはいるよ。一番小さいのは〇歳で、最高齢ぐらいは十一歳ぐらい。僕がそうだけどね」
零夜の質問にノアが答える中、他の子供達が施設から次々と姿を現す。
「あっ!ノア兄ちゃん!」
「カトリーヌ姉ちゃんも!」
「やあ、皆。良い子にしていたかい?」
子供達がノア達に近付く中、零夜達に視線を移す。
「このお兄ちゃん達は?」
「ああ。選ばれし戦士達さ。実は彼等にシスターを会わせなきゃいけないからね」
「そうなんだ……マリー女王様もいるなんて不思議だね」
子供達はミミ達に近付き始め、彼女達は彼等の遊び相手をし始める。
「よしよし。良い子ね」
「ほーら、たかいたかーい!」
ヒカリは幼稚園児ぐらいの男の子の頭を撫で、倫子は赤ん坊の男の子を高い高いしていた。
「彼奴等、子供達の面倒見が良いからな……」
「だな」
零夜達が苦笑いする中、シスターも姿を現した。それは婆さんぐらいの年齢で、眼鏡を掛けているのだ。
「あなた達が選ばれし戦士達ね。ホムラの危機を救った者達と聞いているわ」
「大した事無いですが……」
「私の名はシスターコルディ。今からあなた達にはこの孤児院の事について話す必要があるわ。ついてらっしゃい」
コルディは零夜達に説明をした後、そのまま彼等を連れてそのまま施設の中へと向かい出した。
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