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望月紅
【pkmn】ノー残業デーの逢引 - 望月紅の小説 - pixiv
【pkmn】ノー残業デーの逢引 - 望月紅の小説 - pixiv
7,721文字
【pkmn】ノー残業デーの逢引
友人に捧げたアオチリです。
初書きの拙作ゆえ、だいぶ色々おかしいところはあると思います。
(…某体験版でラティの2人乗りしてたんだからいける、きっと)
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2023年2月23日 18:23

――どういうことや、これは。チリの身体は、文字通り大空を飛んでいた。それも、ポケモンに乗って。しかしパルデアでライドポケモンといえばモトトカゲだ。今のところ例外は一人しか知らない。乗っているのは普通に見かけるウォーグルよりも一回りは大きいだろうか。 それはそうだ。何せ、大の大人が二人で跨がってもびくともせず安定して飛んでいるのだから。
偶々トップに溜まった有給を消化をしろと口酸っぱく言われてましたので、休みを取った日にロースト砂漠へ行ってみたところ大きいワシボンの個体が居たので捕まえてみただけです。恐らく、あの縄張りの中の親玉だったと言ったところでしょうか。
淡々と話すのはこのポケモンの主として大翼を広げるウォーグルを駆る、四天王として同僚のアオキである。けどこの男、普段ならともかくノー残業デーなら
上司(オモダカ)の梃子でも動かんやないか。それがなんで、こんなことになっているのか。

「つまり、ワシボンから育てたっちゅうことか!?」

「ええ。そのまま貴女を乗せて飛ぶわけにはいきませんから」

前提がおかしい。それは、チリを乗せて飛ぶためにアオキが大きなワシボンを捕まえた、ということにならないだろうか。ならばそれはもう()()ではなく()()だ。偶然か故意か。言葉の意味も全然違う。それに、さらりと貴女を乗せてなんて言う男だったか。耳と目と、いっそもう纏めて五感全てを疑ってしまえ、くらいの事を言いたかった。
というか、別に空を飛びたいなんて言ったことあらへんやろ。チリは流石に、アオキの予測不可能な行動に一言は突っ込みを入れておきたかった。真面目で堅物で、規律規範の外には出ないような、そんな人だと思っていたというのに。

「……目が、良くなるんだそうです。眼精疲労なんかにも効くそうですよ」

遠くを見ると。そんなアオキの言葉に、遠くを見るというより遠くから見る、の方が今の状況としては正しいけどな、という指摘は必要だっただろうか。眼下に見える明るい灯台は、マリナードだろうかコサジのそれだろうか。ポケモンリーグから近ければ、コサジタウンなのだろう。
そういえば、最近目を使いすぎかも、ということをブツクサ言った気がしなくもなかった。これこそ本当に偶々、休憩室に置かれたリーグ本部の社員用自動販売機で買ったインスタントの別段美味しくも不味くもないコーヒーを口にしていたところに突出して仕事が出来るわけではない営業部の社員として出勤するアオキがやってきての雑談の中の一言ではなかったか。
そんなことを、覚えていたとは思わなかった。律儀な人だと解釈すればそこまでだが、それがこの夜のパルデア飛行になるなんて思うわけがない。――しかも、そのためにウォーグルまで進化するくらいに育てた? チリ自身は地面タイプの使い手で普段縁がないとはいえ、ワシボンの育てにくさは想像に固くない。それを、涼しい顔でやってのけてしまう。しかし。

「それ多分、空から街を眺めるっちゅうことやない。遠くの星を見るとか、そういうことやと思うで?」

「そうでしたか。でも、星もよく見えますよ」

「……せやな」

手を伸ばせば、掴めそうな程。雲一つない南一番エリアの星空は、確かに綺麗だ。此処にポピーがいたなら無邪気に一番明るい星を指差して、おじちゃん! おほしさまがきらきらでとーってもきれいですの! と、目を輝かせるに違いない。生憎と、そこまでの純真をチリはもう持ち得ていなかったけれど。
でも、そんな振りをしてみるのもいい。折角の滅多にない夜間飛行だ。ピアスと伸ばした花緑青の髪が温かな海風に吹かれて靡いて、後ろのアオキの顔に当たっているかもしれない。確かに触れられそうやね、と身を乗り出して一際輝く星に手を伸ばしてみれば、危ないですからそういうことはしないで下さいとアオキはチリの柳腰を抱き寄せて言った。
それが、思ったよりも――驚く程に――紳士的だったというのは、アオキに対する失礼に値するだろうか。逆に、そのアオキの凡ミスを挽回しようと雰囲気を読んでみた似非ロマンティックな一言は全く意味を成さなかったけれど。

「さて。何処まで行きますか? 貴女の行きたいところがあれば、ですが」

「なんや、言い回しがデートみたいやなあ。口説いてるんか?」

「なっ?!」

何を言っているんです! 後ろから聞こえてくる慌てた声が珍しくて、チリは思わず声を出して笑った。――だって、こんなん、デートみたいなもんやろ。ポケモンに乗って空を飛んでいて、降るような星空が綺麗で、上から見る眠らない学園都市は新鮮で、まだ身体はアオキに丁寧に抱き留められたまま。
この人を連れ出してみたかった。それは、本当だ。アオキは星に向かって身を乗り出したチリの身体を支えながらそう思う。別に、目の疲れを直すには遠くを見ると良いというその意味が違うと分かっていなかったわけではない。けれど、チリならなんでそうなるんや! と呆れながらもそのまま付き合ってくれそうな気がしたから。この、軽やかに自由な人ならば。

「……どこでもええで。チリちゃんは飛行ポケモン使いアオキさんお勧めコースを満喫したるわ」

「あの。それだと本当にデートに、あ、いや」

「ははっ! なんや、そっちの口から聞くとえらい現実味が出るもんやな」

本当に、えらい現実味が出てしまう。アオキの言葉には冗談や飾るような洒落っ気がないから。だからこそ口にする言葉は全て、徹頭徹尾真実のようで。そしてそれを、嫌だとは思わなくて。そもそも、リーグを出るときから無駄にネクタイを整えていた。まるで本気のバトルを前にして、何かを決意するかのように。
チリさん、これから少しお時間はありますか。そんなに手間は取らせませんので。そんな言葉を改まって入り口で掛けられたとき、珍しくお説教でもかましてくるつもりやないやろなと身構えたものの、そもそも仕事上がりのこんなこと自体が大珍事だ。仕事付き合いはあれど、その先のプライベートなんて殆ど知らない同僚から誘われるとは。そんなのはきっと、じわれが当たる確率よりも全然低い。
もしかするとハッサクやオモダカへの愚痴なんかを言いたいのかもしれない。別に予定もないしカフェでも宝食堂でも付き合ったろかとアオキの誘いを快諾した結果がこれだ。因みに、乗り物酔いはしませんね? と言われた時点でどういうことや? とは思ったけれど。

「面白味は、自分のなかにはないものですから」

「分かってるわ! 何年一緒に未来のチャンピオン候補をバッサバサ返り討ちにしてると思ってんねん」

「……まるで、人の夢を片っ端から星屑にしているような言い方ですね」

「言い方もなにも、相手から見ればそういうことやろ……。嫌な役目やなあ」

でもそれを、突破してくる人間がいるから面白い。全力で挑んでくるから負けられない。だから、四天王も面接官も辞められない。そして、突破されることを悔しいと同時に少しだけ嬉しいと思ってしまうから。それが最近だとネモだったり、アオイだったりする。自分達は若い才能に試練を与えるのも仕事だが、認めるのもまた仕事なのだから。
とはいえ、ジムチャレンジはともかく四天王としてのアオキが呼ばれることは滅多にない。二次試験にはチリとポピーが壁となって立ちはだかっているからこそ、ジムリーダーとの両立が可能であると言っても過言ではない。あんな短期間に三度も敗北を喫したのは例のチャンピオンになった彼女相手だけですよ、と言っていた。ネモの親友はとんでもないことをしてくれたものだ。

「でも、それを軽々と突破してくる人がいる。こうして大空を、自由に飛ぶように」

「それなんや。ほんまに! そういうの、羨ましいとか思わへん?」

「自分の仕事はジムリーダーで四天王で、ただのしがないリーグの職員です。なので、与えられた職務を全うするだけです。……それでも、その仕事を勤め上げるなかで貴女みたいな人との出会いも、ありますからね」

最後の言葉は、少し前から隣を飛ぶドンカラスの鳴き声でよく聞こえなかった。ただでさえ声量に関していえばよくハッサクから長い説教をされているくらいだ。終わりの方が聞こえんかったでー! と大きな声で言えば、聞こえなくていいんですとアオキは言った。
ウォーグルは勇ましい鬨のような声を出すと高度を上げて、暗闇の星の海を裂いている。このまま、パルデアの果ての方まで行くつもりなんだろうか、となんともよくわからないようなことをチリが思ってしまうほどには悠々と。
今のところただ適当に空を飛んでいるだけなのですが、楽しいですか。途中でそんな、なんとも原点に立ち返ったようなアオキからの質問を受けて、今更過ぎて笑えてしまった。楽しさを求められていたのか、これは。本当にただ飛んでいるだけだ。なのに、不思議と退屈はしなかった。

「こんな経験だって、滅多に出来ることとちゃうよ。それも、アオキさんみたいな人となんていったらそらもう激レアやろ。誰が信じるんやってくらい。明日は一日雷雨になりそうやな。それか、とんでもない挑戦者でも来るかもしれへん! ごっつめんどいのが面談に来たら完全にアオキさんのせいやでー……」

アオキには、前に座るチリの表情は見えない。けれどきっと、空を眺めて穏やかな顔くらいはしてくれているだろう。アオキとはまた違った意味で、嘘のつけない人だから。――まさか、自分が、こんなにも歳の違う(ひと)に思慕募らせるとは思いもしなかった。職場の同僚に対してなんて、なんて面倒な気持ちを抱いてしまったのかと最初は抗い続けていたけれど。
どこにでもいるようなありきたりな社会人として平凡に勤めを果たして、働いた分だけそれなりの
対価(サラリー)を得られれば、それでいい。刺激のある日々なんて、穏やかな家庭生活なんて、そんなものは求めるつもりもない。そう思っていた自分が、まさか、と。

「……すみませんでした」

「真面目に謝るんかい!」

「一応、先に謝罪をと。そういうのは、もう慣れていますから」

「慣れんでええことやないか!」

貴女も会社員として働けば分かります。アオキの言葉に、それならオフィスレディなんてのは絶対に嫌やな……とチリは心から思った。どうやら、だいぶ上空を駆け巡って、気付けばハッコウシティを真下に見ている。百万ボルトの夜景と言われ、パルデアでも絶景の一つに数えられている場所だ。それこそ、ビル街で働く女性も多くいるに違いない。
しっかりと腰をホールドするアオキの片腕をシートベルト代わりにして、チリは目映い光を眺めている。あの街を歩くどのくらいの人が、上空を人間が飛んでいると思うだろう。そう思うと、少し可笑しくなってくる。

「こういうのも、たまにはええなあ。飛行タイプのポケモンて育てたことあらへんけど、アオキさんは休日ならこういうのやりたい放題やろ? ムクホークかて一人で乗るには十分やで」

「いえ、初めてですよ。自分で乗るのも……人を、乗せるのも。飛行タイプはトップの命で育てているだけですし、移動目的ならそらをとぶタクシーで事足りますし、この地方でライドポケモンといったら普通モトトカゲしかいませんから。他の地方では、乗ることもあるそうですが」

――ただ少し、羨ましかったんです。こんな話は貴女が聞いたらきっと、全く以て自分らしくないと思うでしょうけど。アオキがどうやら自分のことを話すつもりがあるらしい。そんなこともまた、滅多にない。同じ四天王のポピーやハッサクと違い、感情が豊かというわけでもなければ自分を表に出すわけでもないひとだから。ハッサクは、少し表に出しすぎな気もするが。
笑わんから聞かせてくれへん? どうせ、此処にはうちとアオキさんしかおらへんのやから。内緒にしてくれって言うなら誰にも言わへんよ。チリちゃんのこの胸の中だけの秘密にしたる。チリが柔らかい口調で言うと、そうですか……と、少し思案した後、アオキは口を開いた。

「最近トップに随分と気に入られているあのアカデミーの少女……彼女が乗っている見たことないポケモンは、モトトカゲと違って空を飛べるようでして。それで、偶々チャンプルタウンの近くを歩いていたら別のアカデミー生と二人乗りで仲良く崖から滑空しているところを見掛けたんです」

「へえ、アオイがか。まあ可愛い系やし、アカデミーにボーイフレンドの一人や二人おってもおかしくはあらへんけど」

「どうやら、そのようですね」

「……それネモの間違いでしたー、なんて、言わんやろな」

彼女なら分かります。戦ったことがありますから。淡々とアオキは言う。つまり、平たく言えば最年少のパルデアチャンピオンが同じ学生の彼氏――か、どうかはさておいて男ではあったらしい――と大型ライドポケモンのニケツでイチャつきながら空を飛んでいるのを見て羨ましくなった、ということだ。この、色恋沙汰には微塵も関心のなさそうなアオキが、である。
それで、誘った相手がチリであった。眼精疲労に効くからと、そんな理由をつけて乗ったこともないポケモンでの飛行を企てたというわけだ。わざわざ、自分の手持ちの他に図体のでかいこのウォーグルを育ててまで。しかしそれだったらオモダカでもポピーでも、どちらかといえばポピーを乗せた方がチリよりも喜んだだろう。尤も、年齢差的な意味で犯罪の匂いがするような気もしなくはないけれど。

「で、その相手にテキトーなとこでそれとなーく理由もつけられるうちを選んだわけや。まあ、トップにこんなことは頼めへんやろし、別にリーグの女性社員とそこまで仲良い感じもせえへんしなー」

「……貴女を選ぶことは決めていましたよ。最初から」

「それ、どういう……?」

ずっと、平熱並みの心しか持ち合わせていなかった。それが、同じ四天王としてリーダーであるハッサクから飲み会やらなにやらに誘われるうちに、ただ円滑に職務を全うするためだけに参加してきたそれが、少しずつ楽しみになってきたことを認めざるを得なくなって。
おじちゃん、さいきんなんだかチリちゃんといるとたのしそうですの、とポピーにまで言われるようになってしまった。宴会部長のハッサクが酔っ払うと更に意味不明な分、最後の方はポピーを除けば若い方になるチリが纏め上げていることが少なくないから、という理由もなきにしもあらずではあったのだが。それをなんとなくそれとなく手伝うのが、基本的に冷静に潰れる程飲むということをしないアオキの役回りであった。

「ですから、遠くを見るのは目に良いと」

「ああ、託つけたんやなくてそれもちゃんとした理由なんや……。でも、アオイの話と合わせると、結局のところうちと空でイチャイチャしたいってトンデモな意味にしかならへんよ?」

「イチャイチャ……かどうかは分かりませんが、自分が誰かのために何か行動したいと思ったのは貴女が初めてです。こんな大人をどうしようもないと、思いますか」

「……堪忍な。あんまり、ちゃんと喜んだ顔とかせえへんかったやろ。でもな、ホンマは喜んでるんや、きっと。これは地に足がついてないドキドキ感だけや、あらへんのかもなあ」

――貴女は女性が告白する習慣のあるカントー辺りならバレンタインにチョコレートが山程貰える筈、だそうですよ。少し前にチリに対してオモダカが会議の後そんな冗談を言っていたが、それを聞いていたアオキは何も言わなければ表情も一つとして変えなかった筈だ。その時、本当は心の中で何を思っていたというのか。
思えばずっと、抱きしめられているようなものだ。耳に届く心地よい声に、平熱を少しだけ飛び越えそうになっていた。チリが自分はモテないといってしまえば、確かに真っ赤な嘘になってしまう。これでも、色恋には寧ろ散々に巻き込まれてきた方だ。けれど、自分主体となればそれはどうか。経験が、あまりになさすぎた。まさか、年上の同僚に生真面目に口説かれることになるとも思わなかったけれど。
本人がそこまで思っているかは分からずとも、端から見ればそうとしか映らない。そしてそれが、嫌ではない自分がいる。それを、面白そうだとすら感じてしまう。真面目なのに、どうしてか退屈させない。堅物なのに、突然ド直球を投げてくる。堅物過ぎてストレートしか投げられないの間違いかもしれないとしても、意図しないその緩急にくらりとするのだとしたら。
一見ハートのエースにしては、控えの控えのような人かもしれないけれど。お世辞にも楽しい人ではないのに、楽しめそうだと思ってしまう。意識したことはなかった筈だけれど、自分で自覚する前に文字通り空高く連れ去られたというなら、非凡サラリーマン恐るべしである。

「別に、特別な何かを期待しているわけでも対価を求めているわけでもありませんから。……単なる、自分の自己満足のためにやっている無報酬労働です」

「そういう言い方、せんでもええやろ……! それは、逃げっていうんや! ピッピにんぎょうと違ってアオキさんに可愛さはないで!」

「……それならば。喩え自分がこうしても、貴女はセクハラだとか言いませんね?」

聊か苛立ちながら振り返ったチリに、アオキは口付ける。衝動的にとはいえこんなことが出来るような人間だったのか。それは、そうされた側のチリではなくアオキ本人が強く思ったことだった。酷く、変化したものだ。しかもそれを、悪いとは思わないところがまた、とんでもない変化だろう。
常日頃からありきたりな、自分を主張するカラーも突出したものもない、他の万人と同じように社会の中にただ溶けて生きるような、まさに平々凡々なノーマルタイプ。アオキは自分自身を長くそう位置付けてきた。ノーマルタイプとはいえメブキジカだって春になれば頭に花を咲かせるだろうとか、そんなことは今はどうだっていい。

「今のは流石に! 立派なセクシュアルハラスメン……ト、には……せえへんよ」

「……助かりました。時間外のコンプラ研修は御免です」

「はは……っ! そうなったらうちも隣で受けたろか?」

「意味が分かりません」

自分からあんなことしといて鈍いなあ。アオキさんと一緒にいたるわってことや! つまり、こっから先はホンマのデートっちゅうこと! せやからウォーグル、うちらのためにもう少し気張りやー!
明るいチリの声が夜空に通る。――お腹が空いたら食事にしましょうか。自分のお勧めを紹介しますので。アオキは正反対の声量で穏やかに言って腕先に少し力を込めると、ウォーグルに追加の指示を出した。

いつもと変わらない仕事帰りの星の下に、平熱プラス二度の花が芽吹く。



【pkmn】ノー残業デーの逢引
友人に捧げたアオチリです。
初書きの拙作ゆえ、だいぶ色々おかしいところはあると思います。
(…某体験版でラティの2人乗りしてたんだからいける、きっと)
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2023年2月23日 18:23
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