まあ、でしょうね、っていう。残当ですねっていう。motorsport.comが伝えるところによれば、スペインの大手石油会社であるレプソルは、今季限りでホンダとの間にあるスポンサーシップを打ち切ること決めたとのこと。ここ数年、不振にあえぎ続けるホンダにあって、絶対的エースであったマルケスが離脱を決めたあとも、かろうじてスポンサーシップを継続してきたレプソルだったが、今年で契約の節目を迎えるにあたり、マイケル・ドゥーハンの時代から実に30年におよぶホンダとの提携を解消する決断を下したようだ。
出てる記事のニュアンスだと、レプソル自体はサスティナブルに配慮した燃料企業としての先進的なイメージをアピールするのに引き続きMotoGPにとどまりたいという意向を持っているように取れるため、もしかしたら来季以降も、どこか別のチーム、別のメーカーのスポンサーとしてMotoGPに残る可能性がありそうだ。(それはレッドブルのようにマルケスの後を追うとなった場合は…ファクトリードカはシェルが入っていて無理なので、だとすればグレシーニで合流する?)
しかしこれ、ホンダはレプソルを失うとなると、来季以降の燃料供給はどこから受けるつもりなのか。MotoGPでは今季から使用燃料の40%を非化石由来の合成燃料にすることが義務化され、それは新レギュレーションが施行される2027年からは100%になる。この特殊な燃料を作るには、石油化学メーカーとの提携が必須であり、ヤマハはエネオス、ドカはシェル、KTMはエクソンモービル、アプリリアはカストロールとタイアップを結んでいる。
また、レプソルとホンダの話でいえば、MotoGPだけではなく、トライアルの分野でもがっつりタッグを組んでやってきたのでそちらの扱いがどうなるのかも気になるところ。
いまのところ初報であり、今後に関しては詳しいことはわからないが、レプソルの離脱はホンダ陣営にとって大打撃となるのは間違いない。来季のライダー契約にも大いに影響が出てくるだろう。
instagram.com/box_repsol/
Who can reply?
Accounts @motto_motogp mentioned can reply