誰だって一度は思ったことがあるだろう。普通って何。常識って何。ちゃんとするって何。みんなって何。幸せって何。生きる意味って何。家庭環境が影響を与えるとか、三十五歳を過ぎたら転職は難しいとか、貯蓄がないと生きていけないとか、色々な人が色々なことを言う。私は断言する。関係ない。幸せになるのに、幼少期の家庭環境も語学のスキルも見た目も貯蓄も関係ない。幸せになりたければ、今、幸せになればいい。自分に「あんた最高だよ」と言ってやればいい。今が最高だと言ってやればいい。

芸能人の知り合いが多いおじさんに会った。彼は「あいつも後輩、こいつも後輩」と言った。自分を大きく見せたがる姿は、無様で惨めで哀れだった。だが、彼はきっと幸せな人間だ。周囲からうざがられても、彼は自慢話を続ける。死ぬまで後輩の自慢をして、幸せなまま死ぬ。それも一つの人生だ。噂が好きな女と同じだ。ここにいない人間の話を延々としたり聞いたりするのは趣味じゃない。だから、私は彼らを避ける。だが、彼らの存在を否定しようとは思わない。ただ「勝手に生きて、勝手に死ね」と思う。俺も、勝手に生きて、勝手に死ぬ。俺たち全員、最後には死ぬ点において運命共同体だ。

成功の定義は金持ちになることでも有名になることでもモノをたくさん持つことでもない。常識を揺さぶり壊しシェイクして、最終的に「生きてやるぜ」ってなったら成功。これが成功。それ以外はゴミ。嫌いな人間を研究しても、好きな人間にはなれない。嫌いを語るな。好きを語れ。観念的になるな。真実を含む笑える体験を語れ。自分は自分。他人は他人。自分の幸せに他人は関係ない。徹頭徹尾、自己責任。自分の幸せの責任は、自分にある。真の充足感は、他人の承認を必要としない。人のことをああだこうだと言う前に、自分の喜びと驚きを語れ。

クヨクヨしたら顔パック。肌を愛して自分を愛する。自分お疲れ。文句も言わず、よくやっている自分。自分を苛めるのではなく「お肌のことが、大スキン！」とか言いながら抱擁する。あんまり軽々しく終わりだなんて言ってくれるな。ホーキング博士に失礼だ。無職が何だ。障害が何だ。老化が何だ。全部、ガラだ。生き物のガラだ。シミは星座だ。五体満足なだけで感謝だ。クヨクヨしたら顔パック。切り替えろ。五体満足じゃない人は、五体満足な人をこき使え。呼んでくれ。俺がお前の腕になる。最近、出会う人に顔パックを配っている。クヨクヨしたら顔パック。俺がお前に顔パックしてやる。

サングラスもいいぞ。俺がお前に変なサングラスをプレゼントしてやる。最近たくさん買ったのだ。俺はサングラスをプレゼントする。君は俺にお金をプレゼントしてくれ。俺とお前のプレゼント交換。商売ではない。フェアネス。かっこいい奴より、かっこよさから自由な奴の方が強い。変なサングラスを一緒にかけよう。変身願望が実現する。仮面舞踏会を思い出せ。装飾は魔法だ。装飾するからこそ、真の自分を取り戻せる。常識を揺さぶり壊しシェイクして、最終的に「生きてやるぜ」ってなったら成功。これが成功。それ以外はゴミ。嫌いを語るな。好きを語れ。観念的になるな。真実を含む笑える体験を語れ。自分の幸せに他人は関係ない。徹頭徹尾、自己責任。自分の幸せの責任は、自分にある。真の充足感は、他人の承認を必要としない。人のことをああだこうだと言う前に、自分の喜びと驚きを語れ。俺からは、以上だ。