「従業員ともめている」ファミレスを出た後も通行人に“絡みながら”76歳のタクシー運転手に暴行　アメリカ国籍の31歳の女「頭が痛くて何も…」飲酒なし

2024年05月15日(水) 14時39分 更新

暴行容疑で31歳のアメリカ国籍の女を逮捕した札幌西警察署

　14日深夜、札幌市中央区で、76歳のタクシー運転手の男性に対し殴るなど暴行を加えたとして、アメリカ国籍の31歳の女が逮捕されました。

　暴行の疑いで逮捕されたのは、アメリカ国籍で31歳の職業不詳の女です。

　女は14日午後11時15分ごろ、札幌市中央区宮の森１条11丁目のコンビニエンスストアの駐車場で、76歳のタクシー運転手の男性の顔を何度も殴ったり、男性の足を蹴ったりした疑いが持たれています。
　
　警察によりますと、この30分ほど前の午後10時45分ごろ、女は現場付近のファミリーレストランで従業員とトラブルになり、店から「外国人女性と従業員がもめている」と警察に通報されていました。

　女は店を出た後、通りかかった人に絡みながら500メートルほど移動し、コンビニの駐車場に止まっていたタクシーの運転手の男性に暴行したところで、駆け付けた警察官にその場で逮捕されました。

　タクシー運転手の男性に、けがはありませんでした。

　取り調べに対し、アメリカ国籍の31歳の女は「頭が痛くて何も考えられない」と話し、容疑を否認しています。

　女は、旅行で札幌を訪れていて、事件当時、酒は飲んでいませんでした。

　警察は、女が暴行にいたった経緯を詳しく調べています。