金沢で3300万円の詐欺被害 警察 ロマンス詐欺とみて捜査

金沢市の50代の男性がマッチングアプリで知り合った女性を名乗る人物から、うその投資話を持ちかけられ現金約3300万円をだまし取られました。
警察はSNSを利用したロマンス詐欺とみて捜査を進め、同様の手口に注意するよう呼びかけています。

警察によりますと、ことし3月、金沢市に住む50代の男性がマッチングアプリで知り合った女性を名乗る人物とSNSでやり取りを始め、次第に恋心を抱くようなった時に「費用はかからず儲けられる」として投資話を持ちかけられました。
その後、架空のネットショップを開設し、ネット上で確認できていた利益を出金しようとしたところ、カスタマーサービスセンターから「出金には保証料などが必要だ」と求められ、37回にわたり計約3300万円を送金したということです。
男性が知人に相談したところ今回の詐欺被害が発覚しました。
警察によりますと、県内でSNSを利用した投資詐欺はことしに入ってから4月末までに14件、被害の総額は約2億1100万円にのぼるということです。
警察はSNSを利用したロマンス詐欺とみて捜査を進めていて、同様の手口に注意するよう呼びかけています。

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