耳を塞がない・ながら聴きイヤホンのおすすめ人気ランキング161選【2024年】

周囲の音の聞きやすさで選ぶなら、骨伝導式イヤホンをチェックしましょう。耳を塞がず、骨の振動で音を伝える仕組みのイヤホンです。耳を塞がないどころか覆う必要もないので、周囲の環境音を聞き取りやすいのが強み。屋外でのランニングやオフィスで仕事をするときなど幅広い状況で活躍します。

一般的なイヤホンと違って鼓膜を経由しない骨伝導イヤホンの音は、鼓膜を痛める心配がない点も大きなメリット。装着方法・音の伝え方のいずれをとっても耳に負担がかかりにくいため、フィット感のよいものを選べば長時間の着用にもうってつけです。

一方、音漏れしやすいのが骨伝導イヤホンのデメリット。骨を振動させる構造により空気が震えて、電車などで隣に座っている人に音が漏れる可能性があります。音を伝える方法が違うため、音質に違和感を覚えるユーザーがいる点にも注意が必要です。

なお、骨伝導イヤホンの音質や装着感については、以下のコンテンツで詳しく検証しています。骨伝導イヤホンを検討するなら、ぜひ参考にしてください。

電車の中や公共施設など、近くに人がいる環境で使うなら、音漏れしにくいものを選びましょう。音漏れ抑制モードがあるモデルや、独自の音漏れ抑制技術を用いたイヤホンがおすすめです。通常のイヤホンだと耳が痛くなることが理由で、耳を塞がないものを使いたい人に向いています。

耳を塞がないイヤホンは、密閉されないぶん音漏れしやすいものが多めです。音漏れを抑えられる構造なら、装着した人の近くでもわずかに音が聞こえる程度にまで音漏れを軽減。完全に音漏れをなくせるわけではありませんが、すれ違う程度なら気にならない程度にまで抑えられるでしょう。

通勤・通学中に手軽に使いたいなら、つけ心地が軽いインナーイヤー型イヤホンがおすすめです。耳の入口に引っ掛けて装着するので、耳が痛くなりにくいのがメリット。ながら聴きイヤホンのなかでは音楽鑑賞向きで、疲れにくい広がりのあるサウンドを長時間楽しめることも魅力です。

インナーイヤー型は耳の穴を覆うものの完全には塞がないので、周囲の音はしっかり聞こえます。外音の聴きやすさを重視するなら、スピーカー部分に穴が開いているモデルに注目。インナーイヤーの装着感はそのままでありながら、周りの音がよく聞こえます。

一方、インナーイヤー型イヤホンは耳にフィットしないと安定しにくく、外れやすい点には要注意。同じインナーイヤー型でもさまざまな形状のものがあるので、可能であれば試しに装着して決めるのがベターです。ECサイトで購入する場合は、装着感などの口コミを参考にしてみてください。

屋外スポーツやランニングで装着する場合は、外れにくく防水性も高いながら聴きイヤホンがぴったり。周囲の音がしっかり聞こえれば危険を察知しやすく、防水性があると雨や汗による故障のリスクを減らせます。外れにくいイヤホンの装着感は形状によって異なるので、好みに合わせて選びましょう。

落としにくさ重視で選ぶなら、耳掛け型をチョイス。耳のふちにフックを掛けて固定するので、ランニング中などに使っても落ちにくいのがメリットです。スピーカーが大きめで聴きやすいものも多数。ただし、フックがメガネと干渉しやすい点や商品数が少ない点には注意してください。

装着の手軽さを求める人には、イヤーカフ型がぴったり。イヤリングのように耳を挟んで装着するイヤホンで、手軽かつおしゃれに使えます。耳の穴から離れた場所にスピーカーがくるため、耳垢などで汚れにくいのが利点。一方、少し音が遠く感じやすく、音漏れしやすい傾向があります。

イヤホンの紛失が心配な場合は、ネックバンド型も選択肢のひとつ。左右のイヤホンを繋いだケーブルを首に掛けて使うので、イヤホンが耳から落ちてもなくなりません。ケーブルのわずらわしさはありますが、紛失のリスクに備えるならネックバンド型にも注目しましょう。

なお、ランニング・スポーツ向けイヤホンの装着感・外音の聴きやすさ・機能性などは以下のコンテンツで詳しく検証しています。気になる人はぜひチェックしてみてください。

仕事中や家事・育児中に使う場合は、ワイヤレスの片耳イヤホンが便利です。一方の耳ではイヤホンからの音を、もう一方の耳では周囲の音をしっかり聞けるのが強み。周りから話しかけられてもしっかり気づけるので、同僚・家族の声やインターホンなどを聞き逃すリスクを減らせます。

サッと着信に応答できるマイクつきモデルが多いので、ハンズフリー通話用イヤホンを探している人にもうってつけ。移動しながら通話する機会が多い配達業や営業での外回りの人にぴったりです。ラジオなどを聞きながら家事をしたいときも重宝するでしょう。

ただし、片耳でしかイヤホンの音を聴けないため、音楽観賞用としては不向き。BGM程度なら問題ありませんが、立体感のあるサウンドは期待できません。

なお、片耳イヤホンの聴きやすさやマイク性能などは、以下のコンテンツで詳しく検証しています。片耳イヤホンの性能をチェックする方法で困ったら、ぜひ参考にしてください。

音楽鑑賞用のイヤホンを選ぶなら、音質を重視しましょう。イヤホンの音質は、音の解像度や周波数特性で確認できます。とくに耳を塞がないイヤホンは一般的なものと比べて音質で劣るケースもあるため、安易に安いものを選ばないように注意してください。

音質重視なら解像度の高いイヤホンがおすすめ。解像度の高いイヤホンは明瞭なサウンドが特徴で、高音域の響きや余韻をしっかり表現できます。逆に解像度の低いモデルは高音域が聴きづらく、全体的にぼんやりとした印象の音になりやすいので要注意です。

得意な音域を示す周波数特性は、よく聴く音楽ジャンルに合わせて選びましょう。たとえば、ロックなどの派手なサウンドが魅力の曲なら高音と低音、ボーカル重視の曲なら中音域が強調されたものがぴったり。ジャンルを限定しないなら、フラットな周波数特性のものもおすすめです。

なお、解像度や周波数特性は商品説明やスペックだけでは判断しにくいため、購入前に実物を試してみるのがベター。とはいえ、多くのイヤホンでの試聴は大変です。以下のコンテンツではイヤホンの音質について詳しく検証しているので、気になる人はぜひ参考にしてください。

耳を塞がないイヤホンをハンズフリー通話に用いたい場合は、マイク機能があるかチェックしましょう。マイクつきなら、着信があってもスマホを持たずに通話が可能。着信に応答できるボタンがあるか、押しやすいかどうかも注目してみてください。

よりクリアな音質で通話したい場合は、マイクにノイズキャンセリング機能が搭載されたモデルがおすすめです。マイクにノイズキャンセリング機能があれば、自分の声以外の環境音を拾いにくく、騒がしい場所でもきれいな音を通話相手に伝えられます。

SONY（ソニー）のイヤホンは、高機能な耳を塞がないイヤホンを探している人にうってつけ。SONYでは、ほかのメーカーにはない独特なイヤホンを展開。オープンイヤーながら低音が充実したモデルや、顔に触れることで音声を再生・停止できる機能を搭載したモデルを販売しています。

長年高性能なイヤホンを手掛けてきたSONYのイヤホンは、どの製品も一定の音質のよさをキープしているのが強み。SONYはながら聴き向きの完全ワイヤレスイヤホンも多く展開しています。音質や利便性にこだわる人は、チェックしてください。

本格的な音楽鑑賞というより、家事や作業のお供としてストレスなく「ながら聴き」を楽しみたいなら、ambie（アンビー）のイヤホンがおすすめ。ambieのイヤホンは小型軽量で、つけていることを忘れるほど快適に使えます。イヤホンを耳の中に入れるのが苦手な人は注目です。

ambieは、もともとSONYでイヤホン開発に携わってきたエンジニアが新しく立ち上げたブランド。イヤホンのクオリティの高さは折り紙つきです。デザイン性もすぐれているので、おしゃれに装着したい人にも向いています。

音質や装着感にすぐれた良質な骨伝導イヤホンがほしいなら、Shokz（ショックス）の製品がよいでしょう。Shokzは骨伝導イヤホンのパイオニア的な企業で、ランニング用・水泳用など、多様な骨伝導イヤホンを販売しています。

高齢者向け・ビジネス向けといった骨伝導イヤホンを扱っているのも、Shokzならでは。装着感を追求したオープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンもあります。約12,000～24,000円と、骨伝導イヤホンのなかでは価格は高めですが、性能重視ならぜひチェックしたいメーカーです。