これぞチャンピオンの走り。MotoGP第6戦カタルニア決勝は、ドカのペッコが昨日のスプリントで犯したミスを取り返す会心の勝利。序盤こそ勢いに任せて走るアコスタとマルティンの先行を許したものの、案の定アコスタが無茶こいて転んだあとはマルティンの後ろにつくと好機を伺う態勢に。そして残り6周となったところで、昨日転倒した因縁の5コーナーでマルティンに仕掛け、これを抜き去ると、あとはトップを譲ることなくチェッカーを受けた。
2位がマルティン。3位にはこれまた予選14番手からじわじわとポジションをあげ、最後はアプリリアのアレイシ・エスパルガロとの表彰台を賭けての一騎打ちに打ち勝ったマルク・マルケスが入り、再びのミラクルを達成。アレイシは現役として走る最後のホームレースで惜しくも表彰台を逃す4位となったが、最後の最後まであきらめない走りでファンの声援に応えた。
上位で目を引くのは6位のトラックハウスのラウルくん。昨日のスプリントでは序盤のトップ快走からの大転倒というミスをやらかしたが、決勝では早る気持ちを抑えつつ、MotoGPクラスに来て初となるシングルポジションでのフィニッシュを成し遂げた。長い苦難の時を過ごしてようやくの覚醒となったか。ここからのラウルくんの走りには大いに注目が集まることになるだろう。
そして日本車勢最上位は9位に入ったヤマハのファビオ。中継映像にその姿はほとんど映らなかったのでどんな展開だったかは詳報を待つが、現状のマシンでできることをすべてやりきってのこの結果だというのは間違いない。ホンダ陣営では中上選手が14位、ミアが15位でポイントゲット。上位争いは望むべくもない状況に変わりはないものの、ポイント圏内に2台のマシンを押し込んだのは、わずかでも浮上の兆しと見ていいのかもしれない。
そしてこの結果を受けてのポイントランキングではトップのマルティンは安泰。2番手には昨日のミスを取り返すかたちでペッコがマルケス抜いて返り咲き。逆にマルケスはペッコに2点ビハインドの3番手となった。
そして迎える次戦ムジェロでは、いよいよ来季のドゥカティのファクトリーライダーが誰になるのかが発表される。果たしてペッコのチームメイトになるのはマルティンかはたまたマルケスか。いよいよその瞬間を迎えることになる。そしてそこから怒涛の移籍ドミノがはじまるのである。
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