【ジャニーズ事務所会見・全文掲載3】井ノ原快彦「今までだったら『ジャニーズだから無理だよね』とか、そういうこととても多かったと思うんです」

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ジャニーズ事務所の記者会見に臨む(左から)井ノ原快彦氏、東山紀之社長=2日午後、東京・大手町

ジャニーズ事務所のジャニー喜多川元社長による性加害問題を巡り、同事務所の東山紀之新社長(57)と元V6でジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦(47)らが2日、東京都内で会見。事務所の解体や被害者への思いなどを率直に語ったが、記者から罵声が飛ぶ一幕もあり混乱した2時間8分になった。

――新会社はひと月以内に設立。現在、エージェント契約、もしくは所属をする方はどれぐらい意思確認取れているんでしょうか。これを機に退所したいという方も出ているんでしょうか。岡田准一さんが退所というニュースも出ていましたが、こちらも合わせて教えてください。

井ノ原 エージェント契約していきますというタレントについては、ファンクラブのファンの皆さんに最初にお伝えしたいということなので、そこはしっかり、後々発表があると思います。

東山 自分たちの声でしっかりと伝えていきたいという思いが多分強いと思うんですね。なんで、ファンの皆様には待っていていただきたいなと思います。

井ノ原 岡田准一に関しましては連絡とってます。なんかこんな言い方あれなんですけど、何も変わらないんで。我々の関係性が。だから、会社があって、会社に出るとか、そういうこと関係ないよねって話をしていて、ということはやっぱりエージェント契約、エージェント会社にしていくってことは、そういう自由度もあるんだということを僕も感じておりますし、

東山 本人たちが選択できるということですね。もちろんエージェント契約もできますし、そういう個人で動きたいっていう考えもよくわかるので

――退所はしない

井ノ原 これからしっかりと発表してくると思いますので、本人からそれ、させてあげてください。すいません。

――他にも退所の意思を示している方というのは

井ノ原 今のところ僕は聞いておりませんが、この発表があって、どういう風に思うかっていうのは、それこそ自由だと思いますので、皆さんも、その後は見守っていただければと思います。

――井ノ原さんは、今までジャニーズアイランドでジュニアたちを育成されてきたと思うんですけども今度は新しい新会社ができます。そこでも従来通り少年たちをやっぱり育成するというような形になるんでしょうか。

井ノ原 そうです。

――そうであれば違和感があって。ジャニー喜多川さんは50年以上にもわたって悪質な性加害を繰り返して、被害者は数百人、下手をすれば1000人を超えると言われております。その中で従来通り未成年の少年たちを預かって育成するというのは、僕はちょっと理解できない。ジャニーさんの性加害を容認しているようにも映る

井ノ原 そうですか

東山 井ノ原の人間性から考えると向かい合ってくれる大人がいるということは大変いいことだと僕らは思っているんですね。

――それだと今まで通りのジャニーズだと思う

井ノ原 白坂さんがそう思うのは僕は中にいた人間なので違うと思うんですけれども、ジャニー氏が1人で対面していくことはとっても多かったと思います。僕はそれをほとんどしておりません。周りに何人も大人たちがいますし、そこには女性もいますし、いろんな目で見て成長を見守ると。そこには振り付けの先生だったりとか、ボイトレの先生だったりとか、お芝居の先生だったりとか、いろんな人たちから僕に情報がちゃんと集まってきます。それで彼にはこういうものがあってるんじゃないか、じゃあここをもうちょっと伸ばしてあげようよとか、それはやっぱり、僕も芸能という世界でいろんなことを経験してきましたから、その目はあるとは思うんですね。

いろんな人たちとに育ててもらいましたので、そこはいろんなアドバイスができると思うんです。なので、その中で今までこう僕は社長としてやってきた、せっかく関係を築いてきたってところで、そのまま僕が新体制になった時も副社長として僕は東山さんを支えながら、彼らの育成をやっていきたいと思っております。

――今後そういう有り方

井ノ原 今まであり方っていうか、それもこそやっぱり自由になってきますので、どこまでを見ていくのかっていうのはわかりません。もしかしたら、その育成の担当を違う人が担当していくことも今後出てくるかもしれませんけども、それでもやっぱり、みんなで一緒に子供たちを育てていくっていうのは、踊りや歌だけではありませんので。色々、人としてもきちんと、色んなことを教えてあげたいなと思っております。

――楽曲の権利を新会社の方に移動する話が合った。例えば解散したグループ、これから独立するみたいな人のグループの楽曲に関してどのような扱いになるんでしょうか。

木目田 具体的なスキームと、そういった範囲ですね。どこまで、どういう風にやっていくか、ちょっとそこはですね、まだ、まさにこれから最終的に詰めていくところだと思いますので、ちょっとここでは、ご回答できる状態ではございませんってことだけご理解いただければ。とにかく申し上げたいならともかく新しい、ちゃんと侵害書を作って、古いスマイルアップは、廃業していくんだと、再出発していくんだと、そのためのスキームであるということです。で、ご質問があったような点等につきつきましては、そのスキームの本当に具体的な各論中の各論でございますので、今後もきちんと進めさせていただきたいという風に思っております。

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