広島県福山市の名誉市民で内閣総理大臣を務めた、宮澤喜一 氏の記念館があさって25日にオープンするのに先立ち、報道陣向けの内覧会が開かれました。
記念館は、宮澤喜一氏にゆかりのある福山市松永地域に建つ「松永はきもの資料館」内にオープンします。2021年に地元有志でつくる顕彰会が記念館設立の要望書を市などへ提出したのがきっかけです。その後、開設に向けた寄付金が集まりました。
館内には宮澤氏の親族から預かった愛用品など28点が並んでいます。
こちらは、1984年秋に予定されていた自民党総裁選を意識し政権構想を描いた直筆の原稿です。
こちらは中国共産党中央委員会の総書記・胡耀邦氏との会談時に書いた書作品です。知識人としての一面も垣間見える作品です。
映像コーナーでは、日本鋼管福山製鉄所の誘致といった福山における功績などを紹介しています。
松永地域有志による宮澤喜一顕彰会 横山典好 会長
「平和を希求して、ずっと努力してこられたということをぜひ、みなさんには知ってほしい」
記念館は、5月25日正午から一般公開されます。
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