最近の声優業界への疑問
これは福圓美里さんという声優さんのブログの内容です。
2008年の内容なんでもうだいぶたったものですが
自分は今日始めて見たので思ったところを書きます。
※引用
私ブスだと言われていること知っています。
自分でもそう思っています。
やりたかった仕事について、演技について悩んで吐いて乗り越えて、
ラジオも自分を汚して笑いをとって、
まさか顔のことで嘲笑されるなんて夢にも思わなかった。声優なのに。
でも当たり前です。
声優といっても今は顔を出す仕事も多いですから、言われて当然なのです。
でも悲しすぎて、事務所にアイドル的な仕事をやめさせてくれとお願いしたこともありました。
そうこうするうちに私の需要はなくなって、ヒラヒラを着て歌ったり踊ったりする仕事はなくなりました。
それでもたまにある写真撮影にはとても気を使いました。
ちょっとでもマシに写るように。
またブスと言われるのが怖くて。
色々努力して整形も考えてでもやっぱり出来なくて、
結果心に蓋をすることで解決しました。
愛してもらおうとするのやめました。
でも。やっぱり淋しいし、メッセージが死ぬほど嬉しい。
私は決して応援して下さる方の数が多いわけではありません。いつも主役をバンバンやってる大人気声優でもありません。
声が特徴的なわけでも、すごくいい芝居をするわけでも、ましてや美人なわけでもありません。
それでも、私のことを応援して下さる方がいるという奇跡を改めて噛み締めた新年となりました。
もう肩肘はるのやめます。
応援してくれてありがとう。大好きです。
※引用終わり
自分はこの声優さんはスターオーシャン4というゲームで始めて知ったんですが、とても上手な演技が印象に残りました。実際別にブスじゃないと思うんですが、それは今は置いておいて。
最近は水樹奈々さんを始めとして声優さんが歌って踊ってというのが増えて、声優が一種のアイドルと化している部分があると思います。声優さんで一曲も主題歌などを歌ったことない人が珍しいくらいで、ライブやったりラジオやったりテレビにもでるし握手会とかも…。写真集だってでている声優さんも何人もいらっしゃいますし。
それ自体はそれが商業として成り立っている以上、否定はしません。本来の声優さんはあくまで声の演技のお仕事だったはずですが、アニメにファンをつけるだけじゃなくて、声優さん自体にファンをつけることにより、より広範囲での収益を見込むわけですが。
しかし自分としては、あくまで声優としての第一の評価点は声の演技である、この点を変えてほしくないわけです。昨今の声優のアイドル化はこの点に揺らぎをもたらす弊害を含むと思います。実際、もちろん具体的な名前はだしませんが、演技の技量はそれほどでもないのに、顔がいいという理由から人気がでて、出演作が増えていくような声優さんも多くいます。これは裏を返せば、実力があって本来多くの作品に出演するべき声優さんの仕事が減っていくことを意味します。これはひいてはアニメ自体のレベルの低下につながるでしょう。また、例えば本当に狭き門といわれる声優志望者のなかで、顔がいい人はそれだけで他の志望者よりアドバンテージを得てしまうわけです。実力とはなんの関係もないのに。
私がその演技力の高さや声質に魅力を感じ、一番好きで応援している声優さんも、顔はとてもいいとはいえないです。今のように仕事が多くある前は、いわゆるエロゲーなどに出演していて、そこから実力を認められて今のような地位にまで上がってきたような叩き上げの人だけあって、とてもレベルの高い演技をなさいます。もちろん声優志望者はそういった汚れ仕事から体験するべきだといっているのではありません。
しかし声優のアイドル化により、こういった本当に実力のある人の出演作品が減っていくのだとしたら、それはとても残念で、そして声優全体のレベルを下げることになる…そういった点にもっと誰かが警鐘を鳴らすべきだと思うのです。
今回偶然に上記の福圓さんの文を見て、前々から気になっていたことを改めて強く思わされたので、日記として書いてみました。ここまで読んでいただいた方がいるならありがとうございました。
2008年の内容なんでもうだいぶたったものですが
自分は今日始めて見たので思ったところを書きます。
※引用
私ブスだと言われていること知っています。
自分でもそう思っています。
やりたかった仕事について、演技について悩んで吐いて乗り越えて、
ラジオも自分を汚して笑いをとって、
まさか顔のことで嘲笑されるなんて夢にも思わなかった。声優なのに。
でも当たり前です。
声優といっても今は顔を出す仕事も多いですから、言われて当然なのです。
でも悲しすぎて、事務所にアイドル的な仕事をやめさせてくれとお願いしたこともありました。
そうこうするうちに私の需要はなくなって、ヒラヒラを着て歌ったり踊ったりする仕事はなくなりました。
それでもたまにある写真撮影にはとても気を使いました。
ちょっとでもマシに写るように。
またブスと言われるのが怖くて。
色々努力して整形も考えてでもやっぱり出来なくて、
結果心に蓋をすることで解決しました。
愛してもらおうとするのやめました。
でも。やっぱり淋しいし、メッセージが死ぬほど嬉しい。
私は決して応援して下さる方の数が多いわけではありません。いつも主役をバンバンやってる大人気声優でもありません。
声が特徴的なわけでも、すごくいい芝居をするわけでも、ましてや美人なわけでもありません。
それでも、私のことを応援して下さる方がいるという奇跡を改めて噛み締めた新年となりました。
もう肩肘はるのやめます。
応援してくれてありがとう。大好きです。
※引用終わり
自分はこの声優さんはスターオーシャン4というゲームで始めて知ったんですが、とても上手な演技が印象に残りました。実際別にブスじゃないと思うんですが、それは今は置いておいて。
最近は水樹奈々さんを始めとして声優さんが歌って踊ってというのが増えて、声優が一種のアイドルと化している部分があると思います。声優さんで一曲も主題歌などを歌ったことない人が珍しいくらいで、ライブやったりラジオやったりテレビにもでるし握手会とかも…。写真集だってでている声優さんも何人もいらっしゃいますし。
それ自体はそれが商業として成り立っている以上、否定はしません。本来の声優さんはあくまで声の演技のお仕事だったはずですが、アニメにファンをつけるだけじゃなくて、声優さん自体にファンをつけることにより、より広範囲での収益を見込むわけですが。
しかし自分としては、あくまで声優としての第一の評価点は声の演技である、この点を変えてほしくないわけです。昨今の声優のアイドル化はこの点に揺らぎをもたらす弊害を含むと思います。実際、もちろん具体的な名前はだしませんが、演技の技量はそれほどでもないのに、顔がいいという理由から人気がでて、出演作が増えていくような声優さんも多くいます。これは裏を返せば、実力があって本来多くの作品に出演するべき声優さんの仕事が減っていくことを意味します。これはひいてはアニメ自体のレベルの低下につながるでしょう。また、例えば本当に狭き門といわれる声優志望者のなかで、顔がいい人はそれだけで他の志望者よりアドバンテージを得てしまうわけです。実力とはなんの関係もないのに。
私がその演技力の高さや声質に魅力を感じ、一番好きで応援している声優さんも、顔はとてもいいとはいえないです。今のように仕事が多くある前は、いわゆるエロゲーなどに出演していて、そこから実力を認められて今のような地位にまで上がってきたような叩き上げの人だけあって、とてもレベルの高い演技をなさいます。もちろん声優志望者はそういった汚れ仕事から体験するべきだといっているのではありません。
しかし声優のアイドル化により、こういった本当に実力のある人の出演作品が減っていくのだとしたら、それはとても残念で、そして声優全体のレベルを下げることになる…そういった点にもっと誰かが警鐘を鳴らすべきだと思うのです。
今回偶然に上記の福圓さんの文を見て、前々から気になっていたことを改めて強く思わされたので、日記として書いてみました。ここまで読んでいただいた方がいるならありがとうございました。
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