挿絵表示切替ボタン
▼配色






▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
くまクマ熊ベアー 作者:くまなの

クマさん、新しい依頼を受ける

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
829/829

805 クマさん、マーネさんと話す その2

「あのルトゥムは性格が悪くても、それなりに強かったはずよ」


 まあ、クマの格好している女の子が騎士団長に勝つとは思えないのだろう。


「普通は信じられませんよね。さらに言えば、少し前に冒険者主催の魔物解体のイベントがあったでしょう。そのときに出されたコカトリスとワイバーンは彼女が討伐してきた魔物だったんですよ」


 エレローラさんは、わたしの秘密を次々と話していく。


「待って、コカトリスとワイバーンと戦ったと言うの? しかも倒したと……。ありえないわ」

「まあ、わたしも初めて話を聞いた時は信じられませんでしたが、ユナちゃんですから」


 その「ユナちゃんですから」ってなに?

 その一言は納得させる魔法の言葉じゃないよ。


「信じられないと思いますが、本当のことですよ」


 なぜか、エレローラさんが自分のことのように自慢気に話す。


「あのコカトリスとワイバーンの素材は、わたしの研究室にも分けてもらったわ」


 そうなの?


「あのときの素材って、冒険者ギルドで管理していたんじゃ」

「ええ、でも買うのは自由でしょう。城でも貴重な素材は買い取らせてもらったのよ」


 確かに売買は自由だ。


「なにか作ったの?」

「コカトリスの羽で羽ペンを作ったわ」

「羽ペン?」


 わたしが尋ねると、マーネさんは椅子から立ち上がり、奥の本が大量に積まれている机に向かう。

 そして、なにかを探していると思うと、「あった」と言う声がすると戻ってくる。


「コカトリスの羽?」


 コカトリスと戦ったときに、わたしに向けて放ってきた羽だ。


「この羽ペンには、僅かだけどコカトリスの魔力が残っているわ」


 マーネさんは羽ペンと一緒に持ってきた紙に書き始める。


「書けない?」


 マーネさんが紙に書くがインクが出ていないのか、何も書かれない。

 マーネさんが微笑むと。いきなり、赤い線が引かれる。さらに赤い線が緑に変わり、青に変化して最後は黒くなる。


「色が変わっている」

「魔力を流す量を変えると色が変わるのよ。面白いでしょう」


 自慢げに言う。

 でも、本当に凄いと思う。


「これにも特殊なインクが使われているのよ」

「コカトリスの羽を使う意味は?」

「魔力の通しさね。普通のペンだとインクに魔力が流れにくいし、伝わりにくいわ。微妙な魔力調整も難しい。その点、コカトリスの羽は魔力の流れもいいし、調整も簡単なのよ。やってみる?」


 マーネさんが羽ペンを渡してくるので、受け取る。

 そして、紙に書いてみる

 なにも書かれない。

 少し魔力を流すと赤い線が出る。

 おお。

 しかも、魔力調整すると、薄い赤、濃い赤と調整ができる。

 さらに魔力を入れると緑に変わり、青になる。

 最終的には黒になる。


「凄い」


 わたしが関心すると、マーネさんは嬉しそうにする。


「でも、どういうときに使うの?」

「これも契約書に使えないかと思って作ったのよ。書いているときに、色が変わったら、複製するのは難しいでしょう」


 モノクロを複製するのと、カラーを複製するのはどっちが難しいと言われたら、カラーだ。

 しかも、ランダム要素もある。


「複製は難しいけど。流石に契約書には使えないですね」

「ええ、だから、却下されたわ」

 

 確かに、契約書がカラフルペンは使えないのは、わたしでも理解できる。


「しかも、インクを作る素材も高いから、量産に適していないから、販売はできないし、失敗作よ」

「わたしは失敗とは思わないよ、失敗から得ることもあるし、多少高くても絵描きとか欲しがるんじゃない?」


 契約書には使えないと思う。

 でも、使い道はいろいろとあると思う。


「そうね。ユナちゃん。それだったら、絵本で使ってみたら?」

「絵本?」


 マーネさんの頭に「?」マークが浮かぶ。


「えっと、こんな感じの絵本ですよ」


 エレローラさんはどこからともなく、わたしが描いた絵本を出す。

 なんで、持っているの? と思うわたしは言葉を飲み込む。

 マーネさんは絵本を受け取ると、パラパラと捲る。


「あなた、こんなクマの絵本まで描いているの?」

「えっと、フローラ様のために」

「ユナちゃんは、冒険者でもあり、料理人でもあり、絵本作家でもあるんですよ」


 別に料理人でもないし、絵本作家でもない。さらに言えば、冒険者もサボり気味だから、名乗っていいのか疑問だ。最近、あっちこっちに行っているから、冒険家って言葉が一番しっくりくるかもしれない。


「そうね。それじゃ、このペンはあなたにあげるわ」


 マーネさんはコカトリスの羽ペンを差し出す。


「いいの?」

「ええ、現状では使い道がないし。もし、今後、使い道があれば作ればいいだけよ。設計図とインクの材料、作り方の手順などは、ちゃんと書き留めて、資料にして保管してあるから、いつでも作れるわ」

「そう言うことなら、ありがたく貰うね」


 わたしは羽ペンを受け取る。

 少し、嬉しいかも。


「作ったインクもあげるわ」


 マーネさんは再度、本が山積みになった机に向かうと、インクが入った小瓶を持ってくる。


「透明なんだね」

「魔力を込めれば色が変わるわよ」


 わたしはクマボックスの中に羽ペンとインクが入った小瓶を仕舞う。

 そして、話は戻る。


「それで、本当にあなたみたいな女の子がコカトリスやワイバーンを倒したの?」

「信じられないようだったら、サーニャに確認したらいいですよ」


 エレローラさんや冒険者ギルドのギルドマスターのサーニャさんは知っていることだ。

 エルフ繋がりで、知っていてもおかしくはない。


「本当に……」


 マーネさんはわたしを見てから、くまゆるとくまきゅうを見る。


「エレローラの言葉を信じるわ。エレローラが、わたしのことを危険なことをさせるわけがないしね」


 エレローラさんのことを信じているみたいだ。

 マーネさんは今度はエレローラさんを見てから、わたしを見る。


「ユナ、わたしの護衛をお願いできる? もちろん、護衛料は支払うわ」

「その前に、護衛って、危険な場所なの?」


 もし、危険なら簡単に引き受けるわけにはいかない。

 わたしだけなら、なんとでもなる。

 でも、守りながらとなれば別だ。


「とある素材を探しているんだけど。最近、王都から西にある森で見つかったの。でも、その森は深く、危険なところなの。冒険者に護衛の依頼をしているんだけど。わたしみたいな子供の護衛をしたくないと断れるのよ。わたしは子供じゃないのに失礼よね」


 それは仕方ないかと、見た目は子供だ。


「それだけの理由ではありませんよ。危険な森に連れて行くだけでもリスクがありますから、護衛するには困難と判断したんでしょうね」


 護衛有りと、護衛無しとは、難易度は変わる。

 ゲームでも、一般人の護衛ってイベントがあったけど、わたしが戦っている間に、護衛対象が何度死んだことか。


「それなら、一緒に行かずに採取を他の人に頼めば」

「採取方法が特殊で、他の人には任せられないのよ。わたしが自分で採りにいかないとダメなの」

「それに似たような物もあるし、間違う可能性もあるわ」


 確かに、似たような花はある。

 花びらが一枚多いとか。葉の形が微妙に違うとか。

 もし、わたしが頼まれても、素人のわたしでは区別ができない。


「それで、護衛が見つからなかったから、エレローラに城にいる騎士や魔法使いに頼んだのよ。でも……」


 マーネさんがエレローラを見る。


「許可が下りなかったのよ」

「どうして? マーネさんは、ここ魔法省で働いているんでしょう。研究で素材が欲しいなら、許可ぐらい下りても」

「その素材は個人的なことなのよ。個人的なことに城の騎士や魔法使いを使うことはできないわ」

「でも、エレローラさんなら、盗賊討伐のときに」


 初めて王都にやってきたとき、盗賊討伐に騎士を動かしてくれた。


「あれは、王都に向かう人の安全のためだから。でも、今回はマーネ様の個人的なことだから」


 でも、護衛ぐらいしてあげてよとは思うけど。もし、個人が危険な山に行くから、警察官を護衛に使ったら、叩かれると思う。


「その個人的なものって? 危険を冒してまで、採りに行くものなの?」

「それは……」


 マーネさんは、少し言いよどむ。


「えっと、ユナちゃんに護衛をしてもらうなら、話してもいいかと思いますよ」


 マーネさんはわたしを見て、いろいろと考えているみたいだ。


「わたしを見て、おかしいと思ったわよね」


 わたしはあらためてマーネさんを見る。


「えっと、いくらなんでも幼いかと」


 エルフとはいえ、幼い。

 ルイミンだって、成長している。

 エルフのサーニャさんと同じぐらいの年齢と仮定したら、おかしい。


「ハーフエルフって、成長しないってことは……」

「ないわよ」


 だよね。


「わたしが成長していないのは理由があるの。わたしの母親は薬草学の研究する人物だった。その中で、植物に詳しいエルフの父親と会った。2人は親密になり、わたしが生まれたわ。母は薬草学の研究し、父は珍しい植物を持って帰ってきては母が研究していたわ。わたしは物心が付く頃から母の研究室で遊んでいたの。でも、あるときを境にわたしは成長してないことに気づいたの。他の子は大きくなっていくのに、わたしだけ小さい。母と父も気にしてなかったけど、何年経っても成長しないわたしを見て、いくらハーフエルフでもおかしいと思い始めたの。それで調べたんだけど。わたしは口に入れる癖があったの。それで、母は研究室にあった薬草などを口にしていたことが原因だったのでは? となったわ」

「そんなことが?」

「体内の魔力に異変があったわ。でも、それがなにに影響されているか、分からなかった。どの薬草を口にしたのか、どのくらいの分量を口にしたのか、口にしてから、どのくらいの時間で、他のものを同時に口にしたのか。ハッキリ言って、そんなこと覚えていないわ」


 確かに、1年前に何を口にしたなんて、聞かれても覚えていない。

 しかも、量とか順番とか言われても、分からないと言うしかない。



マーネさんが小さいことには理由がありました。


【書籍】

書籍20.5巻 2024年5月2日発売しました。(次巻、21巻予定、作業中)

コミカライズ11巻 2023年12月1日に発売しました。

コミカライズ外伝 2巻 2024年3月5日発売しました。

文庫版10巻 2024年5月2日発売しました。(表紙のユナとサーニャのBIGアクリルスタンドプレゼントキャンペーン応募締め切り2024年8月20日、抽選で20名様にプレゼント)(次巻、11巻作業中)


※誤字を報告をしてくださっている皆様、いつも、ありがとうございます。

 一部の漢字の修正については、書籍に合わせさせていただいていますので、修正していないところがありますが、ご了承ください。

  • ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いいねをするにはログインしてください。
ポイントを入れて作者を応援しましょう!
評価をするにはログインしてください。

感想を書く場合はログインしてください。
イチオシレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
作品の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この作品をブックマークに登録している人はこんな作品も読んでいます

薬屋のひとりごと

薬草を取りに出かけたら、後宮の女官狩りに遭いました。 花街で薬師をやっていた猫猫は、そんなわけで雅なる場所で下女などやっている。現状に不満を抱きつつも、奉公が//

  • 推理〔文芸〕
  • 連載(全363エピソード)
  • 28727 user
  • 最終掲載日:2024/02/01 02:45
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全497エピソード)
  • 38313 user
  • 最終掲載日:2024/05/25 18:00
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~

 本が好きで、司書資格を取り、大学図書館への就職が決まっていたのに、大学卒業直後に死んでしまった麗乃。転生したのは、識字率が低くて本が少ない世界の兵士の娘。いく//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全677エピソード)
  • 31361 user
  • 最終掲載日:2017/03/12 12:18
老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます

 事故で家族を失った18歳の少女、山野光波(やまのみつは)は、ある日崖から転落し中世~近世ヨーロッパ程度の文明レベルである異世界へと転移した。  そして狼との死//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全421エピソード)
  • 27196 user
  • 最終掲載日:2024/05/22 00:00
痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。

本条楓は、友人である白峯理沙に誘われてVRMMOをプレイすることになる。 ゲームは嫌いでは無いけれど痛いのはちょっと…いや、かなり、かなーり大嫌い。 えっ…防御//

  • VRゲーム〔SF〕
  • 連載(全525エピソード)
  • 35879 user
  • 最終掲載日:2024/03/04 00:19
転生貴族の異世界冒険録~自重を知らない神々の使徒~【アニメ化決定】

★アニメ化決定★ 2023年春放映予定 詳しくは公式をご確認ください。 ◆◇ノベルス6巻 & コミック、外伝、アンソロジー 発売中です◇◆ 通り魔から幼馴染//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全234エピソード)
  • 33120 user
  • 最終掲載日:2023/02/01 07:00
聖女の魔力は万能です

二十代のOL、小鳥遊 聖は【聖女召喚の儀】により異世界に召喚された。 だがしかし、彼女は【聖女】とは認識されなかった。 召喚された部屋に現れた第一王子は、聖と一//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全194エピソード)
  • 31120 user
  • 最終掲載日:2024/04/29 08:04
転生したら剣でした

気付いたら異世界でした。そして剣になっていました……って、なんでだよ! 目覚めた場所は、魔獣ひしめく大平原。装備してくれる相手(できれば女性。イケメン勇者はお断//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1313エピソード)
  • 30756 user
  • 最終掲載日:2024/05/18 08:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

2020.3.8 web版完結しました! ◆カドカワBOOKSより、書籍版29巻+EX2巻+特装巻、コミカライズ版17巻+EX巻+デスマ幸腹曲2巻+アンソロジー//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全726エピソード)
  • 38738 user
  • 最終掲載日:2024/05/05 18:00
アラフォー賢者の異世界生活日記

 VRRPG『ソード・アンド・ソーサリス』をプレイしていた大迫聡は、そのゲーム内に封印されていた邪神を倒してしまい、呪詛を受けて死亡する。  そんな彼が目覚めた//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全263エピソード)
  • 31931 user
  • 最終掲載日:2023/08/21 12:00
レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全3865エピソード)
  • 28445 user
  • 最終掲載日:2024/03/15 18:00
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全311エピソード)
  • 30413 user
  • 最終掲載日:2022/11/18 23:55
ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~

山田健一は35歳のサラリーマンだ。やり込み好きで普段からゲームに熱中していたが、昨今のヌルゲー仕様の時代の流れに嘆いた。 そんな中、『やり込み好きのあなたへ』と//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全682エピソード)
  • 26876 user
  • 最終掲載日:2024/05/12 18:00
盾の勇者の成り上がり

《アニメ公式サイト》http://shieldhero-anime.jp/ ※WEB版と書籍版、アニメ版では内容に差異があります。 盾の勇者として異世界に召還さ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1204エピソード)
  • 26871 user
  • 最終掲載日:2024/05/21 10:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

★㊗アニメ2期決定!★ ❖❖❖オーバーラップノベルス様より書籍14巻まで発売中! 本編コミックは9巻まで、外伝コミック「スイの大冒険」は7巻まで発売中です!❖❖//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全650エピソード)
  • 47922 user
  • 最終掲載日:2024/02/20 00:37
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286エピソード)
  • 33525 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
賢者の弟子を名乗る賢者

仮想空間に構築された世界の一つ。鑑(かがみ)は、その世界で九賢者という術士の最高位に座していた。 ある日、徹夜の疲れから仮想空間の中で眠ってしまう。そして目を覚//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全575エピソード)
  • 29039 user
  • 最終掲載日:2024/05/20 12:00
転生して田舎でスローライフをおくりたい

働き過ぎて気付けばトラックにひかれてしまう主人公、伊中雄二。 「あー、こんなに働くんじゃなかった。次はのんびり田舎で暮らすんだ……」そんな雄二の願いが通じたのか//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全576エピソード)
  • 32516 user
  • 最終掲載日:2024/05/15 12:00
異世界のんびり農家

●KADOKAWA/エンターブレイン様より書籍化されました。  異世界のんびり農家【書籍十六巻 2023/10/30 発売予定!】 ●コミックウォーカー様、ド//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全862エピソード)
  • 38344 user
  • 最終掲載日:2024/05/24 08:40
【アニメ2期放送中!】陰の実力者になりたくて!【web版】

【web版と書籍版は途中からストーリーが分岐します】  2023年10月4日アニメ2期放送開始!  3DアニメーションRPG『陰の実力者になりたくて!マスタ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全206エピソード)
  • 29957 user
  • 最終掲載日:2022/11/26 22:28
ポーション頼みで生き延びます!

長瀬香(ながせかおる)は、会社からの帰りに謎の現象に巻き込まれて死亡した。その原因となった高次生命体がデグレードモードであるのをいいことにうまく言いくるめ、『思//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全387エピソード)
  • 26855 user
  • 最終掲載日:2024/05/23 00:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全206エピソード)
  • 34989 user
  • 最終掲載日:2020/11/15 00:08
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全337エピソード)
  • 29437 user
  • 最終掲載日:2024/05/10 00:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全304エピソード)
  • 46307 user
  • 最終掲載日:2020/07/04 00:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全600エピソード)
  • 43612 user
  • 最終掲載日:2022/01/28 00:00
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全653エピソード)
  • 42258 user
  • 最終掲載日:2024/05/21 00:00
神達に拾われた男(改訂版)

●TVアニメ、シーズン1、2ともに配信中です! ●シリーズ累計450万部突破! ●書籍1~15巻、ホビージャパン様のHJノベルスより発売中です。 ●コミカライズ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全333エピソード)
  • 37529 user
  • 最終掲載日:2024/05/10 16:00
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全417エピソード)
  • 30270 user
  • 最終掲載日:2023/07/13 20:00
↑ページトップへ