やぁ、僕の名前は峰山丹後!幼馴染の大宮久美ちゃんと親友の網野弥栄と一緒にこの町の伝説を調べるキョータン少年探偵団のリーダーさ。
つい最近、僕らは久美浜湾の湾沿いで、光につつまれた謎の地図を発見した。そこにはある伝説が記されていたんだ。
それによると、遥か昔、神々がこの国を形づくっていた時代。久美浜湾から夕日ヶ浦一体にかけても、多くの神々が訪れ、神秘の力で美しい自然を創造したらしい。
大地の神はここに住み着き、その神通力によって山をつくった。そして水の神は聖なる水がめで湾を、光の神は太陽を集めて黄金に輝く海をつくったらしい。
この地は「神々が創造した箱庭」なんだね。
神の山と呼ばれる「かぶと山」や、太陽が西に沈む頃、夕日ヶ浦の海面に映る金色の照り返し「日鏡」、久美浜湾に現れた神を描いた絵画などがあり、今でも色濃く伝説を感じることができるんだよ。
さらに調査を進めたところ、謎めいた地図は最後にやってきた竜神が描いたものであることがわかった。
竜神は、この「神の箱庭」を奪うべく地下深くから機会をねらう強大な魔の力に気がついたらしい。
そこで「神の箱庭」を守り、街の平和 を守ることを誓い、魔力を滅する封印石をつくってこの地に隠したみたい。
久美浜湾は竜の形に似ているとされ、夕日ヶ浦の地域に竜を祀った「七竜神社」もあるんだけど、それは竜神がこの地にすべての力を注ぎ、自身の命もささげたからかもね。
そして僕らが発見した地図にはこの竜神からのメッセージが記されていた。どうやら、数千年の時を超え、封印石の力が弱まってきているらしい・・・
この文書とともに謎が記され、封印石の在りかが示されていた。でも、神々の文字や謎めいた絵ばかりで、正確な場所がわからないんだ・・・
そこで今回も、みんなの力を貸してほしいんだ!さぁ、僕らと一緒に封印石を探し出そう!
※この物語はフィクションです。