座礁1カ月後に船体真っ二つ、韓国籍タンカーから化学物質シクロヘキサンが海に流出 荒れる海域、撤去のめど立たず 鹿児島・口之島沖
2024/05/23 21:40
〈資料写真〉座礁し、船体が分離したケミカルタンカー=16日午前10時半、口之島沖(第10管区海上保安本部提供)
10管によると、サルベージ会社が21日、現場近くの空気中でシクロヘキサンを検知した。23日現在、口之島沿岸では確認されていない。事故を巡っては、16日に同社から「船体が折れた」と通報があった。
シクロヘキサンは揮発性が高く、頭痛やめまいを引き起こす。タンカーには約2886トン積まれていた。
現場は悪天候が続き、撤去のめどは立っていない。24日には台風1号の発生が予想されている。10管の村本克巳警備救難部長は「引き続き早期に撤去するよう船舶所有者に要請する」と述べた。
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