十島村・口之島沖のタンカー座礁事故 積み荷の化学物質 折れた船体から再流出
鹿児島放送
十島村の口之島沖で先月、韓国籍のタンカーが座礁した事故で、積み荷の化学物質、『シクロヘキサン』が再び海に流出していることがわかりました。 【第10管区海上保安本部 村本克巳警備救難部長】 「シクロヘキサンの流出はしていると報告を受けている。口之島のほうには影響は及んでいないと聞いている」 先月16日、口之島沖で韓国籍タンカーが座礁し、化学物質、シクロヘキサンの流出が確認されましたが、一時、落ち着いていました。今月16日、船体が二つに折れているのが、分かり、調査したところ貨物タンクから再び流出しているのが確認されたということです。「シクロヘキサン」は、口之島の沿岸では確認されていないということです。