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「いまだに信じられない…」中野市4人殺害事件から1年 地元の住民などが献花 静かに手を合わせ犠牲者の冥福を祈る【長野】

2024年5月25日 16:54
「いまだに信じられない…」中野市4人殺害事件から1年 地元の住民などが献花 静かに手を合わせ犠牲者の冥福を祈る【長野】
事件があった現場で花を手向ける(長野・中野市江部)

中野市で警察官2人を含む4人が殺害された事件から25日で1年です。
事件があった現場には地元の住民などが献花に訪れ、犠牲者の冥福を祈りました。

「ご冥福をお祈り致します」
事件現場に最近建てられたという観音像の前には、多くの花が手向けられていました。
訪れた人が静かに手を合わせ、犠牲者を悼みました。

献花に訪れた人は
「驚いた事件で本当に。いまだに信じられない」

事件は1年前の5月25日午後4時すぎ、中野市江部で散歩中だった近くに住む竹内靖子さんと村上幸枝さんが相次いでナイフで襲われました。
その後、通報を受けてパトカーで駆け付けた中野警察署の池内卓夫さんと玉井良樹さんがハーフライフル銃やナイフで殺害されました。

4人に対する殺人などの罪で近くに住む青木政憲被告32歳が起訴されています。
検察側の精神鑑定の結果、刑事責任能力を問えると判断されました。

また、担当弁護士によりますと、青木被告は気持ちの変化について「特に何もない」と話しています。
弁護側も精神鑑定に向けて準備を進めていて、初公判の見通しは立っていません。

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