スバル、次期新型車に“クーペフォルム”のSUVを検討か?
カテゴリー: クルマ
タグ: スバル / SUV / ニューモデルスクープ!
2019/06/06
XVやフォレスターとは別路線を画策
長年にわたって培ってきた4WD技術とイメージを生かし、スバルが新たなSUV投入を検討しているという。すでに販売しているXVとフォレスターの間に位置し路線の異なるモデルが模索されているようだ。
スバルのスタディモデルに受け継がれているネーミングVIZIV(ヴィジヴ)。その最新作にあたるモデルが、2019年3月に行われたジュネーブモーターショーでお披露目されたVIZIVアドレナリンコンセプトだ。
ダイナミック&ソリッドをもっと大胆に進化させたモデルだとメーカーはうたっていた。
このモデルが果たして、未来の何につながるのか気になるところだ。その答えは、スバルの新中期計画「STEP」にあった。
技術的な課題も抱える新モデル
スバルの新中期計画「STEP」には、「さらに個性の際立つSUVとスポーツモデルの強化」とある。
つまり、VIZIVアドレナリンコンセプトは、既存車種の生まれ変わりではなくスバルSUVシリーズの新たなモデルとしてラインナップされるのだ。
ただ、「スバルはコンセプトカーのときはカッコいいけど、量産車になるとガッカリすることが多い」との声も聞かれる。そのあたりに関しては、技術的な課題も。
例えば、VIZIVアドレナリンコンセプトの特徴のひとつである、短い前後オーバーハングを実現するにはエンジンを車両中心にもってくる必要がある。
となると、既存のトランスファー一体型トランスミッションの刷新は不可欠だ。これに関してはリニアトロニックCVTから多段ATへの移行が予想されているだけに実現の可能性が期待できる。
また、2020年以降は、パワートレインの電動化が重要になっていく。これは間違いのないことだろう。エンジンはもちろんAWDシステムも含めて、大きく変える必要がある。
環境対応が厳しい水平抵抗以外のユニットを採用する案もなきにしもあらずか。まだ、量産モデルまでに5年もあるため世の中の状況や動向を考慮しながら開発が進められるだろう。
※2019年6月5日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【諸元・スペック】
■予想発表時期:2023年以降
■全長×全幅×全高:4500×1800×1550(mm)
■搭載エンジン:1.6L 水平対向4+モーター 他
【関連リンク】
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
トヨタのSUV一覧10選|最新型から中古車まで、人気ランキングや価格を解説【2024年】
新型N-BOX、SUVテイスト「N-BOX JOY」が投入され、カスタムは大型マイナーチェンジに?
フォルクスワーゲン T-Roc新車価格値上げの裏で、中古車は1年で26万円ダウン! 人気輸入コンパクトSUV、今オススメの買い方・選び方は?
新型トール/ルーミーの発表は2025年3月? 次期型はアルファード似のフロントマスクで、パワートレインやプラットフォームを刷新か
【試乗】新型 メルセデスAMG EQE 53 4MATIC+ SUV|加速フィールはまさに弾丸! 高速域のライドフィールが心地よい高性能電動SUV
愛車のダットサン ピックアップトラックでBBQ! やっぱり最高のバーベカーだ!!【BBQ芸人・たけだバーベキューのナイスなバーべカーを探せ!】最終話
ホンダのSUV一覧8選|新型やクロスロードなど、中古車価格&サイズの違いを解説【2024年】
次期スープラ、完全BEV化は“白紙”に? 内燃機関を有する新型スポーツカーとして開発し直しか
アウトランダー、三菱が画策するスポーツブランド「ラリーアート」を準備中? 2025年に登場か
【試乗】新型 ボルボ EX30|これは令和の“街の遊撃手”! 街中をキビキビ走るボルボ最小の電動SUV