鴻巣麻里香【思春期のしんどさってなんだろう?平凡社より発売中】

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鴻巣麻里香【思春期のしんどさってなんだろう?平凡社より発売中】
@marikakonosu
Social Worker/Activist /ソーシャルワーカー/文筆家/KAKECOMI。ソーシャルなお茶の間「まかない食堂たべまな」やってます。「こどもはまかない・おとなはカンパ」がルール。裏メニューはよろず相談支援とシェアハウス(シェルター)運営。新刊『思春期のしんどさってなんだろう?』平凡社より発売中
福島県白河市kakecomi.orgJoined September 2015

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【新刊『思春期のしんどさってなんだろう?あなたと考えたいあなたを苦しめる社会の問題 』】声と力を奪う大人、性被害と二次加害、視界を埋め尽くすヘイト、多層的な格差…子どもと向き合う前に子どもたちが見ているものを一緒に見てみませんか?平凡社より好評発売中です
SDGsだなんだということでこども食堂に寄付したりなんだりで「貧困問題に取り組んでます」な企業さん増えてきてますがそんなことより従業員の賃金上げて非正規の人たち正規雇用にして子育て中の親さんや若者を安心して働ける条件でたくさん雇ってください。その方がずっと効果的です
夜職してるシングルマザーに「子どもがかわいそう」「昼の仕事探せばいいのに」と仰る福祉や教育等の有資格専門職のみなさん 一度ハローワークに行って出産育児でキャリア中断した子育て中のひとり親女性にどんな条件の求人がどのくらいあるか実際どのくらい採用されてるか社会勉強してみたらどうかな
毎年独り暮らしを始める女の子たちに飲み会ではグラス手放さず席外したら交換する、最寄駅は教えない、帰宅の道はたまに変えて夜道は一人で歩かない、宅急便はコンビニ受け取りで大きなものを受け取る時は友達呼ぶみたいな話をするけど、男の子の親さんは同じ熱量で「加害しない」ことを教えてるのかな
校則を守らない「悪い子」と評判の生徒さんと面談すると、ちっとも「悪い子」なんてことはなくて、ただ合理性をすごく大切にする子だったってことは珍しくない。校則に合理的な理由が見出せないから受け入れられない。理由をちゃんと説明されないから納得できない。つまり、実はとっても真面目さん
「社会貢献したいんです」という高校生からインタビューを受けることが増えた。授業でそういったプログラムもあるらしい。ただほとんどのケースで、その子が「貢献」したい「社会」の中にその子自身が含まれていないと感じる。だからまず「その社会のどこにあなたはいるの?」という問いから始まる→
女性だからって水餃子の半分野菜にされたツイート同じ経験山ほどあるから共感して読んだけど、個人的に最悪の経験は海鮮系の食堂に入って日替わり定食(煮魚と刺身)頼んだら勝手にサラダ目玉焼きパンコーンスープにされたことかな。見た目「外人」だから魚もご飯も苦手だろうって「配慮」だったらしい
たまに「寄付した返礼に子どもたちからの感謝の手紙がほしい」とリクエストされることがありますが、お断りします。心地の良い場所も食事も危機からの避難場所も本来子どもたちが当たり前に得るべきものです。当たり前のことへの感謝は大切、でもそれは誰かから強制や期待されるものではないと考えます
「健康的な食生活」って高価なんですよね。調理には時間もかかる。困窮すると「野菜高すぎて疲れすぎて子どもに菓子パンばかり」になってしまう家庭は珍しくない。カロリーは安い、栄養は高いんです。体型から勝手に生活をジャッジされ批判される、まさに困窮する人が抱えるしんどさのひとつです x.com/Mentalist_DaiG
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「お金がなくて困っている」という家庭を訪問するとモノで溢れていて特に子どものおもちゃ(特撮系アイテムやゲーム機)が山ほどあったりする。これは単なる無計画な散財ではなく「子どもに説明しNOと言う」や「必要なものとそうでないものを仕分ける」エネルギーが欠乏しているから。それこそが貧困→
アルバイトや非正規労働で生計を立てている学生や単身者は、収入がなくなれば地元(実家)に戻ろうとするのは当然。そうしないと生きていけないことくらい簡単に想像できるはず。リモートワークが可能なのは一部の職種だけです。「東京から出るな」と言うなら給付による生活補償を速やかに。
面談で職業を尋ねると「働いてません」「無職です」と答える女性たち、みんなすごく働いてる。家事、育児、看病や介護、PTA…みんな労働。ただし無償の。男女問わず働いてない/働けない人はいる。でも多くの「働いていない」とされる女性は、実は「無償労働をしてる女性」です。みんな「働く女性」です
生活保護、1人で申請行くと断られてソーシャルワーカー等が同行するとOKになる場合がかなりある。実は窓口での「渋り」なんてその程度。でも同行者見つからない、そんな場合は日弁連のこのパンフレット持って行って窓口に見せながら申請することをお勧めしてます。 nichibenren.or.jp/library/ja/pub
私の母は外国籍です。約40年日本に住み、働き、納税し、家庭を築き、地域活動に参加し、人間関係を培ってきました。「外国人には給付するな」という言葉を目にするたびに、母が経験したであろう苦労を想像します。そして私たち子どもがいなければ母国に帰れたのに…と申し訳ない気持ちにすらなります。
ヤングケアラーについての会議で「昔は学校休んで家の手伝いなんて当たり前だった」って言ったり性的虐待についての話の中で「昔は10代が父親と風呂入るなんて当たり前だった」って口を出してくる御年配の人がいるけど勝手にそう思ってくれていいから黙っててください。もうあなたの時代ではありません
月経が急に来てナプキン持ち合わせていない生徒が保健室でナプキンをもらうと、それを「後で買って返す」ルールにしている学校がちらほらあるようなのだけど。その学校は怪我をした時に手当てした絆創膏も買って返させてるの?トイレットペーパーも使った分を返させてるの?なぜ生理用品だけなん?
ひどいことを言ってくる人に、同じようにひどい言葉を返したくなる。でも、それでは同じ土俵に上ることになると、ぐっと堪え、相手を傷つけないように貶めないようにと、丁寧な言葉で返す。そうすると相手は、ますます大きな声でもっとひどいことを言ってくる。叩いてくる。その繰り返しだった
母子家庭の「発生を抑える」のではなく、母子家庭だろうがどんな家庭だろうが貧困に陥らない仕組みが必要です。10代の妊娠も同じ。10代で妊娠しても安心して暮らせる社会の実現と望まない妊娠を防ぐ手立ては両立するし、相互補完する。 政治の仕事は母子家庭の撲滅ではなく、貧困の撲滅です。
「親が嫌いです」という子がいる。親は「反抗期で」「思春期で難しい時期なんです」と言う。子どもたちからよくよく話を聞くと「そりゃ嫌いになって当然だわ」ということを言われたりされたりしている。それを親に伝えると「親子なんだからそのくらい許される」と思ってることがわかる。親子、反抗期、
女の子は「(男の子に比べて)早熟だ」とされて、学校で「世話係・雑用係」を担わせられることがまだまだある。女子は頼りになる、しっかりしてる、そんな風に持ち上げながら大人のサポート役を任せる。だけどもう一方で「女の子」は無知で経験不足のラベルにされて、搾取の対象になる。おかしい
障害は個性、不登校は不幸じゃない。現場でもそんな言葉が聞かれる。その個性や「不幸じゃない」の中身を尋ねると、絵が得意だからアートで活躍してほしいとかプログラミングが好きだからその道に進んでほしいというような願いが(大人から)語られる。「社会の評価」から抜けられない息苦しさを感じる
もう何年も何年も前のこと。当時勤めていた精神科医療機関での事例検討会で。ストレングスモデルが流行り始めていた頃だったので、御多分に洩れず「この人の強みはなんだろう!」みたいな流れになっていた。ひとりの後輩が「人当たりが良くて好かれるところです!」と発言した。「ん?」と思った→
ネトフリ版新聞記者を一緒に観てる娘氏16歳。「政治ってどうせ全部上が決めるんでしょ?上が決めたって平和ならよくない?」というのが「若者の声」として描かれていることについて。「これって年配の人たちの考えだよね。勝手に若者像作って自分たちが延命させたものの責任を私らになすりつけないで」
たまに「こども食堂で子どもたちに○○の話をさせてほしい」という要望が届く。海外ボランティアの経験とか食育の話とか。他には歌を歌ってあげたいとか。「いいですよ、でもうちはどう過ごすかを子どもたち自身が決めるので、大人が『さあ話を聴きましょう』と指示しないし特別な時間は設けません→
むすめ氏が高校からもらってきたお便り。「新学期なんて怖くない!高校での友達の作り方」と題した記事の中に「話しかけられる努力をする」「キャラがわからない子が一番からみにくい」とあって高校生のリアル生きづらさに震えてる。こんなん書かれたら余計に新学期怖くなるよなぁ
こども食堂は社会的孤立という課題における制度の「隙間の居場所」です。サードプレイスとしての意義はありますが貧困対策ではありません。貧困対策にしてはいけません。私たちへの支援を「子どもの貧困対策やってる風」の宣伝材料にしないでください。ひとりのこども食堂運営者からのお願いです
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岸田文雄
@kishida230
NPO法人豊島子どWAKUWAKUネットワーク@toshimawakuwaku にて子供たちを支援する方々や子ども達にお会いし、更なる取り組みの必要性を感じました。 子ども食堂等への食品提供を支えるフードバンク支援緊急対策事業の大幅拡充、また地域子供の未来応援交付金の補助上限額の大幅引き上げなどを行います。
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小学生からダイエットして中学生で整形したいと訴える。「自分は醜い」「醜いから消えたい」と言葉を振り絞る子たちに「あなたはかわいいよ」と言うのはたとえ本心でもなんか違う。かわいいか・かわいくないかという軸を肯定してることになるから。「見た目なんて関係ないよ」なんてのも違う→
10代で奨学金「借りる」時に「これは奨学金ではありません。ローンです。あなたはたった今から何百万円もの借金を背負います。卒業して就職できるか不明、就職しても充分なお給料がもらえない可能性も。返せなくなっても助けはありません。これはただの借金です」って説明された人少ないんじゃないかな
大学に入って学食でひとりでごはんを食べて、周りにもひとりで食べてる人がいて、すごく安心したのを覚えてる。小学校や中学校の給食班も、週に1回設定されてた「好きなグループで食べる」も、高校の誰かと食べてなきゃ「おかしい」空気も、苦手で辛かったから。ひとりでいいんだって、安心した
性的同意について少しずつだけれど学校の性教育の中で触れられるようになってきた。けれど学校では「嫌だけど嫌と言わせない」がありふれてる。日常的に様々な場面で「嫌だけど嫌と言わせない」を生徒たちに強いておきながら性に関することだけ「同意を大切に」と言っても、難しいよね
容姿や体型にまつわること 性差によるステレオタイプなジャッジ 相手を「いじる」こと   それらができなくなると「何も言えなくなる」と思うなら、それは「社会が窮屈になった」のではなく、「あなたの世界がそもそも狭かった」のだと思う。誰かの痛みの上に築いた狭い王国で横暴に振る舞っていただけ
まだこんなことやってるの?貧困対策に必要なのは「やさしさ」ではなく国家予算です。そして貧困対策はこども食堂や学習支援団体の役割ではなく行政の仕事です。
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朝日新聞(asahi shimbun)
@asahi
「ささやかなやさしさを」 政府、古本寄付でこども貧困支援呼びかけ asahi.com/articles/ASPDP
娘氏が進学した大学は「良い家庭の子」が集まっていてたぶん地方のひとり親出身(しかも親の仕事がフリーの対人支援とか)は彼女くらい。「みんなとっても『いいこ』たちだし努力家、だけど社会問題について議論するときに『努力できる幸運』への無自覚さが露呈するのがつらい。いいこで努力家でみんな
新米の時期、お米の寄付が増えます。「新米できたから子どもたちに食べてほしい」というお話と「新米できたから古米を引き取ってくれ」というもの。後者はお断りします。「私たちも食べるから一緒に」は歓迎、でも「私たちはいらないけど困ってる人は食べるでしょ」はお断りなんです→
なんというか。アーティストの性犯罪にまつわる同様の事案と展開は多々あったけれど、久しぶりに、すごく久しぶりに、というか初めてなくらい、関係者によるとても真っ当で優しくて「逃げ」の一切ない説明を読んだ気がする。私はアクタージュ大大ファンだったけれど、その想いを弔ってもらえた気がする
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宇佐崎しろ
@uszksr
アクタージュ読者の皆様へ
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何度か言ってるけど「子どもの貧困」って言い方そろそろやめたい。子どもはひとりで貧困になれない。それは親の貧困であり大人の貧困。「子どもの貧困」という独立した問題があるかのような言い方をすると「子どもを応援すれば子どもは自力で貧困から抜け出せる」って誤認が広まる。子どもの責任になる
もしもし生活保護担当の中の人。就職しろ仕事しろ自立しろって言っておきながら、頑張って仕事始めた人に突然「来週○日家庭訪問するから空けておくように」って一方的な手紙送りつけるのおかしくない?仕事休まなあかんよ?その時間の時給なくなるよ?せめてシフト確認してから日程決めませんか?
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どうぞ好きに来て好きにお話してみてください。もしお話しや歌が子どもたちの興味を引いたら、聴いてくれると思いますよ」というようなお返事をするのだけど、皆さんそこで「あ、じゃあいいです」と辞退する。 大人の命令や指示がないと聴いてもらえる自信がないものを、子どもたちが聴くわけないよ。
「困った時に助けてくれる人」とのつながりは大切だけど「困った時に助けてもらうためにつながりをつくる」のは苦しかったり、時に自分の中の何かが損なわれてしまったりする。つながりなくても困らない、なんとかなる、生きていける、その土台がほしい。それが福祉のはず
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ありがとう、の言葉が自分を助ける。笑顔が自分を助ける。努力が、自分を助ける。それはひとつの事実。否定はしない。でも「困窮しハンデを負うほどに努力や感謝の姿勢を要求される」という不均衡については、どう頑張っても筋の通る理由を捻り出せない。今もまだ。
「はい」 「株式会社〇〇の〜〜と申します。電気料金がお安くなるプランのご案内でございます。奥様でいらっしゃいますか?」 「いえ世帯主です」 「…世帯主が奥様でいらっしゃいますか?」 「いえただの世帯主です」 「…奥様が世帯主?」 戸建て住宅の世帯主と女性が結びつかないバグ発生した模様
不登校児の親さんに「学校来ちゃえば大丈夫なんです。だから来させてください」って言う教師多いけど、学校で「大丈夫」に見えても行くまでに泣いて身体あちこち痛くなって落ち込んで眠れなくて、帰ったら疲れ切って何もできなくてイライラしてって、「学校で大丈夫」の代償が大きすぎるんだよね
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その子たちの切実な痛みを軽んじることになるから。何も言えなくなる、難しい。ただ私たち大人にできることは、普段から容姿についての言及を避けること。自己批判(自虐)も含めて。自虐は他罰になるから。容姿や体型以外にも、子どもたちと共有できる話題はたくさんある。そっちを膨らませていきたい
男子に胸を触られて学校に行けなくなってしまった女の子がいる。でも少年漫画の中の女の子は胸を触ってもちょっと怒って許してくれる。男の子は現実の女の子もそうであるべきと思ってる。だから簡単に胸を触るし、いつまでも傷ついて許してくれない女の子が「あいつおかしい」ってなってしまう。暴力→
zoom会議で「逆境乗り越えて活躍する物語の危うさ」について話してるのを横で聞いてた娘氏「みんな逆境を乗り越えて活躍する物語好きだけど、逆転話が人気なのはレアだからだよね。ありふれてたら人気出ない。そのレアケースを一般化しちゃって今苦しんでる人たちを追い詰めるの、相当身勝手だと思う」
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「もし何かの被害に遭っても、どんな状況で何を着ていてお酒を飲んでたとしてもあなたは全く悪くない、悪いのは加害する方、だからすぐ相談や通報して。もし誰かに言うのが怖かったり相談先がわからない時は、とりあえず私に連絡して」とも伝えてる。シェルターや食堂を卒業する女の子たちにも、娘にも
夜7時まで遊んでいたその子には家に居づらい、安全でない、ひとりぼっち等の事情があるのかもしれません。ガツンと叱れば公園という逃げ場所を失うことになるかもしれません。もし見かけたら「どうしたの」と声かけ、あるいは警察等に「相談」をお願いしたいです。それが教育であり福祉だと思います
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わかめ
@senseiwakame
地域の人(匿名)から電話。『近所の公園で夜7時まで暗くなっても子供が遊んでいたからガツンと指導しておいた。先生みたいな偉い身分ではないけれど、1人の大人として勝手ながらすいません』という内容だった。その地域に住む大人みんなで子供の教育に責任をもとうすれば、豊かな街になると思う。
黙食が批判されてるけど「黙食がいい」ってぽそっと呟いてくれる子がちらほらいます。決められた班で向かい合って食べるのが苦しい子たち。そういう子は以前から潜在的にいたはず。私自身もそうだったから。それが「食事は向かい合って楽しく食べるのがよい」という大人のジャッジで黙殺されてきた
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もちろん女→男の加害もある。男→男も、女→女も。「被害に遭わない」教育は「加害しない」教育でもある。「何がいけないか」の軸は同じだから。でも男→女の加害が圧倒的多数な現状なのに女の子サイドへの教育の熱量が男の子サイドへのそれを上回ってる不均衡はなんとかならんものかな、ということ
娘氏はお菓子作りが得意で料理もそれなりにする。今日も色々作ってくれたのでつい「あなたと付き合える人は幸せだね」と言ったら「誰かと付き合ったからって私が料理を引き受けるわけじゃないしもしママが相手を男性だって想定してるなら私が将来一緒に暮らす相手は男性とは限らないよ」と即カウンター
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何にも怯えず一人暮らしができて好きな服装ができて夜を歩けて遊べる世の中がはやく当たり前になってほしい。それが実現しないから、私たちは女の子に「自衛」を教え続ける。それが必要だから。危機感があるから。でも被害に遭うことへの危機感と加害することへの危機感は、まだ釣り合ってないと思う
多様性の象徴という役割を、私たち「外国にルーツのある存在」に求めないでほしい。多様性は、その軸そのものが多様。容姿や肌の色という要素が「わかりやすい」からといって利用しないで。だって私たちの多くはこれまで散々「多様なバックグラウンド」を理由に疎外され誤解を受けてきたんですよ
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「こども食堂を増やせば貧困問題は解決されると思うか?」とも問う。返事に詰まる。   こども食堂と「子どもの貧困」を紐付けしてしまうのはメディア(と、子ども食堂で運営者のファンドレイジング戦略)によるミスリード仕方ないのかもしれない。でも「社会」と自分自身を切り離して→
保健室って学校の中のクリニックだと思うの。だから「授業に戻らないと単位やばいよ」とか「休んでばかりだと勉強遅れちゃうよ」とか、そういうの要らないんです。病院で「通院なんかして仕事大丈夫ですか?」「病院に来たら出世に響きますよ」って言われたら苦しいですよね。要らないんです。
貧困問題に関心があります メンタルヘルスをテーマに起業したいんです 大学入試でこども食堂についてプレゼンしたいです そんな学生さんたちが日々連絡をくれる。彼らと話したその数時間後、私は貧困のど真ん中にいて虐待を受け学校との繋がりが絶たれ「将来を選べる」機会から程遠い子たちを訪ねる
この地域には「大学に進学する」という選択肢がほとんど生まれながらに人生から除外されている子たちがいる。たくさんいる。親含め身内に大卒者がいない、身近に大学もない、周りの大人と同じように高校(時に中卒)で働くことが既定路線。大学という存在は知ってても、自分の選択に紐付けできない→
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約束を守らない、容姿をからかう、人前で貶める、勝手に私物を捨てる、嘘をつく、無断でプライバシーを他者に晒す、他人には絶対にやらないことを「親子だから」で許されると思ってる。それは支配。「親子だから」で許されると思ってる「よくある子育てトラブル」も、ニュースになるような虐待も、
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防御に徹すればより強く殴られる。でも無視をすれば「対話に応じないのか」と冷笑される。反撃すれば「分断に加担するのか」と責められる。でもその「分断」って、まず誰が作ったの? 泥試合を不快だと思える人が羨ましい。でもそんな「お気持ち」なんて知ったこっちゃない。だから私はわきまえない。
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例えば「社会貢献って何?」と問うと「こども食堂やりたいです」という答えが返ってくる。そんな子はすごく多い。「なぜ?」と問う。「子どもの貧困が深刻だからです」と答える。「あなたは?あなたも子どもだよね。あなたの目からはどう見えるの?」と問う。返事はない→
構造的に差別/搾取されている側が抵抗する時に権威を持つ側を脅かさない・怒らせない・不快にさせない物言いを当然のように要求されるの、ほんとしんどい。穏やかに「やめてください」と99回言っても通じなければ100回目にはブチギレる。でも権威側には最後の1回しか聞こえず「やりすぎ」と責められる
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だから怒ることにした。叩かれたら叩き返すことにした。でもその繰り返しを経験したことのない人は「いくら怒っているからといってそこまで言わなくても」「相手も悪いけど叩き返したら相手と同じ」と思うかもしれない。うん、私もそう思ってた。そうして叩かれ続けてきたんだよ。
子どもに「将来の夢」を書かせたり言わせるの、子どもにとって何か良い影響があると思えない。限られた知ってる職業の枠に可能性を押し込める必要ない。せめて「将来の夢」として特定の職業を書かせるのはやめてほしい。私ら生きるために仕事してるんであって、仕事するために生きてるわけじゃないよ
不登校の子に「別室でいいよ!週1回からでいいよ!放課後でもいいよ!家庭訪問するよ!文通からでも!」って選択肢を並べると、かえって追い詰めてしまうことがある。選択肢があっても辛くて怖い気持ちは消えない。そして「選択肢があるのに選べない、期待に答えられない自分」がますます苦しくなる。
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貧困は思考し判断し対話するエネルギーを奪う。そして貧困だからこそ「モノが無い・買えない」ことを強く恐れる。貧困故に「子どもに惨めな思いをさせたくない」と願い、子どもの要求にNOと言えなくなってしまう。「子どもの期待に応えられない自分」を不甲斐なく感じ、その葛藤から逃れるために→

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