mAgicTV GTをインストールCD無しでインストールした話
経緯
中古にて購入したI・ODATAのGV-MVP/XS3を使えるようにすべく視聴ソフトのmAgicTV GTをインストールしなければなりません。
しかし中古にて購入時にはインストールCDは付属しておらず...
CD無しでインストールできないか悪戦苦闘していたところ無事インストール・視聴できたので備忘録的に残しておこうと思います。
環境
windows10 64bit (ver 22H2)
CPU i7 4790K
RAM 16GB
GPU RX470 4GB
チューナー GV-MVP/XS3
下準備
mAgicTVのダウンロード
通常、mAgicTVのインストールファイルは配布されていないのですが、アイ・オー・データさんのQ&Aのページに「GV-MVP/X3シリーズ サポートソフト Ver.6.09」というものが配布されており、こちらからインストールできました。
・【mAgicTV GT】Windows 10インストール手順
こちらのページにある「GV-MVP/X3シリーズ サポートソフト Ver.6.09」というものをダウンロードします。
このファイルは本来、GV-MVP/X2シリーズをX3シリーズ同等にアップデートするためのソフトウェアですが、X2シリーズとX3シリーズの違いは提供されているmAgicTVのバージョンが異なるだけ (そもそもデバイスマネージャー上の認識はGV-MVP/Xのなっている) ですので問題なくドライバーのインストールやmAgicTVのインストールが行えます。
ダウンロードの際にシリアルナンバーの入力を求められますが、もちろんGV-MVP/XS3のシリアルナンバーでは「対象ではありません。」とはじかれてしまいます。
そこで対象機種であるGV-MVP/XZ2用のシリアルナンバーを入力したところ無事ダウンロードできました。
初回のインストールはCD-ROMから~(以下略)の回避
このままだと初回のインストールはCD-ROMから~(以下略)という文言が出てインストールができません。
そこでこちらのブログを参考にさせていただきました。
Gomasy's blog 様
mAgicTV Digital の「初回インストールは製品に付属の~」を回避する
https://blog.gomasy.jp/10.html
こちらブログによると、/ProgramData\I-O DATA\mAgicTV\uTransEffect.dll の存在を確認しているようなので
C:\ProgramDataに[I-O DATA]というフォルダーを新規作成
その中に[mAgicTV]というフォルダーを作成
その中に[uTransEffect.dll]という空ファイルを作成
※ファイルの中身は空で大丈夫です
・最終的にアドレスがC:\ProgramData\I-O DATA\mAgicTV\uTransEffect.dllとなっていればOK
※ProgramDataが見つからない場合はエクスプローラーの表示オプションにある隠しファイルにチェックを入れます。
mAGICTVのインストール
あとは先ほどダウンロードしてきた「GV-MVP/X3シリーズ サポートソフト Ver.6.09」の.exeファイルを実行し、デスクトップに新規作成された[gvmcpx3_609]というフォルダーにある[gvmsetup.exe]を実行しインストールするのみです。
私の環境ではこの手順で問題なくインストール・使用することができました。
追記(2022.12.14)
どうやらNVIDIA製のグラフィックボードを使用している環境で最新バージョンのドライバーだと視聴できないようです。
もしお困りの方は、ドライバーのバージョンダウン(ver:466.77で正常動作との報告あり)を試してみてください!
余談(mAgicTVが微妙って話)
今回は中古にて購入したGV-MVP/X3を使えるようにmAgicTVをインストールしましたが、私的にはかなり使いづらいなと感じてしまいました...
番組表やメニュー等を見るのに一度別ソフトを起動しなければいけない仕様...微妙すぎます。
私はデスクトップにあるショートカットで起動しているので、視聴中の状態から一度デスクトップに戻りショートカットから起動しなくではならない状態です。
妥協点とはいえシングルモニター環境だとかなり煩わしい作業です。
そこで私は新品・中古問わずTVチューナーを買うならピクセラさんの機器をお勧めします。
途中でも書いた通りアイ・オー・データさんはmAgicTVのバージョンごとに製品を差別化していました。
でもこれはアイ・オー・データさんに限った話ではありません。TVチューナ業界自体、規模が小さく技術も発展しきっているため、少ない予算を差別化が難しいハードウェアの開発に費やすほうが無駄といっても過言ではないのでしょう。
そこで購入する側はよりソフトウェアが使いやすい機器を選ぶわけですね。
そんな中でも私はピクセラさんの機器をお勧めします。
メインPCのチューナーとしてピクセラさんのDT-260をXitで利用していますが、録画おすすめ番組の一覧表示等、視聴ソフトがとても使い勝手がいいです。
ぜひご購入の際には候補の一つにどうぞ。