今回は、ブレンデッドスコッチとして日本でも古くから有名なJ&Bを改めて飲みます。
J&B、ジュステリアーニ・アンド・ブルックスは、1749年に創業した酒造メーカーです。
蒸溜家のジャコモ・ジュステリアーニと資本家のジョージ・ジョンソンの2人が創業したこの会社は、ウイスキーのみならず、ワイン、その他蒸留酒の販売を主体として事業を拡大していきました。
1831年にジョンソン家はアルフレッド・ブルックスに会社を売却し、現在の名称に改名されました。
そしてJ&Bレアと言われるブレンデッドウイスキーが誕生したのは1933年のこと。
禁酒法が廃止されたアメリカでの期待を込めて作られたブレンデッドウイスキーでした。
現在においてもアメリカでは有名なスコッチウイスキーのブランドになっています。
キーモルトは、ノッカンドゥをはじめとするスペイサイドの原酒が主体になっています。
日本においても、昭和の時代からテレビCMが放送されるなど、比較的に知名度のあるブランドになっています。
なおJ&Bは現在、ディアジオ社の傘下に入っています。
液色は少し薄めの琥珀色です。
味わいは、アルコールからの辛みが少々強めで、その後は甘味、酸味が広がります。
味わいは、ほろ苦さの後に酸味が続き、甘さが最後に奥からやってきます。
味わいは、多少の苦みがあるものの、酸味がメインになります。
スモーキーな香りがあるものの、それほど強くないので、クセがきついという印象は薄めです。
どのような飲み方であっても偏りがないので、晩酌用として用意していても申し分ないと思います。
700mL、アルコール度数40度、価格は1600円ほど。
最近の円安による値上げがあったものの、コスパの点で見劣りするという感じはないでしょう。
ワイン販売でも有名なメーカー
蒸溜家のジャコモ・ジュステリアーニと資本家のジョージ・ジョンソンの2人が創業したこの会社は、ウイスキーのみならず、ワイン、その他蒸留酒の販売を主体として事業を拡大していきました。
1831年にジョンソン家はアルフレッド・ブルックスに会社を売却し、現在の名称に改名されました。
そしてJ&Bレアと言われるブレンデッドウイスキーが誕生したのは1933年のこと。
禁酒法が廃止されたアメリカでの期待を込めて作られたブレンデッドウイスキーでした。
現在においてもアメリカでは有名なスコッチウイスキーのブランドになっています。
キーモルトは、ノッカンドゥをはじめとするスペイサイドの原酒が主体になっています。
日本においても、昭和の時代からテレビCMが放送されるなど、比較的に知名度のあるブランドになっています。
なおJ&Bは現在、ディアジオ社の傘下に入っています。
テイスティング
グラスからの香り、液色
グラスからはバニラ、リンゴ、ブドウの香りが広がります。液色は少し薄めの琥珀色です。
ストレート
ブドウの香りとスモーキーな香りが先立ち、バニラ、リンゴ、ナシの香りへと続きます。味わいは、アルコールからの辛みが少々強めで、その後は甘味、酸味が広がります。
ロック
スモーキーな香りが先にやってきて、ブドウ、ナシ、リンゴ、カカオの香りが追いかけてきます。味わいは、ほろ苦さの後に酸味が続き、甘さが最後に奥からやってきます。
ハイボール
ナシの爽やかな香りが先に訪れ、ブドウ、青リンゴの香りへ続きます。味わいは、多少の苦みがあるものの、酸味がメインになります。
フルーティさが広がるライトな印象
全体的にはフルーティな香りが強めで、ボディもそれほど強くなくライトな飲み口です。スモーキーな香りがあるものの、それほど強くないので、クセがきついという印象は薄めです。
どのような飲み方であっても偏りがないので、晩酌用として用意していても申し分ないと思います。
700mL、アルコール度数40度、価格は1600円ほど。
最近の円安による値上げがあったものの、コスパの点で見劣りするという感じはないでしょう。
<個人的評価>
- 香り B: ブドウ、リンゴ、ナシ、カカオの香りが主体。スモーキーさも多少なりとも得られる。
- 味わい B: 酸味と甘味が半々。加水すると苦みが多少加わる。
- 総評 B: 常飲するにも不満が少ない、晩酌用としてもいい。