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読めないニックネーム(再開版)

世の中の不正に憤る私が、善良かもしれない皆様に、有益な情報をお届けします。単に自分が備忘録代わりに使う場合も御座いますが、何卒、ご容赦下さいませ。閲覧多謝。https://twitter.com/kitsuchitsuchi

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『動物農場 おとぎばなし』 『1984年』。新語法の実例 new!!

本記事は、
本記事の作成過程、
『動物農場 おとぎばなし』 (川端康雄訳、岩波文庫、2009年)の備忘録(メモ)と考察、
ジョージ・オーウェル『1984年』(高橋和久訳、ハヤカワepi文庫、2009年)の備忘録(メモ)と考察、
参考資料
の順に書かれています。

忙しい人は本記事を読まなくていいので、最重要である

一九八四年 ニュースピークの諸原理
https://open-shelf.appspot.com/1984/appendix.html
を読むか(長くないです)、

【朗読/小説/SF】一九八四年 付録 ニュースピークの諸原理(ジョージ・オーウェル)【リマスター版】
https://www.youtube.com/watch?v=MhM8buQOZrU
を聞くかして下さい。

以前呟いた「西周の誤訳が害悪なので、演繹(ディダクション)と帰納(インダクション)は語源などを使って、下導と上導と正名した。観念(イデー)も誤訳。思考関係の単語が汚染されている。」の単語の汚染よりも危険。実例は本記事にある。

『動物農場 おとぎばなし』
”七戒
一、二足で歩くものはすべて敵である。
二、四本足で歩くもの、あるいは羽根があるものはすべて友だちである。
三、動物は服を着るべからず。
四、動物はベッドで寝るべからず。
五、動物は酒を飲むべからず。
六、動物はほかの動物を殺すべからず。
七、すべての動物は平等である。”

”スノーボールは、〈七戒〉がけっきょくはひとつの格言、つまり「よつあしいい、ふたつあしだめ」に要約できるのだと宣言しました。かれが言うには、これは〈動物主義〉の根本原理を含んでいるのであり、これを徹底して把握していれば、人間の影響を受けずにすむのだそうです。”

謀議追及者は、〈陰謀論〉がけっきょくはひとつの格言、つまり「きりすといい、ゆだやだめ」に要約できるのだと宣言しました。この人が言うには、これは〈陰謀論〉の根本原理を含んでいるのであり、これを徹底して把握していれば、聖書の影響を受けずにすむのだそうです。





冒頭(本記事の作成過程)

2019~2020年ごろに作成していて未完成のまま放置していたと思われる記事をようやく完成させた。
2019~2020年ごろというのは呟きの年月日による判断だ。5年ぐらい放置していた記事を完成させた。
今の私と見解が違う場合でも、内容はできるだけ変えないことにする。「できるだけ」というのは誤字脱字は直すからだ。それと文意がより明確になるように変えた箇所もある。作りかけつまり未完成の個所は完成させた。

↓が埋め込まれているのである程度いつごろから放置か推測できる。


上記を埋め込まずに引用すると
https://x.com/kitsuchitsuchi/status/1280842644231340033
”子×5(ねここねこ。子子子子子。五つ子)
@kitsuchitsuchi
NWの元ネタは恐らく
99%尻社(Order)員のシェイクスピア『嵐』(テンペスト。魔術師が気象操作で嵐を起こす)
"How beauteous mankind is!
O brave new world,
That has such people in't."
人はこんなにも麗しい!
何てすばらしい新世界、
彼らがいる所!
http://yomenainickname.blog.fc2.com/blog-entry-334.html

ハクスリーと伊藤計劃!
yomenainickname.blog.fc2.com
【シェイクスピア】すばらしい新世界の元ネタで魔法使いが嵐を起こし 不死鳥も登場『あらし(テンペスト)』。 題名が夏至なのに5月1日前夜『夏の夜の夢』。左目青牛鬼とグランドブルーロッジカリオストロ
今回は超短いよ新世界の元ネタ『あらし(テンペスト)』と、題名が夏至なのにわざわざ5月1日前夜の話『夏の夜の夢』、
午後9:34 · 2020年7月8日


2020年の呟きだ。ただし、シェイクスピア記事は2019年の記事だ↓

【シェイクスピア】すばらしい新世界の元ネタで魔法使いが嵐を起こし 不死鳥も登場『あらし(テンペスト)』。 題名が夏至なのに5月1日前夜『夏の夜の夢』。左目青牛鬼とグランドブルーロッジカリオストロ
Posted on 2019.11.30 Sat 21:36:17
http://yomenainickname.blog.fc2.com/blog-entry-334.html

以下も、久しぶりにこの記事を(作りかけのときに)覗いたら埋め込まれていた呟きなので時期特定に使える↓























冒頭部分に埋め込まれていた呟きは以上だ。埋め込まれた呟きを開いてRTする作業のついでに、和訳を表示させてみた↓

https://x.com/Chimaera925/status/1193066391118606336
”Chimaera925/峨骨
@Chimaera925
Big Sister is watching you
お姉ちゃんがあなたを見守っています
さらに表示
この翻訳は正確でしたか?改善のため、フィードバックをお寄せください:

午後4:22 · 2019年11月9日


和訳で意味が変わりすぎだ(笑) ビッグ・シスターってそのままにする方がいいな。



動物農場

以下などで訳文と翻訳者を比較した結果

主要な翻訳全てを引用して比較している
マナーをわきまえない「動物農場」新訳
https://numabe.exblog.jp/237669601/

「動物農場」を読むなら、おすすめの文庫はどれ? 各社版徹底比較!
http://www.squibbon.net/archives/22059832.html

『動物農場 おとぎばなし』 川端康雄訳、岩波文庫、2009年
を選択。
オーウェル研究の第一人者が翻訳しているから。

p.7
” 荘園農場(マナー・ファーム)のジョーンズさんは、
にわとり小屋にかぎをかけて夜のとじまりをしましたが、
ひどくよっぱらっていたので、
くぐり戸を閉めるのを忘れてしまいました。
ランタンからもれでるまんまるの明かりを左右にゆらしながら、
中庭をふらふらとすすみ、
裏口でブーツをけっとばしてぬぎすて、
台所のビヤだるから寝しなの一ぱいをごくりと飲んで、
二階のベッドにあがってゆきました。
ベッドのなかではおくさんがすでにいびきをかいてねむっています。
 寝室の明かりが消えると、
すぐに農場の建物じゅうでざわざわ、ばたばたという物音がしました。
昼間のあいだにはなしが広まっていたのです。
なんでも、品評会で入賞したミドル・ホワイト種のおすぶた(ボアー)であるメージャーじいさん(1)が
昨晩ふしぎな夢を見たので、
ほかの動物たちにそれを伝えたいのだとか。
それでジョーンズさんがいなくなってだいじょうぶになったら、
すぐにみな大納屋(おおなや)に集まろうということになったのです。”
川端康雄 訳 (2009年)

p.170 訳注
1
「ボアー」(boar)とは去勢していない雄豚。
つまり種豚のこと。
精肉用の雄豚は商品価値の維持のために生後まもなく去勢(睾丸を切除)してしまい、
生体重が六〇-七〇キログラムに発育した頃(だいたい生後半年で)殺されるのだが、
ボアーであるがゆえにメージャーは寿命をまっとうできる。

「メージャーじいさん」(Old Major)のmajorは
(英陸軍の)「少佐」、広義にはグループの「長」を意味する。


メージャーじいさんの演説
p.17
”「もうあまり言うことはない。
ただくりかえすしかない。
人間とそのやり口のすべてに対する敵対心というみんなの義務をつねに忘れないでいるようにとな。
二本足で歩くものはすべて敵じゃ。
四本足で歩くもの、あるいは羽根をもつものはすべて味方じゃ。
さらにおぼえておいてほしいのじゃが、
人間とたたかうにあたって、わしらは人間と似てしまわぬようにせねばならぬ。
人間を打ち負かしたあとでさえ、やつらの悪徳をとりいれてはならぬ。
いかなる動物も、家に住んではならぬ。
ベッドで寝てはならぬ。服をまとうのもいかん。
酒も飲むべからず。たばこもいかん。
金にふれるのも、商売もまかりならぬ。
人間の習慣はすべて悪しきものじゃ。
そしてなによりも、いかなる動物も、
自分の同胞(はらから)に横暴なふるまいをしてはならぬ。
弱かろうが強かろうが、
頭がよかろうが悪かろうが、わしらはみな兄弟なのじゃ。
いかなる動物も、ほかの動物を殺してはならぬ。
動物はみな平等なのじゃ。”

(ルソー教的な、人間の文明否定演説。
しゃべっているのが豚)


演説集会から三日後にメージャーじいさん(教祖)は死亡。
それは頭がよいほうの動物たちに、
くらしについてのまったく新しい見方を与えた。
メージャーが予言した〈反乱〉がいつ起きるかはかれらにはわからず
自分たちが生きているうちに起きるとはとても思えなかったが、
それでも、その準備をするのが自分たちのつとめだとはっきりわかっていた。
ぶたは動物のなかでいちばん頭がいいとみんなみとめられていて、
なかでもきわだっていたのが二頭のおすぶたの
スノーボールとナポレオン。
農場にいるほかのおすぶたはみんな食用ぶた(ポーカー)だったが、
そのなかでいちばんよく知られていたのがスクィーラーで
黒を白といいくるめることができる、そんな評判だった。
この三頭(教祖の話を直接聞いた者)はメージャーじいさんの教えをねりあげて
ひとつの完全な思想体系にし、
それに〈動物主義(アニマリズム)〉というなまえをつけた。
(教義体系を整備するのは教祖ではなく頭の良い弟子)
〈動物主義〉の原理を秘密集会でほかのものたちにくわしく説明。
(できたての頃は大っぴらに布教しない)

ぶたたちのもっとも忠実な弟子は二頭の馬、ボクサーとクローヴァーで
自分でものをかんがえるのは大のにがてだが、
ひとたびぶたを自分の先生とみとめると、
かれらのはなしをすべて吸収し、
それをかんたんなことばでほかの動物たちに伝えた。
しかも集会にはかならず出席し、
集会のおしまいにいつも歌われる「イギリスのけものたち」(最初に歌ったのは教祖)の音頭をとった。
(宗教が歌を作るのは音楽は人間の無意識に強力に影響するから。

思想体系を作ったり完全に理解できるほどには頭はよくないが
信者になると非常に熱心な人々は、
そこまで頭がよくないがゆえに
かんたんなことばに訳すのが上手い)

(宗教ができる過程の描写がうまい。
スクィーラーは『新世界より』のスクィーラーの元ネタだろう)

〈反乱〉は成功し
荘園農場(マナー・ファーム)の文字はぬりつぶされ、
動物農場(アニマル・ファーム)となる。


p.34-35
”…〈動物主義〉の原理を七つの戒律に要約することに成功した。

七戒

一、二足で歩くものはすべて敵である。
二、四本足で歩くもの、あるいは羽根があるものはすべて友だちである。
三、動物は服を着るべからず。
四、動物はベッドで寝るべからず。
五、動物は酒を飲むべからず。
六、動物はほかの動物を殺すべからず。
七、すべての動物は平等である。”

(けものフレンズならぬ
人をのけものフレンズ!)


豚が支配層なのは既存の一神教の否定。


一番うまくやっているのは突然いなくなる猫だな


” 日曜日には仕事はありませんでした。
朝食はいつもより一時間おそく、
朝食のあとには儀式があって、
それは毎週かならずおこなわれました。
まず旗がかかげられました。
スノーボールは馬具室で
ジョーンズおくさんの使い古しの緑のテーブルクロスをみつけ、
そこに白ペンキでひづめと角を描いておいたのです。
これが毎週日曜の朝に、
おやしき(ファームハウス)の庭にある旗竿にかかげられました。
スノーボールの説明によれば、
旗が緑色なのは、イギリスの緑の田野をあらわすためで、
ひづめと角は、
人類をついに打ち負かしたあかつきに成立する
〈動物共和国〉を意味しているそうです。
旗をかかげたあと、
動物たちはみな大納屋まで行進し、
そこで全体集会を開きました。”
p.41
()はルビの代用。

(旗の色が緑)

p.45(動物たちがアルファベットを習得しようとする場面の次)
” そのほかの動物たちはAの文字より先には進めませんでした。
また、ひつじやにわとりやあひるのような、
頭がわるい動物たちは、
〈七戒〉を暗記できないのだということがわかりました。
いろいろかんがえたあげく、スノーボールは、
〈七戒〉がけっきょくはひとつの格言、
つまり「よつあしいい、ふたつあしだめ」に要約できるのだと宣言しました。
かれが言うには、これは〈動物主義〉の根本原理を含んでいるのであり、
これを徹底して把握していれば、
人間の影響を受けずにすむのだそうです。”


p.62
”〈集い〉ではスノーボールが見事なはなしぶりで
大多数を勝ち得るのがしばしばでしたが、
ナポレオンは会議の合間に根回しをして支持をとりつけるのが上手でした。
ひつじにはとくにうまくやりました。
最近ではひつじたちは「よつあしいい、ふたつあしだめー」と
時をかまわずにとなえるくせがついてしまっていて、
これで会議をさまたげてしまうことがよくありました。
とりわけ、スノーボールの発言でかんじんなところにくると、
「よつあしいい、ふたつあしだめー」と鳴きはじめるきらいがあることがわかりました。”

(羊はクリスチャンの象徴)



第六章
〈第四戒〉(改竄後)
”『動物はベッドで寝るべからず、【シーツを用いては】』”
p.84
【】は太字の代役。

よつあしいい、ふたつあしだめ!

ろうどういい、やすむのだめ!
に変わっていく悲劇

第七章の終わりで
『いぎりすのけものたち』をナポレオンが廃止。
歌うことを禁止。
反乱の歌であり反乱は完了したから。
別の歌が作られそれが歌われるようになった。

『いぎりすのけものたち』の歌詞のうち特に

”われらが自由になるその日には

その日のためにみんなでがんばるんだ
その日が来るまえに死んでしまおうとも
うしもうまも、がちょうもしちめんちょうも
みんなで自由のためにはたらくのさ”
p.20
が都合が悪かったのだろう。


第八章最初のほう
〈第六戒〉(改竄後)
”「動物はほかの動物を殺すべからず、【理由なしには】」”
p.110
【】は太字の代役。

第八章末尾
〈第五戒〉(改竄後)
”「動物は酒を飲むべからず、【過度には】」”
p.132
【】は太字の代役。

”ナポレオンは、
週に一度、〈自主デモ〉なるものを挙行すべしと命じました。
その目的は、動物農場のたたかいと勝利を祝うことでした。”
p.138

(自主と言う名の強制。
人工芝ガス抜きデモ


第十章(最終章)

”ナポレオン自身が、ごうまんな目つきであたりを見まわしながら、
どうどうと立ってあらわれました。
けらいのいぬたちがそのまわりをはねまわっています。
 かれは前足に鞭をもっていました。
 あたりがしーんとしずまりかえりました。
動物たちはびっくりし、ぞっとし、
よりそって、ぶたの長い列がゆっくりと庭をまわってゆくのを見ていました。
まるで世界がさかさまにひっくりかえってしまったかのようでした。
それから、最初のショックが消え、
たとえなにがあっても――いぬたちがおそろしかったし、
また、なにが起ころうともけっして文句をいわない、
けっして批判はしない、というのが長年にわたって習い性になってしまっていたのですが、
それもかなぐりすてて――
ひどいじゃないかと、抗議の声を出しかけたのです。
ところがまさにそのとき、
まるで合図があったかのように、
ひつじたちがいっせいに、
すさまじい声で鳴きだしたのです。
「よつあしいい、ふたつあし【めーっぽういい】!
よつあしいい、ふたつあし【めーっぽういい】!
よつあしいい、ふたつあし【めーっぽういい】!
 それはえんえんと五分間つづきました。

いまや、〈戒律〉はたったひとつしかありませんでした。
それはこう書かれていたのです。


     すべての動物は平等である。
   しかしある動物はほかの動物よりも
     もっと平等である。


p.159-161
 【】は太字の代役。
すべての~もっと平等である、は原文でも文字が大きいので大きくした。


第十章(最終章)の最後まで
”ナポレオンはさらに言います。
昔の疑念はもはや残ってはおらぬかと存じますが、
みなさまからの信用を高めていただくことをはかり、
最近、当農場で慣例としていたことがらについて、
多少の変更をくわえました。
従来、農場の動物たちは、
たがいを「同士」と呼びあうという、
はだはだ愚劣な習慣を有しておりました。
これを廃止することといたしました。
さらにまた、起源は存じませぬが、
庭の柱におすぶたのしゃれこうべが
くぎで打ちつけられておりまして、
毎週日曜の朝に、
そのまえを行進して通りすぎるという、
まことに奇妙な習慣がありました。
これもまた廃止しました。
しゃれこうべはすでに埋めてしまっております。
お客さまがたには、
旗竿にひるがえる緑の旗もごらんいただけたでしょうか。
そうであれば、以前に見られた白いひづめと角がすでに除去されておることに
お気づきになったのではありませんか。
今後は、緑一色の旗となります。

「動物農場」のなまえは廃止されました。
今後は、この農場は「荘園農場(マナー・ファーム)」となります――
これこそが、わたくしの信じるところ、
正式な、本来の名称なのです。

いまや、ぶたたちの顔がどうなってしまったのか、
疑いようはありませんでした。
外から見ている動物たちは、
ぶたから人間へ、
人間からぶたへ、
そしてぶたから人間へと目をうつしました。
でも、もうむりです。
どっちがどっちだか、見わけがつかなくなっていたのです。

                     『おしまい』
             一九四三年十一月 - 一九四四年二月”
p.167-169
『』は太字の代用
(この骸骨はメージャーじいさんの頭骨。
結局、よつあしいい、ふたつあしだめすら否定され
豚はふたつあしになったバッドエンド)


資本主義と共産主義の両建て



"原始共産制社会(エデンの園) 
→ 私有財産制度が発生(原罪が発生) 
→ 階級支配と搾取(人間の堕落) 
→ 共産主義革命(最後の審判) 
→ 共産主義社会(神の国)が実現し、人間の究極的な開放が実現する

キリスト教は、「神の国」は必ず実現する、と言っています。
なぜならばそれが神の意思だからです。
マルクスも、「共産主義社会は必ず来る」と言っています。
なぜならばそれが歴史の必然だからです。
「神の国が必ず来るという証拠を示せ」と言われても、それは無理です。
神を信じている人が、「必ず来る」と信じ込んでいるだけなのです。"

(見事に設計図が聖書。

悪の原因説明
→悪の定義は~です、
善の定義は~です
→悪をできるだけなさず、
 善をできるだけなしましょう
→悪は滅され善行は報われる
ってのが宗教のよくある設計図)




1984

2足す2は5である(2+2=5、Two plus two makes five)
にすら
英語版ウィキだと専用記事がある。
原文が英語だから一番充実しているのが当たり前か。
日ユ同祖論が英語版の方が充実している理由はやはり〔検閲済み〕

The phrase "two plus two equals five" ("2 + 2 = 5")
https://en.wikipedia.org/wiki/2_%2B_2_%3D_5

List of Newspeak words
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Newspeak_words#Unperson


Nineteen Eighty-Four由来の英単語が普通に使われるレベルに浸透しているから
すさまじい影響力の小説だな。
1984を未読でも知っている人が意外といるほどだ。


強意表現はplus-, doubleplus- といった接頭語な作品。
doublethink。
平和のために半永久的に戦争を継続。


戦争は平和である (WAR IS PEACE)
自由は屈従である (FREEDOM IS SLAVERY)
無知は力である (IGNORANCE IS STRENGTH)
『1984年』
BIG BROTHER IS WATCHING YOU

高橋和久 訳の
ジョージ・オーウェル『1984年』ハヤカワepi文庫 2009



ジョージ・オーウェルの『1984年』ではビッグブラザーはB・B。
本編の後に『ニュースピークの諸原理』という作者不詳の解説文が附されており、標準的英語の過去形で記されている。これは、スミスの時代より遠い未来においてこの支配体制が破られることを暗示しているらしい。ジョージ・オーウェルは、この部分を修正・削除するように要請されても、「削除は許せない」と修正を拒否したらしい。

倍超良い作品。

この作品自体だけでなくその用語にもウィキの記事があるほどの作品。

今でもディストピアもので
言語自体を支配用に徹底変更するものは少ない気がする。

※ニュースピークの諸原理の翻訳がネットで無料公開されている。
本書とは翻訳者が異なる。

ニュースピークの諸原理
https://open-shelf.appspot.com/1984/appendix.html
これ以外のところもすべて訳しているのがすごい。

この人
【日本語訳】動物農場(Animal Farm)
http://blog.livedoor.jp/blackcode/archives/1518842.html
も作成している。


附録 ニュースピークの諸原理
p.1(横書きで左から右ページに進む)から

ニュースピークはオセアニアの公用語であり、
元来、イングソック(Ingsoc)、つまりイギリス社会主義(English Socialism)、
の奉ずるイデオロギー上の要請に応えるために考案されたものであった。
1984年の段階では、話しことばにせよ書きことばにせよ、
コミュニケーションの手段としてニュースピークだけを使うものは、
まだ一人としていなかった。
《タイムズ》の社説はニュースピークで書かれていたものの、
これは一人の専門家だけがやってのけられる離れ業であった。
ニュースピークは2050年頃までにはオールドスピーク(即ちわれわれの言う標準英語)に最終的に
取って代わっているだろうと考えられた。

ニュースピークの目的はイングソックの信奉者に
特有の世界観や心的習慣を表現するための媒体を提供するばかりではなく、
イングソック以外の思考様式を不可能にすることでもあった。
ひとたびニュースピークが採用され、
オールドスピークが忘れ去られてしまえば、
そのときこそ、異端の思考――イングソックの諸原理から外れる思考のことである――を、
少なくとも思考がことばに依存している限り、
文字通り思考不能にできるはずだ、という思惑が働いていたのである。
ニュースピークの語彙は、党員が表現したいと正当な欲求を覚える意味それぞれに対して、
正確で、しばしば正常に巧妙でもある表現を与えるように構築され、
その一方で、それ以外の意味をすべて排除し、
また間接的な方法でそのような意味を表現する可能性をも排除したのだった。
このような排除が成功した一因は新語が発明されたことにあるが、
何と言っても、好ましくない語を除去し、
残存する語についてはそこから非正統的な意味を、
そして可能な限り副次的な意味をすべて、
剥奪した効果が大きかった。
ひとつだけ例を挙げよう。
「自由な/免れた」を意味するfreeという語は
ニュースピークにもまだ存在していた。
しかしそれは
「この犬はシラミから自由である/シラミを免れている」とか
「その畑は雑草から自由である/雑草を免れている」といった言い方においてのみ
使うことができるのである。
「政治的に自由な」或いは「知的に自由な」という古い意味で使うことはできなかった。
なぜなら、政治的及び知的自由は、概念としてすらもはや存在せず、
それゆえ、必然的に名称がなくなったのだ。
明らかに異端性を帯びた語が禁止されたのは当然として、
それに加えて、語彙の削減それ自体がひとつの目的であると看做され、
絶対に必要不可欠とは言えない語は生き残ることを許されなかった。
ニュースピークは思考の範囲を拡大するのではなく
『縮小』するために考案されたのであり、
語の選択範囲を最小限まで切り詰めることは、
この目的の達成を間接的に促進するものだった。

(『』は傍点の代用。)

A語彙群…は日ごろ暮らしていく上で必要な語から成っていた。

意味の多義性や微妙なニュアンスはすべて一掃されてしまったのである。

2024年5月25日に追加:
あ、「正確で、しばしば正常に巧妙でもある表現 」は書き間違いだ。原文は「exact and often very subtle expression」なので「正常」ではなく「非常」だ。
追加ここまで


(動詞と名詞が同じ綴りというか同じ語。
不規則動詞も排除しているのがすごい。
不規則な複数形も排除。
不規則な比較級変化も排除。
外国語として学ぶ人にとっては実に習得が楽な言語。
すでに詳しい要約もあるし、
全訳もネット上に公開されているので詳しくメモるのはやめる。

超plus-
倍超doubleplus-

ある単語と反対概念で一対をなすなら片方を消しても構わないというのもすごい。
badは消滅しungoodを採用。

語彙が減ると抽象思考がかなり制限されるのは確か。
語彙が年々増えずに減っていく言語はニュースピークだけ!


発音が難しい語、
或いは
聞き間違えられやすい語は『そのこと自体によって』悪い語であると考えられた。


単語は減らしてく方針だが、
B語彙群
=政治的目的のためにつくられた造語は許される。

名誉、正義、道徳、国際協調主義、
民主主義、宗教、サイエンスなどは廃止。

B語彙群の語はほとんど例外なく
二音節または三音節の短い単語で
アクセントが最初の音節と最後の音節に等しく配分された。

duckspeak
=アヒルのようにガーガーしゃべること。
他のB語彙群と同様
発っせられる意見が正統派のものであれば
称賛以外の含意を持たない。

doubleplusgood duckspeaker
倍超良アヒル話手
は熱い賛辞


新語法の専門家サイムも消されてたな。
党上層だけオールドスピークも使うようにしたいのだろう。




オーウェルの『1984』にあるようなニュースピーク語法だな。



ディストピアはディストピアでも日本の場合はハイテク技術が使いこなせないから、旧ソ方式の方が合ってるんだろうな。シュレッダーとドリルとニュースピーク、
意味不明な言い換え語でやりくりしても、国民は管理できるんじゃねぇかな。旧ソですら簡単に重要書類破棄なんてしなかったか。

語感とやってる感だけでやってきたからな。何かやったように見せかけてるか、隠蔽するか。


国旗に交差するドリルとシュレッダーを書き加えないと。いや、シュレッダーはちょっと絵面が悪いな。ドリルとハサミか、極太マーカーあたりでどうか。

革命的なドリルで岩盤規制も解体して、規制緩和して多国籍企業に解放しているし象徴として悪くないな。

言葉、単語やその定義に鈍感な奴は言葉遊びに騙される。

デジタル版安部語録でクイズに正解して社会信用スコアのポイント獲得なんて事になったら、色々な意味で恐ろしいな。「これまでのお約束とは異なる、新しい判断」
「重要なことは結果だ。100の言葉より1の結果だ」
「パートは月25万稼げる」
迷言録になってしまう。

風評被害を消す、無かった事にする為に、その問題を指す言葉を削除する。あるいは見聞きして即座に意味が解らないようなアルファベットの羅列や全く異なる印象を抱く言葉に言い換えさせる。
例:ゴミの島→夢の島

これらは幅広く使われている。FTAにしてもそう。FTAってタグがバズってトレンドに載ってもFTAが何か知らない者や興味を持たない者や、単語だけで理解した気になった者はその三文字が視界に入ったからといって何かする事はない。そして彼らの中で者は無かった事になる。

これはマニア向けのアカウントだから略称で通すけど、
一般向けに書くなら日米貿易協定も併記した方が良いだろうな。見も蓋も無い話、貿易分野以外にも影響及ぼすから、
根本的に名付けの段階で不適切と言えるのだけど。

囲い込みにも使われる。ウチとソトを分ける内輪でしか通じない言葉。方言も似たようなもの。







日米貿易協定と(日米)FTAを(日米)TAGと言い換えるだけで別物に見えるし、それだけで検索エンジンに介入できる。各々が同じ事を調べても、検索ワードが異なれば結果、得られる情報が変わってくる。ある種のSEO対策ワード、か。
1件の返信 9件のリツイート 4 いいね
峨骨
‏ @Chimaera925
6 時間6 時間前

CSF、豚コレラにしたってそう。CSFって単語で中身が解らないようにしておいて、CSFという単語で検索エンジンの上位に安全という情報が並ぶようにしておけば、風評被害対策という名の情報操作ができる。放射能汚染にしたって、単語使うのを自粛させりゃ、な。
1件の返信 6件のリツイート 4 いいね
峨骨
‏ @Chimaera925
6 時間6 時間前

広めたくないものは検索エンジンに紛れる単語にすりゃいい。日米付けずにTAGでGoogle検索するとタグホイヤーだったか。検索ワードが適切でないと、適切な情報は出てこない。
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峨骨
‏ @Chimaera925
6 時間6 時間前

現FTA関連で安全だの危険論はデマなどと情報操作が行われるのは情弱に対して。知恵袋や5ch、Twitter等が主戦場か。ライト層は新聞なんか見ないし、資料も見ない。ましてpdfなら尚更だ。ついでに頭のおかしい奴に罵倒合戦させておけば政治の話から遠ざけられる。政治の話はタブーと思わせてあるから尚更
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峨骨
‏ @Chimaera925
6 時間6 時間前

あとは、政治的な話をすると新しいおかしいやつに罵倒される同一視されると思わせておけば、一部の奴の趣味みたいな位置付けになって政治クラスタという蛸壺に隔離できる。政治の話をするとフォロー外されるなんて恐れる者も黙らせる事ができる。
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峨骨
‏ @Chimaera925
6 時間6 時間前

そういえば、絡まれた事ってここ暫く無いな。棒くらいか。人種差別発言しまくってたから通報して終わったので、何しに来たのか解らない。






p.11
”真理省(ミニストリー・オブ・トゥルー)――
ニュースピーク(原注)では〈ミニトゥルー〉と呼ばれる――は
視界に映る他の対象とは驚くほどかけ離れていた。
巨大なピラミッド型の建築で、
白いコンクリートをきらめかせ、
上空三百メートルの高さまでテラスを何層も重ねながら、
聳え立っている。
その白い壁面に優雅な文字によってくっきりと浮かび上がった党の三つのスローガンは、
ウィンストンの立つ窓辺からも辛うじて読めた。

戦争は平和なり
自由は隷従なり
無知は力なり

真理省は地上部分に三千の部屋を持ち、
それに対応する分室が地下に展開されていると言われていた。
ロンドンには他に同じような外観と大きさの建造物が三棟点在していた。

原注 ニュースピークはオセアニアの公用語であった。
   その構造と語源については「附録」参照のこと。”

※()は傍点の代役

(3好きだね。
真理と名付けられているのに中身は虚言症で
建物がピラミッド型で300mって結社シンボル狙ったのか
狙ってないのか微妙なラインだな。

ちなみにこの本が出たのは1949年。

原注を見るに、本書は後世による当時の記録を再構成したものっぽい。
附録は普通の英語(オールドスピーク)で書かれているから
イングソック体制が崩壊しニュースピークが公用語でなくなった世界の文章だろう。

単語を少なくしても概念は消えないし、消えてもまた生まれるから新しい単語や表現が発明されるだけでは?


ニュースピーク(新語法、Newspeak)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%AF




二分間憎悪の場面
p.28-29
”戦争は平和なり
自由は隷従なり
無知は力なり

しかしなお〈ビッグ・ブラザー〉の顔は数秒間、
スクリーン上に残っているようだった。
見ているものの眼球に与えた効果が
すぐには消えないくらい鮮烈だったということだろうか。
薄茶色の髪をした小柄な女は前の椅子の背の上にまで思わず身を乗り出していた。
どうやら「わが救い主!」と声を震わせて言っているらしい呟きを洩らしながら、
スクリーンに向かって両腕を差し伸べている。
それからその女は両手のなかに顔を埋めた。
祈りを捧げているらしかった。
このとき、集まっていた全員が低くてゆっくりとした声でリズムを刻みながら、
急に「B・B!……B・B!……B・B!」と繰り返し唱え始めた。
それはとてもゆっくりとした朗詠で、
「B」と「B」のあいだに長い休止が置かれるのだった。

感極まったときにはよくことばが繰り返されるものだが、
まさにこれはそうした反復句だった。
〈ビッグ・ブラザー〉の叡智と威厳に対する賛歌という一面もあったが、
それ以上にこれは、自己催眠の行為、
リズムを刻む音によって意識の働きを故意に消すものだった。”


(二分間憎悪は二分間では終わらない。
最初に敵=ゴールドスタインを憎悪させたあとで
救世主としてビッグ・ブラザーを崇めさせる仕組み。
BBちゃん。
ビッグ・ブラザーのモデルはスターリンらしい。

ビッグ・ブラザーって偉大なるメイソン員って意味?
p.22”痩せたユダヤ人のような顔”の
エマニュエル・ゴールドスタインがボスの秘密結社『兄弟同盟』のモデルがメイソンで
ユダヤ・フリーメーソン陰謀論が元ネタの一つだろう。
ユダヤ・フリーメーソン(なぜかクリスチャンがいない)陰謀論は支配用サンドバッグなので
ユダヤ・フリーメーソン陰謀論は毒入りの餌だとオーウェルは考えたのかも。
ビッグ・ブラザーのモデルもメイソンだから
メイソンの派閥対立を作者は知っていたかも。

モデルの人物はトロツキー説が有力らしい。
ゴールドスタインという姓はユダヤ人のもので、
ユダヤ人であるトロツキーの本名がブロンシュテイン。


1984は反共主義のバイブルとされたのだが
共産主義に対して二分間憎悪させられていると気づいた人は意外と少ないだろう。

”1984年に発売されたアップルコンピュータのMacintoshの発売予告テレビCM『1984 (広告)』は、
小説『1984年』に想を得て、当時同社製のApple IIIを市場で凌駕していたIBM PCのメーカーであり、
「Big Blue」のニックネームを持つIBMを「ビッグ・ブラザー」として描いた。”
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B6%E3%83%BC
ビッグ・ブラザー(偉大な兄弟とも、英語: Big Brother)








村手 さとし
? @mkmogura
1月31日

農家が消費税の増額、食品の軽減税率の運用によって、インボイスというシステムの申請が必要になる。
仕事柄、多少、食べ物を扱うし、苗(軽減非対称)を扱うので、調べているのだが、小さい農家とJA以外、政府の息のかかってない仲介業を潰しにきてる。
これは、TPPなどに付随する農業潰しだ。
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村手 さとし
? @mkmogura
1月31日

トマトでなら、食べ物、減税だね。誰が作ったの?を明確にするため、インボイス、売買契約の条件を履行したことを売主が買主に証明した書類。
生産者が売ったよと、事業者番号を紐つけ書類を義務づける。マイナンバーの事業版の1984の社会。
農家がこれをやるかJA、市場が仲介をやらなきゃならない。
1件の返信 9件のリツイート 9 いいね
村手 さとし
? @mkmogura
1月31日

JA、農協などに依存しなきゃ、小ちゃい農家はやれないし、自分でどこかのお店に直売りすると、仕入れた材料費などは仕入税額控除ができなくなる。
しかもインボイスは事業者登録番号が必要。小ちゃい規模の売上の消費税免除の農家は税務署から番号がもらえずインボイス発行できない。
大手にも断られる
1件の返信 11件のリツイート 10 いいね

村手 さとし
? @mkmogura

JAに完全依存みたいな形でしか、売上の少ない日本の農家は、やれなくなり、直で小売に売ることは禁止されるようなもんだ。
それが嫌なら、消費税を収めるため課税売上高が1000万を越して、税金納めろと脅してるようなもん。
家庭菜園的なのの延長である農家は潰される。


村手 さとし
? @mkmogura
2月28日

日本で兵役が義務化されるには、なにが必要か考えてる。
情報統制と言う名の洗脳を機能するにおいて、18歳以上とかのタイミングで、問題起こしそうな奴を、兵役として強制拘留、洗脳を出来るというのは、この日本1984化計画において、実に理にかなってるからだ。
とりあえず、改憲だな。

逃げろ。



p.56
党のスローガンは言う、
”過去をコントロールするものは未来をコントロールし、
現在をコントロールするものは過去をコントロールする”と。


p.102から
〈反セックス青年同盟〉といった組織すらあり、
男女ともに完全なる禁欲を目指すべきであると唱導していた。
子どもはすべて人工授精(アーティフィシャル・インセミネーション)…
で生まれ、公共の施設で養育されるべきだというのである。





p.131と132より
プロール(大衆労働者)の楽しみが宝くじであるが
賞金は大部分が架空のものであり
少額の賞金だけが本当に支払われ
高額の賞金当選者は実在しない人間。

(日本の宝くじ人脈が闇なのだが
高額当選者って本当にいるの?
いるとしてもその当選者って支配層側ではない被支配層?


p.236
毎日のようにロンドンに飛来してくるロケット弾は、
おそらく『ただ人々をおびえさせるために』
他ならぬオセアニア政府が発射している、というのだ。
『』は傍点代役

(政府、支配層が自作自演テロで大衆を殺している現状と同じだ)

p.272
”〈ブラザー同盟〉は通常の意味での組織ではないので、
一掃されることは決してない。
その団結を保証しているのは何をもってしても破壊できない思想だけなのです。
メンバーにとってその思想以外、自分の支えになるものは何もない。”

(支配層が倒れにくい理由。
薔薇十字システム)

p.302
外国語の習得も禁じられている。


p.306
”現在の戦争とは、支配集団が自国民に対して仕掛けるものであり、
戦争の目的は、領土の征服やその阻止ではなく、
社会構造をそっくりそのまま保つことにある。”

p.307
”たとえ三つの超大国が、
争い合う代わりに、
恒久的な平和のなかで生きていくことで意見の一致を見、
互いに相手国の領地は侵犯しないようにしたところで、
結果は対して変わらないだろう。”


世界を分割する3大国が結託し、
支配階層が権力を半永久的に維持できるようしているという記述を見かけたのだが
この個所が根拠なら、この個所はあくまで仮定。
でもこれが実際に作中でもなされているだろう。
明確に結託しているという記述を見逃したかも)


p.319
ビッグ・ブラザーは絶対に誤りを犯すことがなく、全能である。
(全知全能のゴッドの言い換え)


(記録ごと人が蒸発することが何度も描かれる。
その人を記憶する人々も全員消し、
記録も抹消したら
神格化ができなくなるから公開処刑より有効)


被支配層ほど自由なのが皮肉だ。
バッドエンド。
名作だった。



参考資料



「哲学なき政治、感性なき知性、労働なき富、この三つが国家崩壊の要因なり」とはタゴールの言葉だったか。



動物農場
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%95%E7%89%A9%E8%BE%B2%E5%A0%B4


ピート@夏への扉@susanoo
2010年5月4日
そうそう、今日新訳版の「1984年」を買ってきましたよ。
新訳版についている「附録 ニュースピークの諸原理」のほうがいいかもしれない。ニュースピークの訳し方が直訳っぽいのだけど、
それがかえってニュースピークのナンセンスさを際立たせている。非人間的言語って感じでダブルプラスグッドだ。

ミヒャエル・エンデの『モモ』

『一九八四年〔新訳版〕』ジョージ・オーウェル/高橋和久訳
動物農場」を読むべきなのは、日本人の場合でも変わらない。



1984のテレスクリーンかよ

中華系企業が同じ機能を開発すると警戒されるが、GAFAが同じ事をすると
「わぁ、便利な機能!画期的」だろ?どうかしてるぜ。

タージマハ アル @aru11_off
1月29日
今日結構でかい火傷をしてしまったんだけど、
焼けた金属に皮膚が当たった瞬間肉の焼けるいい匂いがしたんですよ。豚肉の匂いだった。
「人間の肉の味は豚肉に近い」説正しいかもしれない。

犬ペニちゃん @OQOQ_000
3月22日
私がおばさんになったら

20XX年、試験管で食用人間が生み出され日常的にカニバリズムが行われいる恐ろしい世界になっていた
人間の肉は低カロリーで豚肉に似た味、また豚より味が濃く野菜で巻いて食すことに非常に向いていた

田舎の本屋さん(農文協)@doburockman
2015年9月7日
【農業書センター入荷】
古代ローマ人も愛した、安くておいしい「肉の優等生」豚肉。
豚肉と人間の豊かな歴史を、偏見/タブー、階級意識などの視点も交えながら描く。
「豚肉の歴史」 原書房
http://shop.ruralnet.or.jp/b_no=05_56205168/ …

大原K @lazarasta
要するに知りたいのは「献本」と明記しながらネガティブなことを書けるのかってとこかな。

Hidekazu GOTO @kachikukenz
2012年12月2日
今読んでる文章によると2世紀の医者ガレノスは
「豚と人間の新陳代謝は似てるから、豚肉が人間にとってもっとも消化のいい肉なんだよ」って書いていたらしいよ。(今日は羊を食べました)

nekokan @nekokan
磁器健康器具では「健康」というキーワードで老人をつっていた。中世では「煉獄」だったが現代では「健康」をネタにすれば免罪符を売れるかもしれない。部分的には中世とメンタリティが変わっていない。
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nekokan
? @nekokan
5時間5時間前

先ほど磁器健康器具商法のニュースを見ましたが勧誘やセミナーの言葉が「陽の気」にあふれていました。私が陽の者をあんまり信用しないのは詐欺の者は基本的に陽の者というのもあります。
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輝井@「空手バカ異世界」第2巻5/17発売!
? @terry10x12th
6時間6時間前

「時計の長針と短針は11時台には重ならない。時を得る前にはタイミングがあわない、人生にはそういう時もある」
とか、
「日本人は伝統的にこういう文化だから今はこうなんだ」
っていう言説は「魔術」や「呪術」の領域で、まぁ一定の効果はあるよね。


いわゆる意識高い系とか、日本の伝統的企業文化の求める人材像って、この「魔術」に長けた人だよなぁ
まぁ、商品企画なんかもそんなとこはあるから間違ってはないのかもしれないけど。

魔術師と名乗ることそのものが魔術として機能するみたいな構造、面白いよね

あわい
? @adanamistm
5 時間5 時間前
返信先: @terry10x12thさん

わたし占いをやってる、とは言うけど、自分で占い師です、とは言わないんだが、そこの間に発動させてないもんがあるって事かもなぁと捉えると楽しい
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モテワン応援団たかお

?@takao_4321
2 時間2 時間前
返信先: @terry10x12thさん

なるほど……自分で自己の定義をしちゃうのはたしかに魔術の入り口っぽい。


山本貴嗣
? @atsuji_yamamoto
「実は生も死も存在しない」
「創造も破壊もない」とかいうヒンドゥーの覚者とか禅の思想とかに親しんでいると、今更感がありすぎて「輪郭線の有無」など語る気も起きない。究極私さえも存在しない。私と思い込んでいるものがいるだけ。
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山本貴嗣
? @atsuji_yamamoto
7 時間7 時間前

「いいですか、実は輪郭線など存在しないんですよ」「オマエモナー」(死語か
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山本貴嗣
? @atsuji_yamamoto

人は同じものを一生懸命小分けにする。「あれから一年経った」は「365日」でも「8760時間」でも「525600分」でも同じ。小分けにするほどいっぱい感あるが単位をとっぱらうと現在過去未来一生もただの一つに過ぎない。地上に国境線を引くように人は時にも線を引く。元々そんな線はなく観念に過ぎない。


ネッサ
? @Nesstar2
2013年9月11日

うへ、新世界よりの「スクィーラ」って動物農場からのオマージュ?そもそもハックスレーのすばらしい新世界からタイトルを考えた?貴志さんのインタビュー記事とかないんかなあ
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Matsuzaki
? @pen9_08
2016年4月4日
返信先: @t0yoheiさん

@toyoda_de @tacte_a そういえば、新世界よりって作品にもスクィーラって名前の人間に反逆するバケネズミが出てる。動物農場から来てるのかな
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ta-ro
? @ta_ro_pro
2016年3月1日

ジョージ・オーウェル『動物農場』読了。スクィーラ(豚)が独裁者(豚)の政策を他の動物たちに口八丁で納得させる描写がなんともよかったw
そういえば貴志祐介『新世界より』の口のうまいネズミ(?)もスクィーラだった気がするがここからとってたりするんだろうか
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イルシス(雪星/イル)
? @Irrsys
2017年2月13日

最近オーウェルの動物農場を読み返したんですが、新世界よりに登場したスクィーラ(バケネズミ)は動物農場に登場するスクィーラー(新版:スクウィーラー)が元ネタってことでいいんでしょうか。動物農場のラストも考えると、もうそれ以外にない気がしますが
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冬日あおい
?7fes_ラー14
? @aoi_sne11
2017年5月18日

積んでた動物農場読んでるけど、新世界よりのスクィーラの元ネタってこれのスクウィーラーなのかな
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いし??かく 工数登録
? @ishikaku_530k
2018年6月30日

新世界よりのスクィーラって動物農場のスクィーラから来てんのかな…
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りべる@PSO2復帰8鯖
? @liberation_kei
2018年5月26日

新世界よりのハダカデバネズミの裁判で我々は人間だ!って言ったやつは好きになったなぁ
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をきゅう
? @blazbluecspura1
1月16日

最後を見たら、スクィーラをやこまるとは呼べない。
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をきゅう
? @blazbluecspura1
1月16日

スクィーラは可愛そうなんだよな。
ネズミネズミと言われていて、でも調べて見たら、ハダカデバネズミとは違うDNA配列で、そのDNAは人間と。スクィーラがしたことは許されないけど、でも彼の気持ちには同情の余地がある。あの最後は悲しすぎる。
新世界よりはかなり胸糞悪いけど、何回でも観たくなる。
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レフ
? @perfectspeIl
3月2日

#サイエンスZERO
#新世界より でお馴染みのハダカデバネズミ特集。蟻のような真社会性を持つ哺乳類との事。人間も進化して社会性を持たねば。
アフリカのケニア・エチオピア・ソマリアに住む。
生物は通常、ブドウ糖と酸素をエネルギーとするが、果糖のままでもエネルギーとして使えるとの事。両方OK。
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レフ
? @perfectspeIl
3月2日

ハダカデバネズミは低酸素の状況でも生存できるし、酸化せず老いにくいとか何とか。活性酸素を除去するような遺伝子も。
人間は 経年変化で段々と死にやすくなるが、20歳より50歳の方が生物的に死にやすいし、50歳より70歳の方が死にやすい。ハダカ~は死亡率が一定。横ばいグラフ。
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てんちょー
? @phantom1215
2013年5月19日

「新世界より」講談社文庫読み終わった。アニメの最後に出てくる、化けネズミは呪力を使えない人間の遺伝子にハダカデバネズミの遺伝子くわえて人間より下に落としてしまったんだってとこが気になって仕方なかったのがちゃんと読めて納得
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すずそら?28ニコ超
? @suzurora_kosu7
2月28日

妹「呪力をさずけられなかったワンコだ」は草
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すずそら?28ニコ超
? @suzurora_kosu7
2月28日

私「ハダカデバネズミみたいに尻尾がはげてんぞ(犬見ながら)」

妹「そいつバケネズミだからいつか反逆起こすぞ」

母「なら元人間だなこいつは」

突然の「新世界より」ネタ
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popo@W見てる
? @poyo_taya
2018年1月27日

あ、違うわ!バケネズミはハダカデバネズミが進化したもの、って通説だったけど、調べてみたら遺伝子の対が違うから進化説はありえない、っていう話だったわ。そんで(あとはネタバレ
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popo@W見てる
? @poyo_taya
2018年1月27日

新世界より、に記述があった、ハダカデバネズミの遺伝子が23対で人間と同じだとかなんとかうんとかすんとかを思い出し
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ホモ東さん
? @pannacottaso_v2
2016年9月7日

意識の高いハイスペックな人間が言うワークライフバランスと言うのがめちゃくちゃ嫌いだわ。完全に僻みですけど、下の人間を新世界よりのハダカデバネズミみたいにしたらオッケーみたいなことしか基本的に言ってない。
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☆かおりのすけ☆
? @kaorinosuke
7 時間7 時間前

死後まで油断ならないなんて最悪
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政志@「悪」は善意を装うもの。詐欺師に気をつけて←
? @nioumasashi
7 時間7 時間前

アインシュタインは脳が保存されてるんでしたよね
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☆かおりのすけ☆
? @kaorinosuke
7時間7時間前
返信先: @nioumasashiさん

リアルマモーになって喋ってるかも知れませんね^ ^;

脳が抜き取られた人はおそらく他にも沢山いるのでは。。
















びたー
? @bittersweet256
2018年2月23日

『新世界より』では人間にハダカデバネズミの遺伝子を入れて醜い容姿にして、「人間ではない」として思いっきり奴隷扱いしてましたね…。めちゃくちゃナチュラルに。





☆かおりのすけ☆
? @kaorinosuke
5時間5時間前

RT
ここでハダカデバネズミとは!真社会性生物。親(女王)の為に子が生贄になるというシビれる設定。これからは彼らに夢を託そう(キメラアント編的な)…「固有の遺伝子グループを96種類発見。細胞老化に伴って短くなるテロメアを保護したり、DNAの傷を補修してがん化を防ぐ遺伝子など(読売)」
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☆かおりのすけ☆
? @kaorinosuke
5時間5時間前

> 親(女王)の為に子が生贄になる







ホモ東さん
? @pannacottaso_v2
2018年2月17日

ホモ東さんさんがBugbearRをリツイートしました

そうすると、まさに誰の目にも明らかな「単なる奴隷制」に戻るわけですね。
そこで新世界よりではハダカデバネズミの遺伝子を混ぜて
「人間ではない(から奴隷として使って良い)」と思わせるソリューションが行われていました。

ホモ東さんさんが追加
BugbearR
@BugbearR
人工子宮早く作って、工場で必要なだけ量産が最終解なんだろうか。
2件の返信 33件のリツイート 58 いいね

ホモ東さん
? @pannacottaso_v2

黒人が黒いのはそういう意味でも奴隷制に都合が良いんだろうな。
また、金髪碧眼が劣性遺伝なのも
「奴隷と支配層の遺伝子が混ざらないためのシグナル」として有効だったんじゃないかという気もする。


ZAZ(ざーず)
? @zazbigerhart
2月13日

「素晴らしい新世界」に登場する条件付けされた人間達にとって、全ての判断は自明の理に近いのだろう

だとしたら、伊藤計劃の「ハーモニー」にて「人間の意識=わたし」が消失した世界の人間とあまり変わらないのではないか

アプローチの方法が違えど、どちらも哲学ゾンビに思えてならない




あかさや@カクヨムなろう
? @saya_39
2017年3月4日

ジャパリパークって動物農場と素晴らしい新世界と新世界よりとハーモニーの世界のいいとこどりした最強のユートピアではないかと


Mummy Takara
? @nukimidaru
2016年6月14日

私が知っている数少ないディストピアには二種類ある。
一つ目は高度に科学技術が発達して、清潔で均整がとれている世界。管理は潜在化している。ハックスリーの素晴らしい新世界や伊藤計劃のハーモニーが好例。
二つ目は雑然として薄汚い世界。管理は顕在している。オーウェルの1984年が好例。


どちらも監視の目は遍在する。
システムの中枢に人間がいないことも共通するが、後者の場合は準中枢と言える場所には人間がいる(cf.オブライエン)。私が以前中澤系の3番線の歌に1984年のような雰囲気があると言ったのは、この人間の存在が感じられるせいかもしれない。


3番線快速列車が通過します理解できない人は下がって/中澤系

下の句でアナウンスが読者である自分自身に向けられる錯覚がある。
訳がわからないうちに誰かに背中を押されて、
ホームに突き落とされる不安に襲われる。この恐怖も後者のディストピアに特有だ。


ふぃー氏@ただの魚@fiii04
2013年9月4日
主なディストピア小説の分類
鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス:「新世界より」
鳴かぬなら 鳴かせてみしょう ホトトギス(物理):「1884年」
鳴かぬなら 鳴かせてみしょう ホトトギス(生化学):「ハーモニー」
鳴かぬなら 生まれてこない ホトトギス「素晴らしい新世界」






峨骨
? @Chimaera925
メルトダウンやメルトスルー、原子力災害、放射能汚染という言葉を無くせば、それらは無くなるか?それに対する言葉が無ければ、それを表現することも思考することもできなくなる。イデオロギー的にはそれを言及できる者が居なくなるからなくなる。しかし、現象は消えない。そこで別の原因にすり替える
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峨骨
? @Chimaera925
11時間11時間前

言語と思考によって性差を超克するのではなく、言語、語彙を縮小して思考停止させることで性差について、男女の違いについて考える事ができないようにして性差を無くそうとする。この行き着く先は男女の違いが認められず、同じ水準で同じ役割を求められる社会なんだけどな。
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峨骨さんがリツイート
峨骨
? @Chimaera925
2012年4月16日
酒の肴に一九八四年。新訳版は巻末付録だけでも買う価値あり。
ニュースピークについての記述がある。
語彙がいかにして削減、意味の改竄、思考統制に用いられたか記されている。
語彙の選択範囲が狭まれば思考そのものも狭められ、
自由に思考する事すら出来なくなる。

2015年9月27日
オーウェルの1984年で使われるニュースピークみたいのものだろうか。作中ではニュースピークが「世界で唯一、毎年語彙の数が減ってゆく言語」と記述されていたけど、現実世界では世界史で唯一とは言えなさそうだ。政府はダブルスピークやダブルシンクを使いこなすし、現実は小説よりも奇なりってか
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峨骨
? @Chimaera925
2016年9月7日
百科辞典の語彙や定義が頭に入っていれば、そこにあるものだけであらゆるものごとを言葉で表現することができる。故事成語や四字熟語、歳時記に親しんでおくとより豊かな表現が可能となるだろう。
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峨骨さんがリツイート
峨骨
? @Chimaera925
2016年9月7日

ゲリラ豪雨などと味気ない造語が一般的に用いられるのは語彙力の低下から。ゲリラ(のイメージ)+豪雨の組み合わせで構成されている。定形のイメージをもたらす単語と単語の合成。
オーウェルの1984年では語彙や思考を縛り、党のイデオロギーに反する物事を考えられなくすることに成功している。
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峨骨
? @Chimaera925
2016年8月27日

まるで1984年のニュースピークだ。文法と語彙を単純化し、政治的に作られた合成語(日本だと輸入語も含む)政府や財界にとって好ましい思想を話者に植え付ける為の単語や定義が曖昧でイメージだけの単語、意図的に連想を防ぎ考えさせない為の略語等が用いられる。言語化できない事柄は思考できない
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峨骨
? @Chimaera925
11時間11時間前

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180405/k10011391471000.html …
>性別を決めつけるような言動を避けることなどを盛り込んだ、職員や教職員向けの対応指針を策定しました。

モロにニュースピーク(1984年)の手法じゃねぇか。語彙を縮小してイデオロギーに反する思考をできなくする。適切な語彙が無ければそれについて思考できない。
1件の返信


峨骨
? @Chimaera925
1月7日
1984でもあったな。3つの大国は裏で結託していて(天下三分の計も見方を変えれば人民の統治のツールだ)、それらは権力構造や支配体制を守り人民を監視・統治する為に平和の為の終わりなき戦いを続ける。その為、3つの大国の最終戦争は起きない。小国を舞台に、テロや内乱を引き起こし介入、代理戦争。


峨骨
‏ @Chimaera925
2018年4月9日
何を食うかを気にする者は多い。食物が自身の体を作るから。自身がどのような情報や環境から影響を受けているか日頃から気にかけて、なりたい自分に合った情報や環境をその都度取得選択する者は少ない。






2017年1月8日
言文一致運動も燃やさない焚書と言えるだろう。明治以降に西洋の書籍や物事、概念を翻訳するために大量の言葉が作られた。そして膨大な数の同音異義語が生まれた。片仮名語が増えたのは戦後な。明治の中央集権の為に共通規格の標準語
が求められ、言文一致の文学が共通規格の標準口語成立を助けた。
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峨骨
? @Chimaera925
2017年1月8日
返信先: @Chimaera925さん

その結果、古文がすらすら読めなくなると。明治はまだまだ英語を訳すための訳語が不足していて翻訳が不十分だったから大学は英語。英語を身に付けていた者がエリートだった。訳語をふんだんに使った会話が知的とされていた、今のカタカナ語だらけのよくわからん会話みたいにな。
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未熟な浅学者
? @asai_hukai
4月5日

戦後教育の最大の功績は古典に興味関心を持たせない人を増やさせたところにあるといっても過言ではないでしょう。時代が下るにつれ、歴史や哲学といったその手の分野で話が出来ない・理解出来ない人が増えてきているので、その点で戦後教育がいかに日本を蝕んでいるかが分かります。


芦辺 拓
? @ashibetaku
1月15日

戦前かなりの盛り上がりを見せていた漢字廃止・ローマ字化運動は、実は漢字教育を廃止すれば小学校の年次を短縮でき、すぐ労働者として使役するのが目的で、てことは上流階級はこれまで通りの文字言語を学べる目論見だったはず。 #古典は本当に必要なのか という論議には、またかいという感じしかない


開田あや
? @ayanekotunami
1月15日
返信先: @ashibetakuさん

実用教科のみ教える学校と、古典はじめ教養も教える学校で、就職先も職種も分断されて、社会に階級差を固定したい、つまり、社会の指導層には俺らの子孫しかつけないようにしたいってことだと思うんだけど、賛成してる人は皆さん上流指導層階級の方なんすかねー。
2件の返信 55件のリツイート 66 いいね
芦辺 拓
? @ashibetaku
1月15日

自分たちは自分たちのままで、下々の人間の知識教養を削ろうというところが図々しいです。


twincities21
? @twincities21
1月16日
返信先: @ashibetakuさん

漢字を廃止したら結果がどうなるかは、現在の朝鮮半島が如実に示していると思います。
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芦辺 拓
? @ashibetaku
1月16日

「冥王星」の各国名称を調べていたら、
ベトナムでも「閻王星」と呼んでいたのが、漢字廃止で今は音だけになっているとき聴きました。もう由来はわからないでしょうね。





ニー仏
? @neetbuddhist
1月15日
「役に立つというのは必ず『何かのために』役に立つわけだが、
この場合のそれは何か」「そのような『役に立つ』の規定を形成した権力とはいかなるものか」といったことは普通に考えるわけだけど、そのような「枠組みの前提自体を問う思考」が、自身にとっては不要であると考える人々も多いのでしょう。
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47NEWS
? @47news
40分40分前
軽自動車保険料に最大1万円の差 20年1月から3クラス
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峨骨
? @Chimaera925
57分57分前
全て言語化するべきだとは思わない。非言語の領域で双方だけが理解できる秘密の共有なんて共犯関係は対人関係で有効な場面もあるしな。何もかも言語にするのも無粋だし、言葉にしてしまえば途端に色褪せて安っぽくなる事柄もあるだろう。敢えて言葉にしないのと、出来ないからしないのは違う。
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47NEWS
? @47news
1時間1時間前

勤務間インターバル導入1.8% 目標に遠く、普及に課題
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峨骨
? @Chimaera925
1時間1時間前

言語化して説明するという行為は他者に働きかけるだけのものではなく、自分自身の理解度を深める行為でもある。理解していなければ説明できない。知らないものや考えられない事柄は言語化して説明することができない。言語化を続ける内に理解が深化していく。出力せずに入力だけしても完成しない。
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峨骨
? @Chimaera925
1時間1時間前

悪いものは悪いと言っても具体的に何が悪いのか指摘できなければ改善できない。企業を批判するにしても、具体的に労基法に落とし込む事もせず、ブラック企業だなどと喚いたところでまともに取り合って貰えない。言語化しなくても察して貰えるのは大抵、相手に利点がある時はくらいなものだ。
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峨骨
? @Chimaera925
8月13日

もともとの主義がご都合主義なんてのもよくあるお話で。だからと言って、それを学んだり分析しなくていいってお話ではない。知らなければ具体的にそれに付いて語る事ができない。反論や反対をしようとしても「よつあしいい、ふたつあしだめ」になってしまう。
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峨骨
? @Chimaera925
2016年8月26日

動物農場 https://ja.m.wikiquote.org/wiki/%E5%8B%95%E7%89%A9%E8%BE%B2%E5%A0%B4 …
七戒
1.二本足で歩く者は誰であっても敵である。
2.四本足で歩く者または翼を持つ者は誰であっても仲間である。
3.動物は衣服を着てはならない。
4.動物はベッドで眠ってはならない。
5.動物は酒を飲んではならない。
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峨骨
? @Chimaera925
2017年8月14日
返信先: @Chimaera925さん

6.動物は他の動物を殺してはならない。
7.全ての動物は平等である。

頭の悪い動物は七戒を覚えられなかった。ナポレオンは「よつあしいい、ふたつあしだめ」の格言に要約できると宣言。羊達はこの格言を繰り返して、それ以上は考えなかった。 単純化は権力側によって政治的な目的で行われる
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峨骨
? @Chimaera925
1時間1時間前

言葉の通じない異国で病院に行って症状を説明しようとしても上手く説明できないだろう。身振り手振りだけで済む範囲なら良いが。一応、相手が客だから聞いてくれる。これが裁判や喧嘩ならどうだろう。言語で表現できなければ主張は無いものとされて相手の言い分が通ってしまう。
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峨骨
? @Chimaera925
4月8日

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180405/k10011391471000.html …
>性別を決めつけるような言動を避けることなどを盛り込んだ、職員や教職員向けの対応指針を策定しました。

モロにニュースピーク(1984年)の手法じゃねぇか。語彙を縮小してイデオロギーに反する思考をできなくする。適切な語彙が無ければそれについて思考できない。
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峨骨
? @Chimaera925
4月8日

言語と思考によって性差を超克するのではなく、言語、語彙を縮小して思考停止させることで性差について、男女の違いについて考える事ができないようにして性差を無くそうとする。この行き着く先は男女の違いが認められず、同じ水準で同じ役割を求められる社会なんだけどな。
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峨骨
? @Chimaera925
1時間1時間前

表現規制の行き着く先は頭の中の思考規制。それについて考えられなければ、表現そのものが生まれてこない。具体的に言語化する為の語彙がなければ、何かを感じてもそれについて語ることはできないし、他者に説明することもできない。単純化された言語で複雑な物事を語れば、それは単純化されるだろう。
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峨骨
? @Chimaera925
2017年2月22日
返信先: @Chimaera925さん

>オセアニア国民(社会を支配するエリート層も含む)の思考の管理と操作である。このうち言語を通じた思想管理の手段が、新しい英語である「ニュースピーク」で、思考を直接管理する手段が「二重思考」である。
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峨骨
? @Chimaera925
2015年9月27日

オーウェルの1984年で使われるニュースピークみたいのものだろうか。作中ではニュースピークが「世界で唯一、毎年語彙の数が減ってゆく言語」と記述されていたけど、現実世界では世界史で唯一とは言えなさそうだ。政府はダブルスピークやダブルシンクを使いこなすし、現実は小説よりも奇なりってか
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峨骨
? @Chimaera925
2012年4月16日

酒の肴に一九八四年。新訳版は巻末付録だけでも買う価値あり。ニュースピークについての記述がある。語彙がいかにして削減、意味の改竄、思考統制に用いられたか記されている。語彙の選択範囲が狭まれば思考そのものも狭められ、自由に思考する事すら出来なくなる。
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峨骨
? @Chimaera925
2016年8月27日

まるで1984年のニュースピークだ。文法と語彙を単純化し、政治的に作られた合成語(日本だと輸入語も含む)政府や財界にとって好ましい思想を話者に植え付ける為の単語や定義が曖昧でイメージだけの単語、意図的に連想を防ぎ考えさせない為の略語等が用いられる。言語化できない事柄は思考できない
0件の返信 25件のリツイート 14 いいね
峨骨
? @Chimaera925
2時間2時間前

後のニュースピークである。
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スラド 公式
? @sradjp
2時間2時間前

https://srad.jp/story/18/10/23/0857222/ … #gnu Stallman、対人コミュニケーションガイドラインを策定
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峨骨
? @Chimaera925
2時間2時間前

苦しみで成長だの位階が上がるだの変われるだのと、
自分探しの延長でわざわざ苦しみに投じるようなトチ狂った真似しても無駄だからな。自分探しの場が外国や未知の世界でなく苦しみになっただけでな。これだけ苦しんだから何か得なくてはいけないという妄想や苦しみからの逃避で拗らせると手に負えん。


708とリサのエンタメ活字談義 第11回:G・オーウェル「1984年」
https://www.nicovideo.jp/watch/sm34820614
(コード・ギアスの設定に影響しているのではという指摘が見事)












検索して調べただけで頭でっかちになれてしまうから、
ネットは使い方を誤ると危険だ。
自分の頭使わなくても検索ワードが適切ならば誰かが考えた自分に響く答えを用意してくれるしな。誰かに宿題やって貰うようなもので、地頭は良くならん。
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峨骨
? @Chimaera925
6月14日

ネットを使わせれば天才になれたとしても、ネットが使えなけりゃ只の人ってな。只の人以下かもしれない。検索ワードだけ思い付いたって、検索して出てこない問題を考え倒す事も出来んし、知っているようで知らない事などざらだ。血肉になったものが無けりゃ生兵法で大火傷なんて事もあるだろうよ。
1件の返信 5件のリツイート 7 いいね
峨骨
? @Chimaera925
6月14日

後から見ればちっぽけな悩みだとしても、自分で悩み抜いて結論が出せたなら、その結論を導きだすまでの過程は一生役に立つ。検索すれば誰かにとっての結論は書いてある。自分が納得出来る自分の為に用意された結論の導き方は検索しても何処にもないし、自分の理想や未来も検索したところで出てこない。
1件の返信 6件のリツイート 9 いいね
峨骨
? @Chimaera925
6月14日

当事者意識もなく他人事のまま自分の人生が終わっていくのは恐ろしいものだ。客観視できるくらいなら良いんだけどね。自分さえも他人事のままゾンビみたいに死にながら生きるのはちよっとな。常に生き生きしている必要は無いが、本当に必要な時くらいはね。
1件の返信 4件のリツイート
6月14日

今を生きていないヤツが明日こそは生きるなんて言ったって、明日から本気出すという言葉くらいアテにならん。もっとも、生きる気力や体力を奪う環境に居たらそれ以前に環境変えるか逃げるのが先だけどな。

新しい会話
峨骨
? @Ch
6月14日

こんな時代になると、検索して出てこない情報はそもそも存在しないと思われたり、少数しか出てこない情報は信憑性が低いとか価値が無いと思われたり、埋もれてしまう事が多いから、同じ情報を大量投下してしまえば物量で人を信じさせる事が出来てしまう。受け身になると怖いぜ。
1件の返信 7件のリツイート 12 いいね
峨骨
? @Chimaera925
6月14日

検索エンジンにしたって、中立ではないからな。利害が絡む。検索したからと言って、真っ当な答えが反ってくる訳ではないし検索の順番変えたり検索結果から外すなんて事も出来てしまう。
1件の返信 3件のリツイート 6 いいね
峨骨
? @Chimaera925
6月14日

そんな事しなくても、空気を作り出して空気読ませて自主規制や自粛させておけば最初から無かった事に出来てしまう。
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ネットやテレビの情報でテンプレ化している所もあるだろうけど、その受ける情報や環境、立場や視点がそれぞれ異なるから、どう頑張ったって全く同じにはならないだろうな。
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峨骨
? @Chimaera925
6月14日

同じだという共同幻想が作られる事はあるだろうけどね。それを真に受けて同化していくのは危うい。
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主戦場となっているのは我々の人体、頭の中。
現実と創作の入り混じった編集物を現実だと信じ込ませたならば、
人々はその現実があたかも存在するかのように振る舞うだろう。







STB @RC_StB
情報技術は成り立ちからして少数者による多数者への支配(管理)を効率化するためのツールである。
「ITの発達はいいことばかりではない」のではなく、
「悪いこと」が起きているのに乗っかる形で、
生活/経済活動上の便益をおこぼれとして受けているに過ぎない。

「技術にはいい側面と悪い側面がある」式の優等生的定型で情報技術を評価すると、政治的側面を見誤る。
ネットは本質的自由を削減し制限付き自由をもたらす技術だ。
ネットの発達で人間は原子化し、古典的な紐帯技術が退化している。
ネットによって烏合の衆として容易に人間が管理捕捉されている。

『1984年』ジョージ・オーウェル
https://owlman.hateblo.jp/entry/20081025/1224924614

『すばらしい新世界』オルダス・ハックスリー
https://owlman.hateblo.jp/entry/2013/04/08/103629

小説『侍女の物語』ラストネタバレ有【ディストピア】
https://www.mitsukaruko.net/entry/handmaids-tail

『華氏451度』レイ・ブラッドベリ
https://owlman.hateblo.jp/entry/20081031/1225445708


岡沢 秋(maat)@Aki_Okazawa
えーなんかまたエジプト番組に吉村のおっちゃん出したの…?
もう人前に出られる状態じゃないよあの人…。

ケーキイーターP
@CakeEaterP
横リプ失礼します。やはり何かあったぽいですね。口調が病人臭い…。


岡沢 秋(maat)@Aki_Okazawa
返信先: @CakeEaterPさん
もともと専門家と名乗るにはヤバいレベルで、
オカルトブームの時代ならともかく今の時代にはそぐわない芸風な上に、
最近は激太りとか色々体調も悪そうなのになぜテレビ局は声かけちゃったのかと。。



墓として作られたことが明確なピラミッド(中身がない場合は盗掘されている)と、
そもそも中に空洞がないなどモニュメント的な意味で作られたピラミッドがある。もう何度も言ってるけど…。
嘘をいまだにTVで流し続けるのやめろやっていうのと、それでも否定し続けないと定着する面倒くささ

花咲正直(鬼退寺桃太郎)
?@hanasakimasanao
花咲正直(鬼退寺桃太郎)さんが岡沢 秋(maat)をリツイートしました

とりあえずピラミッド造ったんで「墓にしちゃったテヘペロ」説( ・ω・)

花咲正直(鬼退寺桃太郎)さんが追加
岡沢 秋(maat)
@Aki_Okazawa
墓として作られたことが明確なピラミッド(中身がない場合は盗掘されている)と、
そもそも中に空洞がないなどモニュメント的な意味で作られたピラミッドがある。
もう何度も言ってるけど…。
嘘をいまだにTVで流し続けるのやめろやっていうのと、それでも否定…


岡沢 秋(maat)@Aki_Okazawa
返信先: @hanasakimasanaoさん
作ってる途中で棺搬入しないと入りません。
通路が狭いんで後から入れて中で組み立てるのはムリ。
そもそも棺入れて葬祭施設もあわせて作ってる時点で、
最初から用途の計画くらいしてるって判ります

1月1日
返信先: @yuka_veneziaさん
お墓まつる担当で、ピラミッド門前通り集落みたいなんがあったんや。
そこまで発見されててまだ言うかこやつは、くらいの話





MTGフレイバーbot@MTG_FTbot
29分29
共犯者たちが神託者を毒殺したのは、彼女の幻視が間違っていたからではなく、正しかったからである。
《一口の草毒/Sip of Hemlock(THS)》






オルダス・ハクスリーからジョージ・オーウェルへの手紙
https://open-shelf.appspot.com/LettersFromHuxleyToOrwell/chapter1.html
"

カリフォルニア、ワイトウッドにて
一九四九年十月二十一日
オーウェル氏へ

あなたの作品を私に送るよう出版社へ言ってくれてありがとうございます。到着した時、ちょうど私はたくさんの参考文献を読み込んで調査することが必要な仕事をおこなっている最中で、見積もりが甘かったために自分のための読書で手一杯でした。「一九八四年」に取りかかれるようになるまでにずいぶん時間がかかってしまいました。

評論家たちが既に書いているのでこの作品がどれほどすばらしく、どれほど深い重要性を持っているかについては改めて私が書く必要も無いでしょう。代わりにこの作品の細部……究極的革命……について書かせていただけるでしょうか? 究極的革命……この革命は政治と経済にまたがり、個人の心と肉体の完全な破壊を目指しています……の根本原理に関する最初の手がかりは自身をロベスピエール[1]とバブーフ[2]の後継者であり完成者であると考えていたマルキ・ド・サド[3]に見つけられます。「一九八四年」の支配的少数者の根本原理はサディズムで、これは性的なものの超越と否定から論理的帰結として導かれています。しかし実際のところ、この「人間の顔を踏みにじるブーツ」というやり方が永続的であるかどうかは疑問に思えます。支配的少数独裁者たちは統治と権力欲を満たす方法としてもっと困難と無駄の少ないやり方を見つけ出す、そしてそのやり方は私が「すばらしい新世界」で描いたものに似たものになる、というのが私自身の信じるところです。私は最近、動物磁気と催眠術の歴史について詳しく調べる機会に恵まれ、そこでのやり方に大きな衝撃を受けました。百五十年の間、世界はメスメル[4]、ブレイド[5]、エスデイル[6]といった人々の発見を真剣にとらえることを拒絶してきたのです。

それは一部には広まっていた物質主義のため、また一部には広まっていた世間体のためです。十九世紀の哲学者と科学に通じた人々は政治家や軍人、官憲といった実務的な人々のための奇妙な心理的事実を研究したり、統治という分野に適用しようとはしなかったのです。私たちの父祖を自主的に無視したおかげで究極的革命の到来は五、六世代、先送りにされました。もうひとつの幸運な偶然はフロイト[7]が催眠をうまく再現できず、結果として催眠術を軽視したことです。これによって精神医学に対する催眠術の全体的応用が少なくとも四十年は先送りにされたのです。しかし今や精神分析は催眠術と結び付けられつつあり、またバルビツール酸系薬物の利用を通して催眠術は容易に、そして無限に延ばすことができるようになりました。そこには軽催眠や暗示状態も含まれ、それらは最も反抗的な被験者に対してさえ有効です。

次の世代のうちに世界の支配者たちは、未熟状態と麻酔催眠の方が警棒と牢獄よりもずっと統治の手段として効果的であること、人々が隷属を愛するよう仕向けることは鞭や蹴りで服従させるとの同じくらい権力欲を満たすことに気がつくだろうと私は信じています。言い換えれば「一九八四年」の悪夢は別の世界の悪夢へと変化する定めにあり、その世界は私が「すばらしい新世界」で想像したものの方により似ているだろうと感じるのです。この変化は効率を上げる必要を感じた結果としてもたらされるでしょう。もちろん一方で、生物兵器や核兵器による大規模な戦争が起きる可能性もあります……その場合には私たちは別の、ほとんど想像もつかない悪夢を迎えることになるでしょう。

本については改めてお礼を申し上げます。

敬具
オルダス・ハクスリー

^ロベスピエール:マクシミリアン・ロベスピエール。18世紀フランスの革命家、政治家。
^バブーフ:フランソワ・ノエル・バブーフ。18世紀フランスの革命家。
^マルキ・ド・サド:18世紀フランスの貴族、小説家。
^メスメル:フランツ・アントン・メスメル。18世紀ドイツの医師。「動物磁気」の存在を提唱し、これが後に催眠術の基礎となった。
^ブレイド:ジェイムズ・ブレイド。19世紀イギリスの医師。当時提唱されていた「動物磁気」を研究し、それが暗示によるものであることを証明し「催眠(Hypnotism)」と命名した。
^エスデイル:ジェームズ・エスデイル。19世紀イギリスの医師。インド駐留時に麻酔の代わりに催眠を使用して外科手術を行っていたことで知られる。
^フロイト:ジークムント・フロイト。オーストリアの精神医学者、心理学者。精神分析学の創始者として知られる。"












地元の顔見知りの個人商店で地産地消して地域活性化ってのもコレか。
今や大企業のチェーン店や輸出入の多国籍企業を富ませたり食べて応援させる為に、
逆の事をやっている訳だけど。

地域が衰退して、国境に囚われない一握りの人間や企業だけが豊かになる仕組み。








ふれあいルソー動物園のフレンズから知恵の実を吐き出させる訳だ。蛇は相変わらず蛇蝎の如く嫌われているなぁ。ところで、ニーア・オートマタとどっちが先だろう。どうでもいいか。
魂だけとなり人間より上位に昇華(SIN化)したエエ霊達が最終的に勝利する訳だ。どっちも肉体蔑視やないけ。


自分達の霊魂SIN化論やSIN痴学に基いて、戦争や闘争しないと魂の位階が上がらないなんてかなりアレな啓蒙思想を普遍的な物としてジョンブルやサムおじさんみたいに武力で押し付ける。焼き鳥君の永劫回帰、破壊と創造。はた迷惑なウォーモンガーはそれを進化だの進歩だのとのたまう。









洋画映画では良く大統領が黒幕で日本系だと何かの会長か総理+総理の側近の暗躍部隊、ファンタジー系なら魔王。竜王なら世界の半分をくれる。





ある程度の知識と言っても、条文読むだけなんだけどFTA関連の話題が盛り上がらないのはそこもあるだろうな。芸能や政治のスキャンダルみたいに解りやすくて、頭使わなくて良いハッピーセットじゃないから、なかなか難しい。
1件の返信 4件のリツイート 7 いいね
峨骨
‏ @Chimaera925
17 時間17 時間前

頭がいい奴は難しいことを誰にでもわかるように簡単に説明できる、難しいことを言うやつはバカみたいな価値観も影響しているだろうな。特に、LINEやTwitterに慣れると長文なんざなかなか読まないし。人の繋がりがあれば読んでくれる事もあるかもしれないが。
3件の返信 4件のリツイート 7 いいね

峨骨

RTも悪くはないけど、自分なりに噛み砕いて言葉で書く事も大事。
RTってのはフォロワーからしたらフォローしているアカウントからの紹介みたいなもので、本人の言葉では無いから読み飛ばされる事もある。誰が言ったかよりも何を言ったかが大事だけど、誰が言ったかが重視されるからそう言われてる訳で




花風仙
‏ @hasenhu360
17 時間17 時間前
返信先: @Chimaera925さん

でも私は、思いのたけを短くはできなくて、長い文章になってしまうよ。私は、頭がわるいのかな?
1件の返信 0件のリツイート 1 いいね
峨骨
‏ @Chimaera925
16 時間16 時間
自分なりに伝えたい内容がまとまっていたならばそれで宜しいかと。短さを求める相手に対しては煙たがられるかもしれませんが、それだけで頭が悪いということにはなりませんね。
1件の返信 0件のリツイート 1 いいね
新しい会話
花風仙
‏ @hasenhu360
16 時間16 時間
はい。
思いのたけは、短くまとめられることばかりではありませんから。
なんでも、簡単にすませられるということは、ちゃんと受けとめてもらえないことも意味します。
そんなに簡単に短く理解できるのなら、世の中、喧嘩も戦争も起きないと思いますよ。


2024年5月23日に追加:

動物農場について 宮本靖介
http://www.clarte-net.co.jp/pre/clarte/04adult/animal/htmls/miyamoto.html
” 英国作家、ジョージ・オーウェルが世界各国で著名なのは、権力政治を風刺した「動物農場」によってであることは自明のことである。

 この100ぺージ少々の動物寓話は第二次大戦の末期に執筆され、1945年8月に英国で出版され、出版と同時に今世紀最大のベストセラーのひとつになることを予感させた。最終的に数十ヵ国語に翻訳されて一千万部をはるかに上まわる発行部数に達した。日本へも早くから紹介されてきたが、この作品に対して本格的関心が持たれるようになったのは学園紛争が吹き荒れた1960年代後半であったかと思われる。これには、戦後国民あげて突っ走ってきた経済成長路線への反省と、1970年の安保条約改定へ向けて戦後思想の見直しを迫られていた時代背景が大いに関連していた。
 ストーリーは簡単である。ジョーンズ氏の所有する「荘園農場」の動物たちが反乱をおこして農場を奪取して自主運営をはじめるが、動物仲間のうちに階級差が生じ、日ましに拡大していく。そして知的能力にたけて狡狙な一部の豚たちが集団を支配するようになる。この過程でスターリン(ナポレオン豚)とトロッキイ(スノーボール豚)との争いを想起させるような権力闘争が展開し、そのあおりを食って多くの動物たちは悲惨な境遇に追い込まれる。行きつくところは、覇権争いに勝利したメジャー豚(ソ連邦)と、元の農園主、ジョーンズらの人間たち(英、米、仏、三国)との妥協工作がなされ、商取引が復活する。この和解のための手打ち式ともいうべき祝賀パーティの場面を垣間見た他の動物たちは、豚と人間との顔の区別が全然つかないという嘆かわしい結末を迎える。

 以上のようなストーリー展開であるが、ソ連邦の建国神話を痛烈に皮肉ったこの作品
は、読者がたとえその具体的な政治背景を知らなくても充分に楽しんで読める構成になっている。オーウェルはこの作品のテーマである苛酷な政治的現実を憂慮していたが、執筆に際しては、楽しみながら書いたと述懐している。生来、動物好きだったオーウェルは、自分が知りつくしている動物たちの生態や特徴を愛情こまやかに、かつ的確に描写することによって、彼らの無垢さと可憐さを読者に実感させ、その後の彼らの悲惨な運命を暗示する。補足すると、丹精こめて描かれた動物たちの微細なしぐさや、喜怒哀楽に満ちた表情は、読者の心の琴線に触れて、感動を誘うものであり、�T劇劇画的光彩�Uを放っているといっても過言ではない。その意味でもこの作品は今回企画された�T人形劇�Uの素材としても最適であろうかと思われる。

 さらに言うと、この物語の随所にちりばめられた現代を風刺する鋭いセリフによってもたらされる奇抜な発想の転換によっても読者の記憶に長く留められることであろう。その具体例をひとつあげてみよう。”動物農場”の7戒律において、「すべての動物は平等である」と平等精神を高らかに宣誓したが、この鉄則は、「すべての動物は平等である。しかし、一部の動物は他の動物たちより、より平等である。」という詭弁によって、いとも簡単に葬り去られてゆく。これを見守る観客は、舞台で繰り広げられる動物たちの、懸命などたばた劇を、他人事と笑っていられず、我が事として実感して、粛然とするのである。
” ※着色は引用者


2010年08月08日
【日本語訳】動物農場(Animal Farm)
https://blackcode.livedoor.blog/archives/1518842.html
”訳者あとがき

「動物農場」は1945年8月17日に出版された。その内容は当時、理想の社会と見られていたソ連を盛大に皮肉った内容であったため出版社数社に出版を断られたという逸話がある。

ご存知ない方のために書いておくと、この小説はメージャーはレーニン、ナポレオンはスターリン、スノーボールはトロツキー、犬たちはチェカという風に現実のソ連をモデルとした寓話になっている(Wikipedia「動物農場」)。しかし後のジョージ・オーウェルの代表作である「1984」がそうであるように全体主義に対する批判という側面もあり、現代にも通用する普遍性を得ることに成功していると言えるだろう。

翻訳の元となった原書は過去にProject Gutenberg Australia から入手したものを使用している。校正の段階では川端康雄さんによる翻訳「動物農場―おとぎばなし」(岩波文庫)を参照させていただいた。この本にはジョージ・オーウェル自身による動物農場の序文やヤギのミュリエルの写真なども載っている。

余談だが1954年にはアニメ化もされている。こちらは結末が小説とは少し違うようだ。

(2012年7月9日 追記)
公開後、以下の方から校正のご協力をいただきました。ありがとうございました。


「nekokan
? @nekokan
5時間5時間前

先ほど磁器健康器具商法のニュースを見ましたが勧誘やセミナーの言葉が「陽の気」にあふれていました。私が陽の者をあんまり信用しないのは詐欺の者は基本的に陽の者というのもあります。
1件の返信 4件のリツイート 1 いいね」
のようになんちゃら時間前とあることが時期特定に役立つ。
ただし、本記事作成用に保存していたとは限らない(本記事作成を開始するよりも前にどこかに保存していた場合、本記事の作成開始時期を特定できないってこと)。

https://x.com/nekokan/status/1121644027709808643
”nekokan
@nekokan
先ほど磁器健康器具商法のニュースを見ましたが勧誘やセミナーの言葉が「陽の気」にあふれていました。私が陽の者をあんまり信用しないのは詐欺の者は基本的に陽の者というのもあります。
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午後2:15 · 2019年4月26日”
(上記の続き)
nekokan
@nekokan
磁器健康器具では「健康」というキーワードで老人をつっていた。中世では「煉獄」だったが現代では「健康」をネタにすれば免罪符を売れるかもしれない。部分的には中世とメンタリティが変わっていない。
さらに表示
午後2:15 · 2019年4月26日

https://x.com/terry10x12th/status/1121637335324434433
”輝井/terry@空手バカ異世界とかの人
@terry10x12th
「時計の長針と短針は11時台には重ならない。時を得る前にはタイミングがあわない、人生にはそういう時もある」
とか、
「日本人は伝統的にこういう文化だから今はこうなんだ」
っていう言説は「魔術」や「呪術」の領域で、まぁ一定の効果はあるよね。
午後1:49 · 2019年4月26日

いわゆる意識高い系とか、日本の伝統的企業文化の求める人材像って、この「魔術」に長けた人だよなぁ
まぁ、商品企画なんかもそんなとこはあるから間違ってはないのかもしれないけど。
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午後1:53 · 2019年4月26日

https://x.com/terry10x12th/status/1121643103713021952 とリプ
”輝井/terry@空手バカ異世界とかの人
@terry10x12th
魔術師と名乗ることそのものが魔術として機能するみたいな構造、面白いよね
午後2:12 · 2019年4月26日

Xたかお🥶
@takao_4321
なるほど……自分で自己の定義をしちゃうのはたしかに魔術の入り口っぽい。
午後5:06 · 2019年4月26日


BugbearR
@BugbearR
人工子宮早く作って、工場で必要なだけ量産が最終解なんだろうか。
午前9:38 · 2018年2月17日


https://x.com/Chimaera925/status/982778467799351296 と続き
”Chimaera925/峨骨
@Chimaera925
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180405/k10011391471000.html

>性別を決めつけるような言動を避けることなどを盛り込んだ、職員や教職員向けの対応指針を策定しました。

モロにニュースピーク(1984年)の手法じゃねぇか。語彙を縮小してイデオロギーに反する思考をできなくする。適切な語彙が無ければそれについて思考できない。
午前9:33 · 2018年4月8日

言語と思考によって性差を超克するのではなく、言語、語彙を縮小して思考停止させることで性差について、男女の違いについて考える事ができないようにして性差を無くそうとする。この行き着く先は男女の違いが認められず、同じ水準で同じ役割を求められる社会なんだけどな。
さらに表示
午前9:41 · 2018年4月8日

千葉は共同△の影響力が結構強そうだな。関連のNPO、差別利権ゴロやロビー団体を手広く支援。テレビに対して差別だと苦情の電話を逐一入れて自粛させる事で言葉狩りを行ったような団体と大して変わらんようなのも居そうだ。んで、男女がテレワーク、パソナで活躍か?
さらに表示
午前10:44 · 2018年4月8日

ーーー

言語と思考によって性差を超克するのではなく、言語、語彙を縮小して思考停止させることで性差について、男女の違いについて考える事ができないようにして性差を無くそうとする。この行き着く先は男女の違いが認められず、同じ水準で同じ役割を求められる社会なんだけどな。
さらに表示
午前9:41 · 2018年4月8日

メルトダウンやメルトスルー、原子力災害、放射能汚染という言葉を無くせば、それらは無くなるか?それに対する言葉が無ければ、それを表現することも思考することもできなくなる。イデオロギー的にはそれを言及できる者が居なくなるからなくなる。しかし、現象は消えない。そこで別の原因にすり替える
午前9:48 · 2018年4月8日


https://x.com/ashibetaku/status/1085104512379940864 と会話
”芦辺 拓
@ashibetaku
戦前かなりの盛り上がりを見せていた漢字廃止・ローマ字化運動は、実は漢字教育を廃止すれば小学校の年次を短縮でき、すぐ労働者として使役するのが目的で、てことは上流階級はこれまで通りの文字言語を学べる目論見だったはず。 #古典は本当に必要なのか という論議には、またかいという感じしかない
午後6:20 · 2019年1月15日

開田あや
@ayanekotunami
実用教科のみ教える学校と、古典はじめ教養も教える学校で、就職先も職種も分断されて、社会に階級差を固定したい、つまり、社会の指導層には俺らの子孫しかつけないようにしたいってことだと思うんだけど、賛成してる人は皆さん上流指導層階級の方なんすかねー。
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午後8:15 · 2019年1月15日

芦辺 拓
@ashibetaku
自分たちは自分たちのままで、下々の人間の知識教養を削ろうというところが図々しいです。
午後10:22 · 2019年1月15日

開田あや
@ayanekotunami
どう考えても、社会上流じゃなさそうな人でも賛成な人がいるのが不思議です。自分の子どもや孫に素晴らしく優秀な子が生まれてもチャンス与えられなくて才能無駄になるかもしれないって思わないのかな?
さらに表示
午後10:37 · 2019年1月15日

開田あや
@ayanekotunami
どう考えても、社会上流じゃなさそうな人でも賛成な人がいるのが不思議です。自分の子どもや孫に素晴らしく優秀な子が生まれてもチャンス与えられなくて才能無駄になるかもしれないって思わないのかな?
さらに表示
午後10:37 · 2019年1月15日

ーーーーー

芦辺 拓
@ashibetaku
戦前かなりの盛り上がりを見せていた漢字廃止・ローマ字化運動は、実は漢字教育を廃止すれば小学校の年次を短縮でき、すぐ労働者として使役するのが目的で、てことは上流階級はこれまで通りの文字言語を学べる目論見だったはず。 #古典は本当に必要なのか という論議には、またかいという感じしかない
午後6:20 · 2019年1月15日

南海電鉄は偉かった@六四天安門事件
@twincities21
漢字を廃止したら結果がどうなるかは、現在の朝鮮半島が如実に示していると思います。
午後4:45 · 2019年1月16日

芦辺 拓
@ashibetaku
「冥王星」の各国名称を調べていたら、ベトナムでも「閻王星」と呼んでいたのが、漢字廃止で今は音だけになっているとき聴きました。もう由来はわからないでしょうね。
さらに表示
午後5:20 · 2019年1月16日

ーーーー

芦辺 拓
@ashibetaku
戦前かなりの盛り上がりを見せていた漢字廃止・ローマ字化運動は、実は漢字教育を廃止すれば小学校の年次を短縮でき、すぐ労働者として使役するのが目的で、てことは上流階級はこれまで通りの文字言語を学べる目論見だったはず。 #古典は本当に必要なのか という論議には、またかいという感じしかない
午後6:20 · 2019年1月15日

朱桜師匠@アイシテルイシカワ
@yamanonattou
過去には反管理教育界隈がまるっとゆとり教育推進に利用されましたよね。
漢字を廃止した韓国に至っては未だに新自由主義政策の痛手から立ち直れてないですし。
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午前9:22 · 2019年1月16日

芦辺 拓
@ashibetaku
NHKスペシャル「明治」でも、「詰め込み」と「ゆとり」の間を行ったり来たりする教育の苦悩が描かれていましたね。
午後2:12 · 2019年1月16日



https://x.com/Chimaera925/status/1754506524582355329 と続き
”Chimaera925/峨骨
@Chimaera925
非常に読みやすく翻訳されているからライトノベルくらい読みやすい。ニューロマンサーもこれくらい読みやすく新訳してくれれば非常に助かるのだが、それはさておき1984年は附録の「ニュースピークの諸原理」だけでも読む価値がある。
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午後11:05 · 2024年2月5日
·
960
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あれは原文が悪文だから新訳しても読みにくいのは変わらんか。原文損なう程の大幅な意訳になるのはちょっとな。
午後11:12 · 2024年2月5日
·
615
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「何て酷い翻訳なんだ、それなら原著を読んでやる」と手にとって「何て読みにくい文章なんだ。これを読めるように翻訳した翻訳家とんでもねぇな」と評価が一変するケースはちょくちょくある。
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午後11:28 · 2024年2月5日
·
562
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(カントとヘーゲルを思い出して笑ってしまった(笑))

https://x.com/Chimaera925/status/1186162633927348225 と続き
”Chimaera925/峨骨
@Chimaera925
ポリコレモンスターの野良対戦も単純化されて「よつあしいい、ふたつあしだめ」になる
午後3:09 · 2019年10月21日

アジェンダ2030、SDGsの露払いだ。国際的な常識や政治的な正しさだとして、国連とその背後に居る連中に都合の良いグローバルスタンダードを受け入れさせる。移民や環境ビジネス、水、食糧、全てが多国籍企業の金儲けの道具になる。それは内政干渉にはならない。
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午後3:17 · 2019年10月21日

普段使っている言葉やその定義を人々は意識しない。それが、どれだけ人々の思考判断に影響を及ぼし、社会や世界を変革させてしまう危険な代物なのか自覚していない。それらを理解し、自らの利益になるように言葉や定義を作る者達が世界を自らの都合の良いように動かしていく。言葉は兵器だ。
午後3:29 · 2019年10月21日


https://x.com/Chimaera925/status/1186167618564050944
”Chimaera925/峨骨
@Chimaera925
普段使っている言葉やその定義を人々は意識しない。それが、どれだけ人々の思考判断に影響を及ぼし、社会や世界を変革させてしまう危険な代物なのか自覚していない。それらを理解し、自らの利益になるように言葉や定義を作る者達が世界を自らの都合の良いように動かしていく。言葉は兵器だ。
午後3:29 · 2019年10月21日


https://x.com/Chimaera925/status/1193872335767404544 と続き

Chimaera925/峨骨
@Chimaera925
>ワクチンを接種した豚が市場に出回るのを前に、風評被害を抑えるのが狙いという。

風評被害を抑える為にアルファベット三文字にする。そうすれば何の事か正しく認識できなくなる。よく解っているじゃないか。そうやって誤魔化して来ただけに。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO52032500R11C19A1CR8000?s=1
午後9:45 · 2019年11月11日

リンク先は
農水省、豚コレラを「CSF」に呼称変更
経済
2019年11月11日 18:33
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52032500R11C19A1CR8000/?s=1
”農林水産省は11日、家畜伝染病「豚コレラ」の呼称を「CSF(クラシカル・スワイン・フィーバー)」に変更すると明らかにした。ワクチンを接種した豚が市場に出回るのを前に、風評被害を抑えるのが狙いという。人に感染するコレラと混同される恐れがあるとして、自民党などから名称変更を求める声が上がっていた。

中国などで流行するアフリカ豚コレラも呼称を「ASF(アフリカン・スワイン・フィーバー)」にする。”



CSFの感染経路未解明 農相「神様が悪い」と発言 その後撤回
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191122/amp/k10012186321000.html

>ブタの伝染病のCSF、いわゆる豚コレラ

この解説はやがて省略、あるいは縮小されて最後にはCSFになるのだろうか。そうすれば、豚コレラの問題は無くなる。CSFの問題となるのだ。
午前0:18 · 2019年11月22日

>豚の伝染病であるASF、いわゆるアフリカ豚コレラが海外から持ち込まれるのを防ぐため
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191128/amp/k10012194851000.html
午後6:50 · 2019年11月28日

タイトルしか見ない層が大半を占めるなら、豚コレラの風評被害は解消されるだろうな。アンダーコントロールって奴。
午後6:52 · 2019年11月28日


ーーーー

CSFの感染経路未解明 農相「神様が悪い」と発言 その後撤回
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191122/amp/k10012186321000.html

>ブタの伝染病のCSF、いわゆる豚コレラ

この解説はやがて省略、あるいは縮小されて最後にはCSFになるのだろうか。そうすれば、豚コレラの問題は無くなる。CSFの問題となるのだ。
午前0:18 · 2019年11月22日

オーウェルの『1984』にあるようなニュースピーク語法だな。
午前0:21 · 2019年11月22日

>ニュースピークは思考の幅を拡大するためではなく、縮小するようにデザインされていて、この目的は言葉の選択肢を最小まで刈り詰めることで間接的に補助されていた。
https://open-shelf.appspot.com/1984/appendix.html

一九八四年, ジョージ・オーウェル
ニュースピークの諸原理より
open-shelf.appspot.comから
午前0:23 · 2019年11月22日

風評被害を消す、無かった事にする為に、その問題を指す言葉を削除する。あるいは見聞きして即座に意味が解らないようなアルファベットの羅列や全く異なる印象を抱く言葉に言い換えさせる。
例:ゴミの島→夢の島
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午前1:10 · 2019年11月22日

これらは幅広く使われている。FTAにしてもそう。FTAってタグがバズってトレンドに載ってもFTAが何か知らない者や興味を持たない者や、単語だけで理解した気になった者はその三文字が視界に入ったからといって何かする事はない。そして彼らの中で者は無かった事になる。
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午前1:14 · 2019年11月22日

これはマニア向けのアカウントだから略称で通すけど、一般向けに書くなら日米貿易協定も併記した方が良いだろうな。見も蓋も無い話、貿易分野以外にも影響及ぼすから、根本的に名付けの段階で不適切と言えるのだけど。
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午前1:22 · 2019年11月22日

ギャル語はまさにソレだったな。意味を知る者にしか解らない造語。知らない者には伝わらない。
午前1:24 · 2019年11月22日

囲い込みにも使われる。ウチとソトを分ける内輪でしか通じない言葉。方言も似たようなもの。
午前1:27 · 2019年11月22日

ーーーー

これはマニア向けのアカウントだから略称で通すけど、一般向けに書くなら日米貿易協定も併記した方が良いだろうな。見も蓋も無い話、貿易分野以外にも影響及ぼすから、根本的に名付けの段階で不適切と言えるのだけど。
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午前1:22 · 2019年11月22日

ただ、Twitterのトレンドで日米貿易協定なんてタグがトレンドに上がっても無関心な層は見ないだろうな。興味のあるジャンルだけを簡単に追いかける事ができてしまうのがこのツールだし。クラスタなんて無視してFTAについて書くアカウントがもっと増えれば広まるんだろうけど。ジャンル縛りがネック。
午前1:34 · 2019年11月22日


https://x.com/osito_kuma/status/1084759830294802433 と続き
”押井徳馬
@osito_kuma
#古典は本当に必要なのか
「古典にアクセスしづらい社会」とは、小説「1984年」の「ニュー・スピーク」の時代の様なものになり得ます。「限られたエリートだけが古典にアクセス出来、庶民は『ニュー・スピーク』訳しか読めない」社会とは、本を燃やしてないのに「焚書」と同じ様な状態の社会です。
画像
画像
午後7:31 · 2019年1月14日

「由らしむべし知らしむべからず」を憎むのであれば、庶民が古典にアクセスし理解出来る道を守るべきです。 #古典は本当に必要なのか
午後7:40 · 2019年1月14日

まあ現代の日本社会も、戦後の国語改革はまるで「ニュー・スピーク」そのものですが(断言)。現代口語文ですら「旧字旧かなで読みづらい」とこぼす人が多いのであれば、古文の教育がなくなるとどうなるか、想像するだけでも恐ろしい事です。 #古典は本当に必要なのか
さらに表示
午後7:44 · 2019年1月14日


由らしむべし知らしむべからず(ヨラシムベシシラシムベカラズ)とは? 意味や使い方 - コトバンク
https://kotobank.jp/word/%E7%94%B1%E3%82%89%E3%81%97%E3%82%80%E3%81%B9%E3%81%97%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%97%E3%82%80%E3%81%B9%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%9A-655190
”由らしむべし知らしむべからず
《「論語」泰伯から》人民を為政者の施政に従わせることはできるが、その道理を理解させることはむずかしい。転じて、為政者は人民を施政に従わせればよいのであり、その道理を人民にわからせる必要はない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ことわざを知る辞典 の解説
由らしむべし知らしむべからず
民衆は為政者に従わせればよく、施政の詳細を説明する必要はない。また、民衆は法によって従わせることはできるが、その道理を理解させることは難しい。

[解説] 「論語―泰伯」の「民は之に由らしむべし之を知らしむべからず」によるもので、原典は「べし」を可能の意と解するのが正しいとされますが、日本のことわざでは、賛否とは別に、「べし」を当然の意とする解釈が広く通用しています。

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について


https://x.com/Chimaera925/status/191551941740998657
”Chimaera925/峨骨
@Chimaera925
酒の肴に一九八四年。新訳版は巻末付録だけでも買う価値あり。ニュースピークについての記述がある。語彙がいかにして削減、意味の改竄、思考統制に用いられたか記されている。語彙の選択範囲が狭まれば思考そのものも狭められ、自由に思考する事すら出来なくなる。
さらに表示
午前0:41 · 2012年4月16日”

一九八四年 ニュースピークの諸原理 - Open Shelf
https://open-shelf.appspot.com/1984/appendix.html
ニュースピークはオセアニアの公用語でイングソック、つまりイギリス社会主義の思想上の必要性から考案された。一九八四年当時においてはコミュニケーション、演説、執筆活動の手段としてニュースピークのみを使用する者は存在しなかった。「ザ・タイムズ」の主要記事はニュースピークによって書かれていたが、これは専門家にしか成し得ない精巧品だったと言える。最終的には二〇五〇年ごろにニュースピークがオールドスピーク(つまりは標準英語)に取って代わることが予測されていた。それまでの間にニュースピークは段階的に地歩を固め、全ての党員が次第にニュースピークの単語と文法構造を日常会話で使用するようになっていた。ニュースピーク辞書の第九版と第十版にまとめられた一九八四年当時のそれは暫定的なものであり、後に姿を消すことになる多くの不必要な単語と古い構造を含んでいた。本稿で私たちが検討するのは辞書の第十一版にまとめられた最終的な完成形についてである。

ニュースピークの目的は世界観を表現する手段やイングソックの信奉者として適切な精神的態度を育むことに留まらず、他の全ての思考方法を不可能にすることであった。完全にニュースピークに適応しオールドスピークを忘れると異端的思想……つまりイングソックの原則から外れる思想……は少なくともそれが言葉に依存する思想である限りは文字通り考えることができなくなるように意図されていたのだ。その語彙は党員が適切に表現したいと願う任意の意味を正確に、ときには非常に微妙な表現によって与えられるように構築されている一方で他の意味を排除し、またそれを間接的な方法で伝える可能性をも排除したものとなっている。これは部分的には新しい単語の発明によっておこなわれていたが主要な部分は望ましくない単語の抹消と残る単語における異端的な意味、二次的な意味の除去によっておこなわれた。一つ例を挙げよう。自由/免れる(FREE)という単語はいまだにニュースピークに存在している。しかしそれは「この犬はしらみから自由である/免れている」であるとか「この畑は雑草から自由である/免れている」といった文章でしか使用されない。「政治的自由」や「知的自由」という風に古い意味で使うことはできないのだ。なぜなら政治的自由、知的自由はもはや概念としてすら存在せず従って必然的に言い表すことなどできないからだ。明らかに異端的な単語の禁止は別として語彙の削減はそれ自体が一つの目標と見なされ、必要不可欠な語以外は生き残ることを許されなかった。ニュースピークは思考の幅を拡大するためではなく、縮小するようにデザインされていて、この目的は言葉の選択肢を最小まで刈り詰めることで間接的に補助されていた。

ニュースピークは現在の私たちの知る英語を基礎としているが、それが新しく作られた単語を含んでいない場合であっても多くのニュースピークの文章は現代の英語を話す者にとっては理解が難しいだろう。ニュースピークの単語は大きく三つに分けられる。A語彙群、B語彙群(複合語とも呼ばれる)、C語彙群だ。それぞれの区分に従って別々に議論したほうがわかりやすいが、この言語の文法的特徴についてはA語彙群の節で詳しく述べる。同じ規則が三つのカテゴリーでよく成り立つからである。

A語彙群。A語彙群は日常生活での雑事……飲食、労働、服を着る、階段の昇り降り、乗り物への乗車、庭の手入れ、料理など……で必要とされる単語で構成される。この語彙群は叩く(HIT)、走る(RUN)、犬(DOG)、木(TREE)、砂糖(SUGAR)、家屋(HOUSE)、畑(FIELD)といった私たちが使っている単語とほとんど同じ単語で構成されている……ただし現在の英語の語彙と比較するとその数は非常に少なく、また意味も非常にしっかりと定義されている。意味上の曖昧さや多義性は全て取り除かれているのだ。そのためこの区分に属するニュースピークの単語は明確に理解できる一つの概念を表すたんなる歯切れのいい音節でしかなくなっている。文学的な目的や政治的議論、哲学的議論のためにA語彙群を用いることは不可能と言っていいだろう。この語彙群は通常は具体的物体や肉体的行動を伴う単純で合目的な思考だけを表すものとされている。

ニュースピークの文法には二つの大きな特徴がある。一つ目は文の異なる部分間がほぼ完全に取り替え可能であることだ。言語内のどの単語(原則的にはもし(IF)、いつ(WHEN)といった非常に抽象的な単語であってもこれは適用できる)であっても動詞、名詞、形容詞、または副詞として使うことができる。動詞と名詞の間においてはそれが同じ語源を持つ場合はいかなる活用変化もおこなわれず、この規則によって多くの古い語形が消え去った。例えば思考(THOUGHT)という単語はニュースピークには存在しない。名詞と動詞の両方で使用される考える(THINK)という語によって置き換えられているのだ。語源に関する原則はここでは適用されない。元の名詞が維持される側に選ばれる場合もあるし、動詞が維持される場合もある。語源的なつながりのない名詞と動詞が意味として組み合わせられる場合さえあり、その場合はどちらかが消え去ることが普通である。例えば切る(CUT)という単語は存在しない。その語の意味するものはKNIFE(ナイフする)という名詞兼動詞で十分補うことができるからだ。形容詞は名詞兼動詞に~に満ちた(-FUL)という接尾辞を付けることで、また副詞は~方式で(-WISE)を付けることで作成される。例えばSPEEDFULは「速い」を意味し、SPEEDWISEは「速く」を意味するのだ。現在使われている形容詞のうち、良い(GOOD)、強い(STRONG)、大きい(BIG)、黒い(BLACK)、柔らかい(SOFT)といった特定のものはそのまま残っているがその数は非常に少ない。ほとんどの形容表現が名詞兼動詞に~に満ちた(-FUL)を付けることで事足りるのでそういったものの必要性は少ないのだ。元から~方式で(-WISE)で終わる極少数のものを除けば現在使用されている副詞でそのまま残っているものは存在しない。~方式で(-WISE)による接尾辞で全てが代用されているのだ。例えば良く(WELL)はGOODWISEに取って変わられている。

加えて……これは先ほどと同様に原則的には言語内の全ての単語に言えることだが……どの単語も非(UN-)という接辞を付けることで反対の意味にすることができるし、プラス(PLUS-)という接辞を付けることで強調することができる。さらに強調したい場合はダブルプラス(DOUBLEPLUS-)を付ければいい。例えばUNCOLDは「暖かい」という意味になり、PLUSCOLDとDOUBLEPLUSCOLDはそれぞれ「とても寒い」と「この上なく寒い」という意味になる。また現在使われている英語のように前(ANTE-)、後(POST-)、上(UP-)、下(DOWN-)などの接頭辞によってほとんど全ての単語の意味を変更することが可能だ。このような手法によって大幅な語彙の縮小をおこなうことが可能になった。例えば良い(GOOD)という単語を例にあげると悪い(BAD)という単語は不要であることがわかる。それによって言い表そうとする意味はUNGOODによって十分、同じように……いや、より良く……表現されるからだ。対になる二つの単語が存在する場合はどちらを取り除くかを決めるだけでいい。例えば闇(DARK)はUNLIGHTによって置き換え可能だし、光(LIGHT)をUNDARKによって置き換えてもいい。好きな方を選べばいいのだ。

ニュースピークの文法の二つ目の特徴はその規則性だ。後で述べる少数の例外を除けば全ての語尾変化は同じ規則に従う。例えば全ての動詞で過去形と過去分詞形は同じように-EDで終わる。
盗む(STEAL)の過去形はSTEALED、考える(THINK)の過去形はTHINKED、言語全体を通してこういった具合であり、SWAM、GAVE、BROUGHT、SPOKE、TAKENといった語形は廃止されている。複数形は全て-Sまたは-ESを場合に応じて付けることで作られる。人間(MAN)、雄牛(OX)、生命(LIFE)の複数形はそれぞれMANS、OXES、LIFESとなる。形容詞の比較級、最上級も画一的に-ER、-ESTを付けることで作られ(GOOD、GOODER、GOODESTといった具合だ)、不規則変化形とMORE、MOSTによる語形は取り除かれているのだ。

不規則な語形変化が許容され続けているのは代名詞、関係代名詞、指示形容詞、そして助動詞だけだ。WHOMが不必要であるとして廃止されたこと、SHALL、SHOULDの時制が廃止されWILL、WOULDで代用されていることを除けばこれらは昔のままだ。また高速で簡単に話す必要から生じる語形変化の不規則性もいくらかは存在する。発音の難しい単語や聞き間違いしやすい単語はそれだけの理由で悪い単語と見なされる。ときには音の耳触りを理由に単語内に新たな文字が挿入されることもあったし、古風な語形が維持されることもある。しかしこの必要性については主にB語彙群での話である。なぜ発音のしやすさに大きな重要性が置かれるのかについては本稿の後半で明らかになるだろう。

B語彙群。B語彙群は慎重に作成された政治的な目的で使用される単語によって構成されている。単語群には必ずしも政治的な意味合いを持つものだけでなく、それを使う者に都合のいい精神状態を強要することを意図したものも含まれる。イングソックの原則に対する完全な理解がない場合、これらの単語を正しく使うことは困難である。場合によってはこれらをオールドスピークに翻訳することやA語彙群の単語で言い換えることも可能であるが通常の場合はそれには長い文章が必要となるし、特定のニュアンスが欠落してしまうことは避けようがない。B群の単語は概念の全てを数音節に圧縮した省略語であり、同時に通常の言葉よりもより正確で強力なものであると言えるだろう。

B群の単語はいずれの場合も複合語となっている[SPEAKWRITE(口述筆記)といった複合語はもちろんA語彙群にも見られるがそれらはたんに簡単のための略語であり特別な思想的意味合いはない]。これは二つ以上の単語、または単語の一部を発音しやすい形につなぎ合わせたものである。この合成の結果得られるものは常に名詞兼動詞となり通常の規則に従って語形変化する。例を一つ上げればGOODTHINK(良性思考)という単語は非常に大雑把には「正統」を意味する。あるいは動詞として見れば「正統なやり方で思考すること」となる。この語は名詞兼動詞ではGOODTHINK、過去形と過去分詞形ではGOODTHINKED、現在分詞ではGOODTHINKING、形容詞ではGOODTHINKFUL、副詞ではGOODTHINKWISE、動名詞ではGOODTHINKERといった風に語形変化する。

B群の単語は語源に基づいて系統的に作成されているわけではない。B群を構成する単語はどのような品詞でもいいし、配列順序も任意である。また派生元が分かる限りは発音しやすいように分解することも自由だ。例えばCRIMETHINK(思想犯罪)という単語ではTHINK(考える)は二番目に来ているがTHINKPOL(思想警察)では一番目になり、さらにはPOLICE(警察)の二音節目が欠落している。耳触りの良さを保つことが困難なため、B語彙群ではA語彙群よりも不規則に語形変化することがより一般的になっている。例えばMINITRUE(真理省)、MINIPAX(平和省)、MINILUV(愛情省)の形容詞形はそれぞれMINITRUTHFUL(真理省の)、MINIPEACEFUL(平和省の)、MINILOVELY(愛情省の)となる。これは単純に-TRUEFUL、-PAXFUL、-LOVEFULが非常に発音しにくいという理由のためだ。しかし原則的にはB群の単語は全て語形変化可能であり、その変化の仕方は完全に同一である。

B群の単語のいくつかは意味が非常に細かく分かれていて、そのため言語全体に習熟していない者にとっては理解することが困難である。例えば「タイムズ」の見出し記事にあるOLDTHINKERS UNBELLYFEEL INGSOC(旧思考者はイングソックに対して非心底共感である)という典型的な一文を考えてみよう。この文をもっとも短くオールドスピークに翻訳するとしたらこうなるだろう。「革命前に物心ついた者はイギリス社会主義の原則を完全に心から理解することはできない」しかしこれは適切な翻訳とは言えない。まず先に述べたニュースピークの一文の意味を完全に理解するためにはINGSOC(イングソック)によって意味される物の明確な理解が必要になる。さらに言えばイングソックを完全に把握している者だけが現在では想像することさえ難しい盲目的で熱狂的な支持を表すBELLYFEEL(心底共感)という単語や邪悪や退廃といった概念と密接に結びついたOLDTHINK(旧思考)という単語の非常に強い含意を理解できるのだ。しかしある種のニュースピークの単語が持つ特別な機能は意味を表すということよりもむしろ破壊するということだ。OLDTHINK(旧思考)はそういった単語のひとつだと言える。こういった単語は数の上では少ないがその意味を拡大していくことで様々な語群全体を飲み込み、飲み込まれた語群は広い意味を持つ一つの語句で十二分に代表される以上、廃止され忘れ去られることになる。ニュースピーク辞書の編集者が直面する大変な困難とは新しい単語を考案することではなく、考案した後でそれが何を意味するのかを確実にすることであり、その語が存在することでどれほどの範囲の単語を使用中止に追い込めるかを確定することだと言えるだろう。

すでに自由(FREE)という単語の場合で見たように異端的な意味を持つ単語であっても利便性を理由に維持されることはある。しかしその場合でも望ましくない意味は取り除かれる。誠実さ(HONOUR)、正義(JUSTICE)、モラル(MORALITY)、国際主義(INTERNATIONALISM)、民主主義(DEMOCRACY)、科学(SCIENCE)、そして宗教(RELIGION)などの数えきれない単語がその存在を抹消された。少数の単語がそれらの意味を包括し、その結果としてこれらの単語は廃止されたのだ。例えば自由と平等という概念によって大別される単語は全てCRIMETHINK(思想犯罪)という一語に集約されたし、客観性と合理主義という概念によって大別される単語は全てOLDTHINK(旧思考)という一語に集約された。過剰な正確さは危険なのだ。党員に要求されるのは古代人によく似た物事の見方だった。他のことに対しては無知だが自分たち以外の民族が全て「偽りの神々」を崇拝しているということだけはよく知っていたヘブライ人だ。彼らはその神々がバアル、オシリス、モロク、アシタロテといった呼び方をされていることを知る必要はなかった。おそらくはそれらについて無知であればあるほど自身の正統性が強まったことだろう。彼らはヤハウェとヤハウェの戒律は知っていた。つまりそれとは異なる名前と特徴を持つ神々は全て偽りの神だということは知っていたのだ。それと同じように党員は何が正しい行動を形作るのかを知っていて、非常に漠然とだが一般論としてどのようにすればそこから逸脱するのかを知っている。例えばその性生活は二つのニュースピークの単語、SEXCRIME(性犯罪)とGOODSEX(良性交)によって全体を規定されている。SEXCRIME(性犯罪)は全ての性的逸脱を意味する言葉だ。この言葉には私通、不倫、同性愛やその他の性的倒錯が含まれる。さらにはそれ自体を目的としておこなわれる通常の性交さえ含まれるのだ。それらの行為をそれぞれ列挙する必要はない。なぜなら全て等しく犯罪であり、原則に従えば全て死刑に値するからだ。科学と技術の用語から構成されるC語彙群であれば特定の性的倒錯に対して特別な命名をおこなう必要もあるだろうが一般市民には関係の無い話だ。彼らはGOODSEX(良性交)が何を意味するかを知っていれば十分なのだ……それは夫婦間での通常の性交であり、子供を得るという目的のためだけにおこなわれ、女性側には肉体的快楽は無い物を指すと言われている。それ以外は全てSEXCRIME(性犯罪)だ。ニュースピークではそれが異端的であると感じた瞬間にそれ以上、その異端思想について考えることができなくなる。その境界点を超えると考えを進めるのに必要な言葉が存在しないのだ。

B語彙群の単語で思想的に中立なものは存在しない。その非常に多くが婉曲表現なのだ。例えばJOYCAMP(強制労働キャンプ)やMINIPAX(平和省、つまり戦争省)といった単語は見かけ上意味しているように見える物のほとんど真逆を意味している。その一方で一部の単語はオセアニア社会の実状を率直に象徴する軽蔑的な意味を表している。例えばその一つがPROLEFEED(プロレ飼料)だ。この単語は党が大衆に投げ与えているごみ屑のような娯楽と嘘だらけのニュースを意味する。また他にも両義的な意味を持つ語もあり、それらは党に対して使われる際は「良い」という意味を持ち、党の敵対者に対して使われる際は「悪い」という意味を持つのだ。しかしこれらだけでは無く、一見するとたんなる短縮形に見えるがその思想的な意味合いが語の意味ではなく構造に由来するという単語が非常に多く存在する。

なんであれ政治的な意味を持つもの、あるいはその可能性があると思われるものは全てB語彙群に含まれる。全ての組織、あるいは人々の集団、主義、国、機関、公共施設の名前は必ずおなじみの形、つまり元の語源を維持できるもっとも少ない音節数で発音が容易な一つの単語に切り詰められる。例えばウィンストン・スミスが働く真理省の記録局(Records Department)はRECDEPと呼ばれ、創作局(Fiction Department)はFICDEPと呼ばれ、テレスクリーン番組制作局(Teleprogrammes Department)はTELEDEPと呼ばれるという具合だ。これはたんに時間を節約する目的のためだけにおこなわれているわけではない。二十世紀初頭の数十年においても単語やフレーズの短縮は政治用語の特徴の一つだった。そしてこういった省略語を使用する傾向は特に全体主義国家や全体主義的組織に多く見られたのだ。そういった語の例としてはナチ(NAZI)、ゲシュタポ(GESTAPO)、コミンテルン(COMINTERN)、インプレコール(INPRECORR)、アジプロ(AGITPROP)が挙げられる。当初この行為は無意識の内に適用されていたがニュースピークにおいては明確な目的意識をもっておこなわれている。名前を省略することによってそれにまとわり付く関連物の多くが切除され、その語の幅を狭め、微妙に意味を変えることができると考えられていたのだ。例えばコミュニスト・インターナショナル(COMMUNIST INTERNATIONAL)という語は人類の世界的な兄弟愛、赤い旗、バリケード、カール・マルクス、そしてパリ・コミューンといったものの組み合わせを想像させる。一方でコミンテルン(COMINTERN)が想起させるものはたんに緻密な組織と精巧に組み上げられた思想体系だけだ。ちょうどいすやテーブルのようにより簡単に認識できる目的上の限定物について言及できるのだ。コミュニスト・インターナショナル(COMMUNIST INTERNATIONAL)がそれを考える時には一瞬であれ何がしか思いを馳せなければならない語であるのに対してコミンテルン(COMINTERN)という単語はほとんど何の意識もせずに発音できる。同じようにMINITRUE(真理省)という単語が呼び起こす連想はMINISTRY OF TRUTHによって連想されるものよりも少なく、よりコントロールしやすいのだ。こうして可能な場合には常に省略をおこなう習慣が確立し、またそれぞれの語が簡単に発音できるようにすることに多大な労力が払われるようになった。

ニュースピークにおいては意味の正確さを除けば音の耳触りは他の何よりも重視されるのだ。必要とされる場合には文法上の規則性は常に犠牲にされる。そしてそれは正しかった。なぜならとりわけ政治用語に求められるものはすばやく発音でき、話す者の頭に最小限のものしか想起させず、間違えようのない意味を持つ短縮語なのだ。B語彙群の単語はその多くが非常に良く似ているという事実からさえも力を得ていた。それら……GOODTHINK、MINIPAX、PROLEFEED、SEXCRIME、JOYCAMP、INGSOC、BELLYFEEL、THINKPOLといった無数の単語……のほとんどは二音節か三音節からなり、最初の音節と最後の音節に同じようにアクセントが配置されている。これらの使用は話し方を早口にし、滑舌の良い一本調子なものにする。そしてそれこそがまさに狙いなのだ。話し方を、とりわけ思想的に中立でない話題での話し方を可能なかぎり意識から独立したものにすることこそが意図されているのだ。日常生活では話す前に考えることは間違いなく必要な、あるいは時に必要になることだ。しかし政治的、あるいは道徳的な判断を求められる党員は銃弾を浴びせかけるマシンガンのように自動的に正しい意見を浴びせかけることができるようになるべきなのだ。それができるように訓練する上でこの言語は間違いの無い道具立てと言葉の質感を与え、多大な貢献をしてくれる。それもその荒々しい耳触りとイングソックの精神に従った意図的な醜さによってのことである。

選択できる単語が非常に少ないという事実がそれを可能にしているのだ。私たちの言葉と比較するとニュースピークの語彙は非常に少なく、さらにそれを減らすための方策が常に提案されていた。ニュースピークはほとんどの他の言語とは異なり、その語彙は年を追うごとに多くなるのではなくむしろ少なくなっていく。削減が進むごとに利点が増えていくのだ。つまりそれぞれの削減によって選択できる領域はますます小さくなり、従って考えることに対する衝動もより小さくなっていくのである。究極的には高次の脳機能中枢を全く介さずに喉の震えだけで話ができるようになることこそが望まれていることだった。この狙いはニュースピークのDUCKSPEAK(あひる話法)という言葉に端的に認められる。この言葉は「あひるのように鳴く」という意味だ。B語彙群の他の単語と同じようにDUCKSPEAK(あひる話法)の意味も二面的だ。正統な者に対する評価で使われる場合、それは称賛以外の何ものでもない。もし「ザ・タイムズ」が党の演説家に対してDOUBLEPLUSGOOD DUCKSPEAKER(ダブルプラスグッドなあひる話法)と評すればそれは温かみのある価値ある褒め言葉なのだ。

C語彙群。C語彙群は他の語彙群を補うものであり、全体的には科学と技術の用語から構成される。これらは現在の科学の用語と類似していて同じ語源に基づくが、これまで述べてきたものと同じように厳密な定義と好ましくない意味を取り除いておくという処理が施されている。またこの語彙群の単語は他の二つの語彙群と同じ文法規則に従う。C群の単語が日常用語や政治演説で使われることはほとんど無い。また科学者や技術者は必要な単語であればどれでも自身の専門分野に特化して作成されたリストから見つけることができる。しかしそれ以外の分野のリストに載っている単語に関しては少しも知ることはない。全てのリストに共通する単語はわずかで、特定の専門にとらわれない考え方の習慣や思考方法といった科学の働きを表す語彙は存在しない。さらに言えば「科学」にあたる単語も存在しない。それによって表すことのできる意味はイングソックという単語によって既に十分にカバーされているのだ。

先の説明からニュースピークでは非正統な意見の表明はそれが些細なものであろうとほとんど不可能であることがわかるだろう。もちろん非常に大雑把にであれば異端的なことや冒涜的なことを発言することは可能だ。例えばビッグ・ブラザーは非良性だ(BIG BROTHER IS UNGOOD)と発言することは可能だ。しかしこの文は正統な者の耳にはあまりにも自明な矛盾に聞こえ、まともに議論することもできないだろう。そのために必要な単語が存在しないのだ。イングソックに敵対する考えはぼんやりとした言葉にならない形でのみ人々の頭に保持され、ひと塊になった非常に大雑把な表現で名前がつけられ、何が異端であるか定義されないまま全てひとまとめに糾弾されるのだ。実際のところニュースピークを非正統な目的のために使うには一部の言葉をオールドスピークに翻訳し直すしかない。例えばニュースピークで全ての人間は平等である(ALL MANS ARE EQUAL)という文を作ることはできる。しかしそれはオールドスピークで全ての人間は赤髪である(ALL MEN ARE REDHAIRED)というのと同じ程度の意味しかない。文法的な誤りは無いが意味することは明白な誤りだ……つまり全ての人間は同じ体の大きさであるとか、体重であるとか、身長であると発言することと同じなのだ。政治的な平等という概念はもはや存在せず、それにともなってEQUAL(等しい)という単語からはその二次的な意味が排除されている。オールドスピークがいまだ通常のコミュニケーション手段であった一九八四年においてはニュースピークの単語の使用時に元の意味を思い出すという危険性が理論的には存在した。しかし実際にはDOUBLETHINK(二重思考)を習得した者であればそんな事態を避けることは容易であり、二、三世代の内にはその可能性さえも消えてしまっただろう。ニュースピークを唯一の言語として育った者はもはやかつてEQUAL(等しい)に「政治的平等」という二次的な意味があったことも、FREE(免れる)に「知的自由」という意味があったことも知ることはない。ちょうどチェスのことを聞いたことが無い者がクィーンやルークに付随する二次的な意味を知ることがないのと同じことだ。単純に名前が無かったり、想像の範囲外であるために意思に反して犯される犯罪や失敗は数多くあっただろう。また時間の経過と共にニュースピークの特徴がより顕著になっていくことは容易に予想できる……その語彙数はどんどん少なくなっていき、その意味はより硬直化し、不適切な言葉を使う可能性は常に減り続けていくのだ。

オールドスピークが完全に消え去った時こそ過去との最後のつながりが切断される時である。歴史は既に書き換えられているが過去に関する文献の残滓はまだそこかしこに残り、検閲は完全ではない。オールドスピークに関する知識が存在し続ける限り、それを読み解くことが可能なのだ。しかしそれらがもし生き延びることができたとしても未来において、それは理解することも翻訳することもできないものになっているだろう。オールドスピークの文章をニュースピークに翻訳することはそれが何か技術的な操作についてのものか、あるいは何か非常に単純な日常の行動についてのものか、既に正統的な(ニュースピークで言うところのGOODTHINKFUL(良性思考的)な)性質のものでない限りは不可能だ。実際のところ、これは一九六〇年頃よりも以前に書かれた書籍で完全に翻訳できるものは一冊もないということを意味する。革命以前の文学は思想的な翻訳……それは言語的なものであると同時に意味における改変を意味する……を経てはじめて日の目を見るのだ。一例として独立宣言から有名な文章を挙げよう。

我々は以下の信念は自明であると考える。すなわち全ての人間は平等に作られていること。その創造主から固有の犯されざる権利を与えられていること。この権利には生存、自由、そして幸福の追求が含まれること。これらの権利を確実なものとするために人々によって政府が確立され、その権力は被統治者の合意に由来するものであること。いつの時点においても、いかなる形態の政府であろうとも、もしそれが破壊的な物に変化した場合はそれを改革し、あるいは廃止することは人々の権利であり、さらには新しい政府を設け……

これを元の意味を維持したままニュースピークで表現することは不可能だろう。もしそれができるとして、もっとも意味の近いこの文を表す単語はCRIMETHINK(思想犯罪)になるだろう。全訳は思想上の翻訳をともなってしかおこなえないだろうし、その場合にはジェファーソンの言葉は絶対的な政府に対する賛辞へと変貌してしまうだろう。

そして実際、過去の文学作品のかなりの部分は既にこのような方法で翻訳されているところだった。その名声を考慮すれば特定の歴史上の人物についての記憶は保持した方が望ましい。もちろん同時に彼らの偉業をイングソックの根本原理の一部に組み込んだ上での話だ。そのためシェイクスピア、ミルトン、スウィフト、バイロン、ディケンズといった様々な作家に対して翻訳作業がおこなわれていた。それが完了した暁には元の文章は残された他の全ての過去の文学作品と一緒に破棄されるのだろう。しかしその翻訳は時間のかかる困難な作業であり、二十一世紀の最初の十年、二十年の段階では終了しないだろうと予測されている。また膨大な量の単純な実用文書……必要不可欠な技術マニュアルといったもの……も存在し、それらも同じように扱われなければならない。ニュースピークの最終的な導入時期が二〇五〇年という遅い時期に設定されたのは主にこの翻訳作業の準備期間を考慮してのことだった。

終わり
” ※着色は引用者

弁護士 中原潤一
@lawyernakahara
勾留中の依頼者が、取調べを受ける際の心構えは「おかし」だと言っていた。
「押さない」(指印を)
「書かない」(署名を)
「喋らない」
天才だと思った。
午後0:57 · 2019年11月18日

なお、現在勾留中だという意味ではありません。勾留中に接見に行った際に、という趣旨です。念のため。
午後0:59 · 2019年11月18日

https://x.com/Chimaera925/status/769175153741737984
”Chimaera925/峨骨
@Chimaera925
6.動物は他の動物を殺してはならない。
7.全ての動物は平等である。

頭の悪い動物は七戒を覚えられなかった。ナポレオンは「よつあしいい、ふたつあしだめ」の格言に要約できると宣言。羊達はこの格言を繰り返して、それ以上は考えなかった。

単純化は権力側によって政治的な目的で行われる
午後11:10 · 2016年8月26日


https://x.com/Chimaera925/status/1054676412605460480 と続き
”Chimaera925/峨骨
@Chimaera925
悪いものは悪いと言っても具体的に何が悪いのか指摘できなければ改善できない。企業を批判するにしても、具体的に労基法に落とし込む事もせず、ブラック企業だなどと喚いたところでまともに取り合って貰えない。言語化しなくても察して貰えるのは大抵、相手に利点がある時はくらいなものだ。
午後7:10 · 2018年10月23日

言語化して説明するという行為は他者に働きかけるだけのものではなく、自分自身の理解度を深める行為でもある。理解していなければ説明できない。知らないものや考えられない事柄は言語化して説明することができない。言語化を続ける内に理解が深化していく。出力せずに入力だけしても完成しない。
午後7:17 · 2018年10月23日

全て言語化するべきだとは思わない。非言語の領域で双方だけが理解できる秘密の共有なんて共犯関係は対人関係で有効な場面もあるしな。何もかも言語にするのも無粋だし、言葉にしてしまえば途端に色褪せて安っぽくなる事柄もあるだろう。敢えて言葉にしないのと、出来ないからしないのは違う。
午後7:27 · 2018年10月23日


https://x.com/RC_StB/status/1139499704360689664
”STB
@RC_StB
情報技術は成り立ちからして少数者による多数者への支配(管理)を効率化するためのツールである。
「ITの発達はいいことばかりではない」のではなく、「悪いこと」が起きているのに乗っかる形で、生活/経済活動上の便益をおこぼれとして受けているに過ぎない。
午後8:47 · 2019年6月14日”
(上記の続き)
https://x.com/RC_StB/status/1139499705509928960
”STB
@RC_StB
「技術にはいい側面と悪い側面がある」式の優等生的定型で情報技術を評価すると、政治的側面を見誤る。
ネットは本質的自由を削減し制限付き自由をもたらす技術だ。
ネットの発達で人間は原子化し、古典的な紐帯技術が退化している。
ネットによって烏合の衆として容易に人間が管理捕捉されている。
午後8:47 · 2019年6月14日


https://x.com/Chimaera925/status/1139557116727816192
”Chimaera925/峨骨
@Chimaera925
主戦場となっているのは我々の人体、頭の中。現実と創作の入り混じった編集物を現実だと信じ込ませたならば、人々はその現実があたかも存在するかのように振る舞うだろう。
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午前0:36 · 2019年6月15日


708とリサのエンタメ活字談義 第11回:G・オーウェル「1984年」
https://www.nicovideo.jp/watch/sm34820614
(22分37秒以降の、1984年に影響された作品紹介の箇所にて、
コードギアスでも元ネタとして採用されていることが指摘されている。理由を要約すると、
「世界が三大超大国に分割されてて互いに勢力争いを繰り広げている」
「主人公が属しているのはイギリスの流れをくむ超大国」
作中出てくる最強兵器が「空中要塞」
R2のラストのカレンの独白
「みんな、ダモクレスというシステムより、名前のある一人の個人のほうが判りやすかったって事かしら……」は「1984年」のゴールドスタインの著作の内容と丸かぶり。
主人公が頭脳派と体力派のコンビで、しかも頭脳派のニックネームが「ゼロ」ってあたりは、村上龍の「愛と幻想のファシズム」の引用っぽい。
頭脳派主人公ルルーシュの父親の企みが明らかに「新世紀エヴァンゲリオン」を意識した内容。
[ゼロレクイエムって2分間憎悪の強化版だな]

https://x.com/poulet_pensant/status/6336879276
”rino
@Articlecrafter_
デスノートからピカレスク要素
ガンダム種から友達だった二人が対立
v for vendetta から仮面
愛と幻想のファシズムからゼロ
銀河英雄伝説の姉(ギアス の場合妹)の幸せを願う
午前11:54 · 2018年3月17日”

https://x.com/poulet_pensant/status/6336879276
”Toriniku 🤔 Knuckles 🤔
@poulet_pensant
7~8話まで見たギアスの感想は、「愛と幻想のファシズム+五分後の世界+デスノート+ロボット物」。まぁ多分影響を受けたのは確実だと思う
午後10:38 · 2009年12月4日”

元ネタであろう作品を書いてくれるのはありがたい)

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けいち
@beatbox_lover04
笑うに値する冗談には、必ずある思想が潜んでいる。それはたいてい破壊的な思想である。

よつあしいい。ふたつあしだめーで思い出した。
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午前3:52 · 2024年5月23日
·
86
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(私が本記事を完成させる作業のついでに、本記事の呟きをRTしていたからこの呟きが生まれた。「よつあしいい、ふたつあしだめ」が含まれる呟き群のことだ)
(「笑うに値する冗談には、必ずある思想が潜んでいる。それはたいてい破壊的な思想である。」で検索して出たのが、

『カタロニア讃歌』ノート
nii.ac.jp
https://meiji.repo.nii.ac.jp › record › files › daiga...
PDF
川端康雄 著 · 1983 — ディケンズ論のなかでオーウェルは、「笑うに値する冗談には、必ずある思想がひそんでいる。 それはたいてい破壊的な思想である」(CEJL,1, P.501)と言っ)
〔この
『カタロニア讃歌』ノート
は川端康雄の論文。

4ページ目より
"
ディケンズ論のなかでオーウェルは、「笑うに値する冗談には、必ずある思想がひそんでいる。
それはたいてい破壊的な思想である」(CEJL,1, P.501)と言った。
"


使用テキストにて、
George Orwell, The Collected Essays,Journalism and Letters of George Orwell ; 4 vols., ed. by Sonia
Orwell and Ian Angus, Penguin Books,1979.(本文および註ではCEJLと略記。)
とある。


百年前新聞
@100nen_
速報◆27日、モスクワで、レーニンの葬儀がおこなわれる。スターリンが葬儀を取りしきったが、レーニンの後継者と目されていたトロツキーは、嘘の葬儀の日付を教えられたため、参列できなかった。代わってスターリンが存在感を増す。 =百年前新聞社 (1924/01/27)

▼レーニンの葬儀
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午後8:31 · 2024年1月27日
·
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百年前新聞
@100nen_
速報◆23日、ロシア共産党第13回大会が始まる。レーニン没後、初となる大会で、事実上の後継者であるスターリンと、トロツキーの対立の場となる。スターリンが、トロツキー派を「プチブル」だと批判する。31日まで。 =百年前新聞社 (1924/05/23)

関連記事:
引用
百年前新聞
@100nen_
·
1月27日
速報◆27日、モスクワで、レーニンの葬儀がおこなわれる。スターリンが葬儀を取りしきったが、レーニンの後継者と目されていたトロツキーは、嘘の葬儀の日付を教えられたため、参列できなかった。代わってスターリンが存在感を増す。 =百年前新聞社 (1924/01/27)

▼レーニンの葬儀
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画像
午後8:30 · 2024年5月23日
·
3.9万
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【社主のニュース解説】《国際》
本日、ロシア共産党の第13回大会が始まりました。1月のレーニン没後、初めてとなる開催で、事実上、今後のソ連の政治における後継者争いの場です。トロツキー陸海軍人民委員とスターリン共産党書記長の対立の構図となり、冒頭から激しい攻撃の応酬となりました。
午後9:00 · 2024年5月23日
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【社主のニュース解説】《国際》
スターリン派のジノヴィエフ政治局員は、「レーニン氏が亡くなった今こそ、党が一枚岩にならなければならない」と述べました。そのうえで、トロツキー氏に向かっては「大会の前で自己批判をせよ。そうしない限り、党に平和は来ない」と強い口調で糾弾しました。
午後9:15 · 2024年5月23日
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【社主のニュース解説】《国際》
党員が公然と自己批判を要求されること自体が初めてのことで、出席した多くの代表に衝撃と恐怖を与えました。レーニン氏の生前まで、党内での議論や論争は比較的自由におこなわれていましたが、今回の大会ではいかに反対派の意見を封じ込めるかといった感があります。
午後9:30 · 2024年5月23日
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【社主のニュース解説】《国際》
これを受け、トロツキー氏は、意見の相違を派閥対立に発展させるのは誤った手法であると述べながら、皮肉交じりに自己批判を展開。「最後には常に党が正しい。今までの私の批判や意見、抗議のすべてが完全な間違いだったと認めることは、非常に簡単だ」と話しました。
午後9:45 · 2024年5月23日
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【社主のニュース解説】《国際》
トロツキー氏は、「しかし私は自分が誤っていたと言わない。なぜなら同志諸君、私がそう考えていないからである」と続けました。党の決定には従うが改心はしないとする発言は、いわばスターリン体制への挑戦を宣言したに等しい態度。両派の対立が激しさを増します。
午後10:01 · 2024年5月23日
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【社主のニュース解説】《国際》
トロツキー氏は、ソ連の存続には欧米からの支援が必要であるため世界革命が必須だと主張しています。これに対し、一国社会主義を主張するスターリン氏は、社会主義を逸脱した「プチブル」だと猛烈に批判。今後の国の方針をめぐるだけに論戦は終わりそうもありません。
午後10:15 · 2024年5月23日
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2024年5月23日の追加ここまで

[2024年5月24日に追加:

本記事の呟き群の個所で、ツイッターの並びのままコピペしたので、順番が下から上に読むのが正しい箇所がある。
ツイッターは下から上に積みあがる形式だからだ。
上から下に並び替えると以下のようになる。


峨骨さんがリツイート
スラド 公式
@sradjp
https://srad.jp/story/18/10/23/0857222/
#gnu Stallman、対人コミュニケーションガイドラインを策定
午後6:45 · 2018年10月23日
(リンク先:
Stallman、対人コミュニケーションガイドラインを策定
ストーリー by hylom 2018年10月23日 18時31分ちょっと前に揉め事を起こしてた張本人が 部門より
https://srad.jp/story/18/10/23/0857222/
”Artane.曰く、

GNU創設者でありフリーソフトウェア活動で知られるRichard M. Stallman氏が、対人コミュニケーションにおけるガイドライン「GNU Kind Communications Guidelines」を発表しました(原文、Phoronix.com)。

最近、性的少数者の扱いや女性の扱いやそれらへの「見方」の違いでFOSS界隈がゴタゴタするケースが出てきてて、GNUのプロジェクトから人やプロジェクトが抜けたりまでしたり、女性がFOSSに余り貢献してないと言う指摘がされることが増えたように思いますが、そこら辺への対策のようです。

また、英語では対象となる相手の性によって3人称単数代名詞をheとsheで使い分けますが、これが理由で揉める事件も発生しているため、問題を回避する言い回しも提案されています。

今は性的少数者や女性など、ジェンダーにまつわる揉め事が発覚することが多いですけど、そう遠くない時期に宗教間の問題とかどの国や民族に属するかで揉める(例えばイスラム教徒とユダヤ教徒の間とか、ミャンマーや中国の多数民族と少数民族とか)ケースが発覚してくるんじゃないかと思ってますので、これが試金石になるのか、それとも有名無実化するのか、関心を持って見守ろうかと思ってます。


FOSS:Free and Open Source Software。


Chimaera925/峨骨
@Chimaera925
後のニュースピークである。
午後6:49 · 2018年10月23日

峨骨さんがリツイート
https://x.com/Chimaera925/status/769208956409352192
”Chimaera925/峨骨
@Chimaera925
まるで1984年のニュースピークだ。文法と語彙を単純化し、政治的に作られた合成語(日本だと輸入語も含む)政府や財界にとって好ましい思想を話者に植え付ける為の単語や定義が曖昧でイメージだけの単語、意図的に連想を防ぎ考えさせない為の略語等が用いられる。言語化できない事柄は思考できない
午前1:24 · 2016年8月27日”


Chimaera925/峨骨
@Chimaera925
苦しみで成長だの位階が上がるだの変われるだのと、自分探しの延長でわざわざ苦しみに投じるようなトチ狂った真似しても無駄だからな。自分探しの場が外国や未知の世界でなく苦しみになっただけでな。これだけ苦しんだから何か得なくてはいけないという妄想や苦しみからの逃避で拗らせると手に負えん。
午後10:55 · 2018年10月23日

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https://x.com/Chimaera925/status/769174147783991296 と続き
”Chimaera925/峨骨
@Chimaera925
動物農場 https://ja.m.wikiquote.org/wiki/%E5%8B%95%E7%89%A9%E8%BE%B2%E5%A0%B4

七戒
1.二本足で歩く者は誰であっても敵である。
2.四本足で歩く者または翼を持つ者は誰であっても仲間である。
3.動物は衣服を着てはならない。
4.動物はベッドで眠ってはならない。
5.動物は酒を飲んではならない。
午後11:06 · 2016年8月26日

6.動物は他の動物を殺してはならない。
7.全ての動物は平等である。

頭の悪い動物は七戒を覚えられなかった。ナポレオンは「よつあしいい、ふたつあしだめ」の格言に要約できると宣言。羊達はこの格言を繰り返して、それ以上は考えなかった。 単純化は権力側によって政治的な目的で行われる
午前2:14 · 2017年8月14日
〔リンク先より:
動物農場 - Wikiquote
https://ja.m.wikiquote.org/wiki/%E5%8B%95%E7%89%A9%E8%BE%B2%E5%A0%B4
” 第2部 編集

二本足で歩く者は誰であっても敵である。
四本足で歩く者または翼を持つ者は誰であっても仲間である。
動物は衣服を着てはならない。
動物はベッドで眠ってはならない。
動物は酒を飲んではならない。
動物は他の動物を殺してはならない。
全ての動物は平等である。

Whatever goes upon two legs is an enemy.
Whatever goes upon four legs, or has wings, is a friend.
No animal shall wear clothes.
No animal shall sleep in a bed.
No animal shall drink alcohol.
No animal shall kill any other animal.
All animals are equal.

第3部 編集
(中略)
四本足は善い。二本足は悪い。

Four legs good, two legs bad.
(中略)

第8部 編集

ミュリエルは彼女にその戒律を読んでくれた。そこには「動物は他の動物を殺してはならない。理由なくして。」と書かれていた。

But when Muriel reads the writing on the barn wall to Clover, interestingly, the words are, "No animal shall kill any other animal without cause."
(中略)
第10部 編集

農場が豊かになったにも関わらず、どうしたわけか動物たち自身は少しも豊かになったようには見えなかった・・・もちろん豚たちと犬たちは別だったが。

Somehow it seemed as though the farm had grown richer without making the animals themselves any richer — except, of course, for the pigs and the dogs.

四本足は善い、二本足はもっと善い!

Four legs good, two legs better!

全ての動物は平等である。

ただし一部の動物はより平等である。
ALL ANIMALS ARE EQUAL
BUT SOME ANIMALS ARE MORE EQUAL THAN OTHERS.

その動物の外見は豚から人へ、人から豚へ、そして再び豚から人へと変わっていった。もうどちらがどちらか区別することはできなかった。

The creatures outside looked from pig to man, and from man to pig, and from pig to man again; but already it was impossible to say which was which.

 ※最終編集履歴は
「2021年8月18日 (水)


21:42‎ Linus Acker ‎ +45‎ File」。


弁証や修辞、人に説明したり説得する技法を学ばせず、掲げる主張の意味や目的も理解させず、ただ数として集めて単純化された「よつあしい、ふたつあしだめ」を叫ばせた所で、集められた人々はまた別の主人の奴隷となる。己の主人となる日は未来永劫やってこない。説明、説得、同意、契約これも無しに
午前2:18 · 2017年8月14日

https://x.com/Chimaera925/status/896783550602592257
”Chimaera925/峨骨
@Chimaera925
「よつあしい、ふたつあしだめ」だけを覚えさせ、示威や力で何が出来るか。権力闘争くらいはできるだろうな。従わせて食い物にも出来るわな。悲しいかな、全ての者に学ばせても身に付けさせる事は出来ない。結社は一握りの人間にしかそりゃ教えんわな。だからと言って、隷属させて良いとは俺は思わん。
午前2:20 · 2017年8月14日”

ヒトラーやゲッベルスの姿など何処にも無くても、似た様な事を何処もやっている。情報過多の時代はこれからも続くし、情報の濁流はますます酷くなるだろう。こんなものに適応しようとすれば、自身が考え、主張し、人に伝え説得したり同意を得たりする訓練に費やされる時間はゼロに等しくなるだろう。
午前2:24 · 2017年8月14日

どうあれ、俺みたいな言説よりも感情を煽りつつ「戦争反対」「子供を守れ」「アベを倒せ」といった「よつあしいい、ふたつあしだめ」を連呼させる奴の方が支持が集まる。だからこそ、どれを経由しても全体主義になる。どう頑張っても民主主義や国民主権が実現出来ない訳だよ。外国でもそうだ。
午前3:27 · 2017年8月14日

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ヒトラーやゲッベルスの姿など何処にも無くても、似た様な事を何処もやっている。情報過多の時代はこれからも続くし、情報の濁流はますます酷くなるだろう。こんなものに適応しようとすれば、自身が考え、主張し、人に伝え説得したり同意を得たりする訓練に費やされる時間はゼロに等しくなるだろう。
午前2:24 · 2017年8月14日

https://x.com/Chimaera925/status/896785316559831040
”Chimaera925/峨骨
@Chimaera925
言葉を尽くして、それより先へ進めなくなるまでは自身や他者に問い、仮説を立て、検証し、僅かながらでも確信を積み重ねていく必要がある。言語化できなくなるまで。非言語の神秘やスピリチュアルから入ると魔境だからな。妄想と確信の区別が付かなくなって、「よつあしいい、ふたつあしだめ」になる。
午前2:27 · 2017年8月14日


https://x.com/Chimaera925/status/896786004618629120
”Chimaera925/峨骨
@Chimaera925
主観からどれだけ離れようとして客観視しても、客観視しているのは自身だから自身の物差しを離れられない。物差しなんぞ、世の中にいくらでもあるし、その平均値が真実でもない。真実など誰にもわからない、だがそれに近づこうとする事は出来る。人の数だけあるってのは嘘っぱちだからな。解釈は別だが
午前2:30 · 2017年8月14日


https://x.com/Chimaera925/status/896788459418820612
”Chimaera925/峨骨
@Chimaera925
主観100%の神秘なんて、本当に毒にしかならんよ。自分が体験したから正しい、真実なんてな。確かにお薬やって生じた妄想をそれを体験した真実だと脳が嘘吐くことはあるだろうよ。脳って結構バカだからな。薬なんぞ無くても条件整えれば誰でも再現できる。記憶も改竄し放題だしな。神秘は先ず殺せ。
午前2:40 · 2017年8月14日




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https://x.com/Chimaera925/status/773411881172230144
”Chimaera925/峨骨
@Chimaera925
百科辞典の語彙や定義が頭に入っていれば、そこにあるものだけであらゆるものごとを言葉で表現することができる。故事成語や四字熟語、歳時記に親しんでおくとより豊かな表現が可能となるだろう。
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午後3:45 · 2016年9月7日

https://x.com/Chimaera925/status/773417092741758977
”読む対象に適切な語彙のプールを選ぶのも要点か。多くの者に幅広く読まれたいと思うならば、携帯小説程度の語彙量に絞り漢字を減らし、ひらがなやカタカナの容量を増やす。漢字だらけの文章にすれば、変な輩が滅多に噛み付いて来ないという利点もあるが、読者を増やしたいならばお勧めはしない。
午後4:06 · 2016年9月7日


https://x.com/Chimaera925/status/773419456303403008 と続き
”Chimaera925/峨骨
@Chimaera925
ゲリラ豪雨などと味気ない造語が一般的に用いられるのは語彙力の低下から。ゲリラ(のイメージ)+豪雨の組み合わせで構成されている。定形のイメージをもたらす単語と単語の合成。
オーウェルの1984年では語彙や思考を縛り、党のイデオロギーに反する物事を考えられなくすることに成功している。
午後4:15 · 2016年9月7日

呼称がもたらすイメージで解った気にさせて、本質には突っ込ませない。ゲリラ豪雨の指すゲリラはあくまでイメージ上のゲリラであり、ゲリラの定義は含まれない。
法案や団体名でも同じ事だ。その呼称を聞いて中身まで解った気になって、その中身まで見ず、まして議論などしない。故に何の影響力もない
午後4:20 · 2016年9月7日

綺麗でそれっぽい看板を掲げておけば、納得して(言いくるめられて)しまう。子供騙しだが、語彙と思考が制限されると子供騙しに簡単に引っ掛かる。
定義や実体について議論しなくてはならないのに、イメージについてああだこうだと議論にもならん議論をする羽目になるのだ。
午後4:26 · 2016年9月7日

国語が不自由なのに、今まで以上に英語教育に力を入れるとなると、簡単に英語、それらの根幹となる文化や思想あるいは宗教にかぶれるだろうよ。
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午後4:29 · 2016年9月7日


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Nineteen Eighty Four - Appendix - ウェイバックマシン(2015年3月31日アーカイブ分) - Charles' George Orwell Links
https://web.archive.org/web/20150331223443/http://www.netcharles.com/orwell/books/1984-Appendix.htm
”Nineteen Eighty-Four
by George Orwell
1949

APPENDIX

The Principles of Newspeak

NEWSPEAK was the official language of Oceania and had been devised to meet the ideological needs of Ingsoc, or English Socialism. In the year 1984 there was not as yet anyone who used Newspeak as his sole means of communication, either in speech or writing. The leading articles in the Times were written in it, but this was a tour de force which could only be carried out by a specialist. It was expected that Newspeak would have finally superseded Oldspeak (or Standard English, as we should call it) by about the year 2050. Meanwhile it gained ground steadily, all Party members tending to use Newspeak words and grammatical constructions more and more in their everyday speech. The version in use in 1984, and embodied in the Ninth and Tenth Editions of the Newspeak Dictionary, was a provisional one, and contained many superfluous words and archaic formations which were due to be suppressed later. It is with the final, perfected version, as embodied in the Eleventh Edition of the Dictionary, that we are concerned here.

The purpose of Newspeak was not only to provide a medium of expression for the world-view and mental habits proper to the devotees of Ingsoc, but to make all other modes of thought impossible. It was intended that when Newspeak had been adopted once and for all and Oldspeak forgotten, a heretical thought—that is, a thought diverging from the principles of Ingsoc—should be literally unthinkable, at least so far as thought is dependent on words. Its vocabulary was so constructed as to give exact and often very subtle expression to every meaning that a Party member could properly wish to express, while excluding all other meanings and also the possibility of arriving at them by indirect methods. This was done partly by the invention of new words, but chiefly by eliminating undesirable words and by stripping such words as remained of unorthodox meanings, and so far as possible of all secondary meanings whatever. To give a single example. The word free still existed in Newspeak, but it could only be used in such statements as ‘This dog is free from lice’ or ‘This field is free from weeds’. It could not be used in its old sense of ‘ politically free’ or ‘intellectually free’ since political and intellectual freedom no longer existed even as concepts, and were therefore of necessity nameless. Quite apart from the suppression of definitely heretical words, reduction of vocabulary was regarded as an end in itself, and no word that could be dispensed with was allowed to survive. Newspeak was designed not to extend but to diminish the range of thought, and this purpose was indirectly assisted by cutting the choice of words down to a minimum.

Newspeak was founded on the English language as we now know it, though many Newspeak sentences, even when not containing newly-created words, would be barely intelligible to an English-speaker of our own day. Newspeak words were divided into three distinct classes, known as the A vocabulary, the B vocabulary (also called compound words), and the C vocabulary. It will be simpler to discuss each class separately, but the grammatical peculiarities of the language can be dealt with in the section devoted to the A vocabulary, since the same rules held good for all three categories.

The A vocabulary.

The A vocabulary consisted of the words needed for the business of everyday life—for such things as eating, drinking, working, putting on one’s clothes, going up and down stairs, riding in vehicles, gardening, cooking, and the like. It was composed almost entirely of words that we already possess words like hit, run, dog, tree, sugar, house, field—but in comparison with the present-day English vocabulary their number was extremely small, while their meanings were far more rigidly defined. All ambiguities and shades of meaning had been purged out of them. So far as it could be achieved, a Newspeak word of this class was simply a staccato sound expressing one clearly understood concept. It would have been quite impossible to use the A vocabulary for literary purposes or for political or philosophical discussion. It was intended only to express simple, purposive thoughts, usually involving concrete objects or physical actions.

The grammar of Newspeak had two outstanding peculiarities. The first of these was an almost complete interchangeability between different parts of speech. Any word in the language (in principle this applied even to very abstract words such as if or when) could be used either as verb, noun, adjective, or adverb. Between the verb and the noun form, when they were of the same root, there was never any variation, this rule of itself involving the destruction of many archaic forms. The word thought, for example, did not exist in Newspeak. Its place was taken by think, which did duty for both noun and verb. No etymological principle was followed here: in some cases it was the original noun that was chosen for retention, in other cases the verb. Even where a noun and verb of kindred meaning were not etymologically connected, one or other of them was frequently suppressed. There was, for example, no such word as cut, its meaning being sufficiently covered by the noun-verb knife. Adjectives were formed by adding the suffix -ful to the noun-verb, and adverbs by adding -wise. Thus for example, speedful meant ‘rapid’ and speedwise meant ‘quickly’. Certain of our present-day adjectives, such as good, strong, big, black, soft, were retained, but their total number was very small. There was little need for them, since almost any adjectival meaning could be arrived at by adding -ful to a noun-verb. None of the now-existing adverbs was retained, except for a very few already ending in -wise: the -wise termination was invariable. The word well, for example, was replaced by goodwise.

In addition, any word—this again applied in principle to every word in the language—could be negatived by adding the affix un- or could be strengthened by the affix plus-, or, for still greater emphasis, doubleplus-. Thus, for example, uncold meant ‘warm’, while pluscold and doublepluscold meant, respectively, ‘very cold’ and ‘superlatively cold’. It was also possible, as in present-day English, to modify the meaning of almost any word by prepositional affixes such as ante-, post-, up-, down-, etc. By such methods it was found possible to bring about an enormous diminution of vocabulary. Given, for instance, the word good, there was no need for such a word as bad, since the required meaning was equally well—indeed, better—expressed by ungood. All that was necessary, in any case where two words formed a natural pair of opposites, was to decide which of them to suppress. Dark, for example, could be replaced by unlight, or light by undark, according to preference.

The second distinguishing mark of Newspeak grammar was its regularity. Subject to a few exceptions which are mentioned below all inflexions followed the same rules. Thus, in all verbs the preterite and the past participle were the same and ended in -ed. The preterite of steal was stealed, the preterite of think was thinked, and so on throughout the language, all such forms as swam, gave, brought, spoke, taken, etc., being abolished. All plurals were made by adding -s or -es as the case might be. The plurals of man, ox, life, were mans, oxes, lifes. Comparison of adjectives was invariably made by adding -er, -est (good, gooder, goodest), irregular forms and the more, most formation being suppressed.

The only classes of words that were still allowed to inflect irregularly were the pronouns, the relatives, the demonstrative adjectives, and the auxiliary verbs. All of these followed their ancient usage, except that whom had been scrapped as unnecessary, and the shall, should tenses had been dropped, all their uses being covered by will and would. There were also certain irregularities in word-formation arising out of the need for rapid and easy speech. A word which was difficult to utter, or was liable to be incorrectly heard, was held to be ipso facto a bad word: occasionally therefore, for the sake of euphony, extra letters were inserted into a word or an archaic formation was retained. But this need made itself felt chiefly in connexion with the B vocabulary. Why so great an importance was attached to ease of pronunciation will be made clear later in this essay.

The B vocabulary.

The B vocabulary consisted of words which had been deliberately constructed for political purposes: words, that is to say, which not only had in every case a political implication, but were intended to impose a desirable mental attitude upon the person using them. Without a full understanding of the principles of Ingsoc it was difficult to use these words correctly. In some cases they couId be translated into Oldspeak, or even into words taken from the A vocabulary, but this usually demanded a long paraphrase and always involved the loss of certain overtones. The B words were a sort of verbal shorthand, often packing whole ranges of ideas into a few syllables, and at the same time more accurate and forcible than ordinary language.

The B words were in all cases compound words. They consisted of two or more words, or portions of words, welded together in an easily pronounceable form. The resulting amalgam was always a noun-verb, and inflected according to the ordinary rules. To take a single example: the word goodthink, meaning, very roughly, ‘orthodoxy’, or, if one chose to regard it as a verb, ‘to think in an orthodox manner’. This inflected as follows: noun-verb, goodthink; past tense and past participle, goodthinked; present participle, goodthinking; adjective, goodthinkful; adverb, goodthinkwise; verbal noun, goodthinker.

The B words were not constructed on any etymological plan. The words of which they were made up could be any parts of speech, and could be placed in any order and mutilated in any way which made them easy to pronounce while indicating their derivation. In the word crimethink (thoughtcrime), for instance, the think came second, whereas in thinkpol (Thought Police) it came first, and in the latter word police had lost its second syllable. Because of the great difficuIty in securing euphony, irregular formations were commoner in the B vocabulary than in the A vocabulary. For example, the adjective forms of Minitrue, Minipax, and Miniluv were, respectively, Minitruthful, Minipeaceful, and Minilovely, simply because -trueful, -paxful, and -loveful were slightly awkward to pronounce. In principle, however, all B words could inflect, and all inflected in exactly the same way.

Some of the B words had highly subtilized meanings, barely intelligible to anyone who had not mastered the language as a whole. Consider, for example, such a typical sentence from a Times leading article as Oldthinkers unbellyfeel Ingsoc. The shortest rendering that one could make of this in Oldspeak would be: ‘Those whose ideas were formed before the Revolution cannot have a full emotional understanding of the principles of English Socialism.’ But this is not an adequate translation. To begin with, in order to grasp the full meaning of the Newspeak sentence quoted above, one would have to have a clear idea of what is meant by Ingsoc. And in addition, only a person thoroughly grounded in Ingsoc could appreciate the full force of the word bellyfeel, which implied a blind, enthusiastic acceptance difficult to imagine today; or of the word oldthink, which was inextricably mixed up with the idea of wickedness and decadence. But the special function of certain Newspeak words, of which oldthink was one, was not so much to express meanings as to destroy them. These words, necessarily few in number, had had their meanings extended until they contained within themselves whole batteries of words which, as they were sufficiently covered by a single comprehensive term, could now be scrapped and forgotten. The greatest difficulty facing the compilers of the Newspeak Dictionary was not to invent new words, but, having invented them, to make sure what they meant: to make sure, that is to say, what ranges of words they cancelled by their existence.

As we have already seen in the case of the word free, words which had once borne a heretical meaning were sometimes retained for the sake of convenience, but only with the undesirable meanings purged out of them. Countless other words such as honour, justice, morality, internationalism, democracy, science, and religion had simply ceased to exist. A few blanket words covered them, and, in covering them, abolished them. All words grouping themselves round the concepts of liberty and equality, for instance, were contained in the single word crimethink, while all words grouping themselves round the concepts of objectivity and rationalism were contained in the single word oldthink. Greater precision would have been dangerous. What was required in a Party member was an outlook similar to that of the ancient Hebrew who knew, without knowing much else, that all nations other than his own worshipped ‘false gods’. He did not need to know that these gods were called Baal, Osiris, Moloch, Ashtaroth, and the like: probably the less he knew about them the better for his orthodoxy. He knew Jehovah and the commandments of Jehovah: he knew, therefore, that all gods with other names or other attributes were false gods. In somewhat the same way, the party member knew what constituted right conduct, and in exceedingly vague, generalized terms he knew what kinds of departure from it were possible. His sexual life, for example, was entirely regulated by the two Newspeak words sexcrime (sexual immorality) and goodsex (chastity). Sexcrime covered all sexual misdeeds whatever. It covered fornication, adultery, homosexuality, and other perversions, and, in addition, normal intercourse practised for its own sake. There was no need to enumerate them separately, since they were all equally culpable, and, in principle, all punishable by death. In the C vocabulary, which consisted of scientific and technical words, it might be necessary to give specialized names to certain sexual aberrations, but the ordinary citizen had no need of them. He knew what was meant by goodsex—that is to say, normal intercourse between man and wife, for the sole purpose of begetting children, and without physical pleasure on the part of the woman: all else was sexcrime. In Newspeak it was seldom possible to follow a heretical thought further than the perception that it was heretical: beyond that point the necessary words were nonexistent.

No word in the B vocabulary was ideologically neutral. A great many were euphemisms. Such words, for instance, as joycamp (forced-labour camp) or Minipax (Ministry of Peace, i.e. Ministry of War) meant almost the exact opposite of what they appeared to mean. Some words, on the other hand, displayed a frank and contemptuous understanding of the real nature of Oceanic society. An example was prolefeed, meaning the rubbishy entertainment and spurious news which the Party handed out to the masses. Other words, again, were ambivalent, having the connotation ‘good’ when applied to the Party and ‘bad’ when applied to its enemies. But in addition there were great numbers of words which at first sight appeared to be mere abbreviations and which derived their ideological colour not from their meaning, but from their structure.

So far as it could be contrived, everything that had or might have political significance of any kind was fitted into the B vocabulary. The name of every organization, or body of people, or doctrine, or country, or institution, or public building, was invariably cut down into the familiar shape; that is, a single easily pronounced word with the smallest number of syllables that would preserve the original derivation. In the Ministry of Truth, for example, the Records Department, in which Winston Smith worked, was called Recdep, the Fiction Department was called Ficdep, the Teleprogrammes Department was called Teledep, and so on. This was not done solely with the object of saving time. Even in the early decades of the twentieth century, telescoped words and phrases had been one of the characteristic features of political language; and it had been noticed that the tendency to use abbreviations of this kind was most marked in totalitarian countries and totalitarian organizations. Examples were such words as Nazi, Gestapo, Comintern, Inprecorr, Agitprop. In the beginning the practice had been adopted as it were instinctively, but in Newspeak it was used with a conscious purpose. It was perceived that in thus abbreviating a name one narrowed and subtly altered its meaning, by cutting out most of the associations that would otherwise cling to it. The words Communist International, for instance, call up a composite picture of universal human brotherhood, red flags, barricades, Karl Marx, and the Paris Commune. The word Comintern, on the other hand, suggests merely a tightly-knit organization and a well-defined body of doctrine. It refers to something almost as easily recognized, and as limited in purpose, as a chair or a table. Comintern is a word that can be uttered almost without taking thought, whereas Communist International is a phrase over which one is obliged to linger at least momentarily. In the same way, the associations called up by a word like Minitrue are fewer and more controllable than those called up by Ministry of Truth. This accounted not only for the habit of abbreviating whenever possible, but also for the almost exaggerated care that was taken to make every word easily pronounceable.

In Newspeak, euphony outweighed every consideration other than exactitude of meaning. Regularity of grammar was always sacrificed to it when it seemed necessary.
And rightly so, since what was required, above all for political purposes, was short clipped words of unmistakable meaning which could be uttered rapidly and which roused the minimum of echoes in the speaker’s mind. The words of the B vocabulary even gained in force from the fact that nearly all of them were very much alike. Almost invariably these words—goodthink, Minipax, prolefeed, sexcrime, joycamp, Ingsoc, bellyfeel, thinkpol, and countless others—were words of two or three syllables, with the stress distributed equally between the first syllable and the last. The use of them encouraged a gabbling style of speech, at once staccato and monotonous. And this was exactly what was aimed at. The intention was to make speech, and especially speech on any subject not ideologically neutral, as nearly as possible independent of consciousness. For the purposes of everyday life it was no doubt necessary, or sometimes necessary, to reflect before speaking, but a Party member called upon to make a political or ethical judgement should be able to spray forth the correct opinions as automatically as a machine gun spraying forth bullets. His training fitted him to do this, the language gave him an almost foolproof instrument, and the texture of the words, with their harsh sound and a certain wilful ugliness which was in accord with the spirit of Ingsoc, assisted the process still further.

So did the fact of having very few words to choose from. Relative to our own, the Newspeak vocabulary was tiny, and new ways of reducing it were constantly being devised. Newspeak, indeed, differed from most all other languages in that its vocabulary grew smaller instead of larger every year. Each reduction was a gain, since the smaller the area of choice, the smaller the temptation to take thought. Ultimately it was hoped to make articulate speech issue from the larynx without involving the higher brain centres at all. This aim was frankly admitted in the Newspeak word duckspeak, meaning ‘ to quack like a duck’. Like various other words in the B vocabulary, duckspeak was ambivalent in meaning. Provided that the opinions which were quacked out were orthodox ones, it implied nothing but praise, and when the Times referred to one of the orators of the Party as a doubleplusgood duckspeaker it was paying a warm and valued compliment.

The C vocabulary.

The C vocabulary was supplementary to the others and consisted entirely of scientific and technical terms. These resembled the scientific terms in use today, and were constructed from the same roots, but the usual care was taken to define them rigidly and strip them of undesirable meanings. They followed the same grammatical rules as the words in the other two vocabularies. Very few of the C words had any currency either in everyday speech or in political speech. Any scientific worker or technician could find all the words he needed in the list devoted to his own speciality, but he seldom had more than a smattering of the words occurring in the other lists. Only a very few words were common to all lists, and there was no vocabulary expressing the function of Science as a habit of mind, or a method of thought, irrespective of its particular branches. There was, indeed, no word for ‘Science’, any meaning that it could possibly bear being already sufficiently covered by the word Ingsoc.

From the foregoing account it will be seen that in Newspeak the expression of unorthodox opinions, above a very low level, was well-nigh impossible. It was of course possible to utter heresies of a very crude kind, a species of blasphemy. It would have been possible, for example, to say Big Brother is ungood. But this statement, which to an orthodox ear merely conveyed a self-evident absurdity, could not have been sustained by reasoned argument, because the necessary words were not available. Ideas inimical to Ingsoc could only be entertained in a vague wordless form, and could only be named in very broad terms which lumped together and condemned whole groups of heresies without defining them in doing so. One could, in fact, only use Newspeak for unorthodox purposes by illegitimately translating some of the words back into Oldspeak. For example, All mans are equal was a possible Newspeak sentence, but only in the same sense in which All men are redhaired is a possible Oldspeak sentence. It did not contain a grammatical error, but it expressed a palpable untruth—i.e. that all men are of equal size, weight, or strength. The concept of political equality no longer existed, and this secondary meaning had accordingly been purged out of the word equal. In 1984, when Oldspeak was still the normal means of communication, the danger theoretically existed that in using Newspeak words one might remember their original meanings. In practice it was not difficult for any person well grounded in doublethink to avoid doing this, but within a couple of generations even the possibility of such a lapse would have vaished. A person growing up with Newspeak as his sole language would no more know that equal had once had the secondary meaning of ‘politically equal’, or that free had once meant ‘intellectually free’, than for instance, a person who had never heard of chess would be aware of the secondary meanings attaching to queen and rook. There would be many crimes and errors which it would be beyond his power to commit, simply because they were nameless and therefore unimaginable. And it was to be foreseen that with the passage of time the distinguishing characteristics of Newspeak would become more and more pronounced—its words growing fewer and fewer, their meanings more and more rigid, and the chance of putting them to improper uses always diminishing.

When Oldspeak had been once and for all superseded, the last link with the past would have been severed. History had already been rewritten, but fragments of the literature of the past survived here and there, imperfectly censored, and so long as one retained one’s knowledge of Oldspeak it was possible to read them. In the future such fragments, even if they chanced to survive, would be unintelligible and untranslatable. It was impossible to translate any passage of Oldspeak into Newspeak unless it either referred to some technical process or some very simple everyday action, or was already orthodox (goodthinkful would be the NewsPeak expression) in tendency. In practice this meant that no book written before approximately 1960 could be translated as a whole. Pre-revolutionary literature could only be subjected to ideological translation—that is, alteration in sense as well as language. Take for example the well-known passage from the Declaration of Independence:

We hold these truths to be self-evident, that all men are created equal, that they are endowed by their creator with certain inalienable rights, that among these are life, liberty, and the pursuit of happiness. That to secure these rights, Governments are instituted among men, deriving their powers from the consent of the governed. That whenever any form of Government becomes destructive of those ends, it is the right of the People to alter or abolish it, and to institute new Government. . .

It would have been quite impossible to render this into Newspeak while keeping to the sense of the original. The nearest one could come to doing so would be to swallow the whole passage up in the single word crimethink. A full translation could only be an ideological translation, whereby Jefferson’s words would be changed into a panegyric on absolute government.

A good deal of the literature of the past was, indeed, already being transformed in this way. Considerations of prestige made it desirable to preserve the memory of certain historical figures, while at the same time bringing their achievements into line with the philosophy of Ingsoc. Various writers, such as Shakespeare, Milton, Swift, Byron, Dickens, and some others were therefore in process of translation: when the task had been completed, their original writings, with all else that survived of the literature of the past, would be destroyed. These translations were a slow and difficult business, and it was not expected that they would be finished before the first or second decade of the twenty-first century. There were also large quantities of merely utilitarian literature—indispensable technical manuals, and the like—that had to be treated in the same way. It was chiefly in order to allow time for the preliminary work of translation that the final adoption of Newspeak had been fixed for so late a date as 2050.
” ※着色は引用者

英語の勉強用にどうぞ。


『1984年』ジョージ・オーウェル
https://owlman.hateblo.jp/entry/20081025/1224924614
”[絶望の世界]
George Orwell 1984 , 1949.
一九八四年 (ハヤカワepi文庫)

一九八四年 (ハヤカワepi文庫)

作者:ジョージ・オーウェル,高橋 和久
発売日: 2012/08/01
メディア: Kindle版

「戦争は平和である 自由は屈従である 無知は力である」


 「オーウェル的世界」という言い回しがある。新聞や研究書で、監視社会や情報統制を批判する時に「すべての人間の情報をストックする……オーウェル的世界が現実となる」といった表現を目にした。こういう使われ方は正直あまり好きではないが、それだけ本書が与えたインパクトは強いということだ。『華氏451度』『すばらしい新世界』に並んで、三大ディストピア小説に数えられる。

 1984年。3つの超大国によって世界は分断された。そのひとつオセアニアは、偉大な兄弟<ビッグ・ブラザー>によって、すべて監視されている世界。

 「戦争は平和である 自由は屈従である 無知は力である」というスローガン、二重思考<ダブル・シンク>、真理省、新語法<ニュー・スピーク>など、世界観が強烈である。オーウェルは徹底したアンチ共産主義、アンチ全体主義だったから、彼の描くディストピアは、冷戦時代の西側諸国に、熱狂的に迎え入れられた。

 世界を牛耳るには、パニックと情報と教育を押さえればいい、ということがよく分かる。浦沢直樹『20世紀少年』でも、「ともだち」は同じことをやっているし。

 最初から最後まで救いがない。「絶望」とは1%の望みも断ち切られることだ。普通は、そこまで絶望することは滅多にない。だけど、本書はまさしく「絶望」的だ。なんといっても、最後の一文が、もっとも絶望的なのだから。

recommend:
ディストピア小説、アンチ共産主義関係。
レイ・ブラッドベリ『華氏451度』・・・言葉狩りへの、作家の強烈な「NO」。
アンソニー・バージェス『時計じかけのオレンジ』・・・管理された社会への風刺。
オルダス・ハクスリー『すばらしい新世界』・・・幸福であるがゆえのディストピア。

ふくろう (id:owl_man) 15年前 読者になる
” ※着色は引用者


『すばらしい新世界』オルダス・ハックスリー
https://owlman.hateblo.jp/entry/2013/04/08/103629
" 「しかし、それが安定のために、われわれが払わなくちゃならない犠牲なのだ」——オルダス・ハックスリー『すばらしい新世界』

完璧で幸福な世界

 人に、涙は必要だろうか? 

 “Brave new world”、尊敬すべき自動車王フォードを崇拝し、十字架のかわりにT字架が信仰されるこの「すばらしい新世界」においては、人々は悲しむこともなく、心を痛めず、不満も不安も感じない。
すばらしい新世界 (講談社文庫)

すばらしい新世界 (講談社文庫)

作者: ハックスリー,Aldous Huxley,松村達雄
出版社/メーカー: 講談社
発売日: 1974/11/27
メディア: ペーパーバック
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 人々は母を人工培養で試験管からうまれ、「母親」や「家族」といったものは忌むべき旧習としてあつかわれる。誰かひとりに執着しないよう誰とでもセックスし、不安を感じればすぐに「ソーマ」を飲んで鬱を吹き飛ばす。与えられた仕事と階級に、誰ひとり不満は抱かない。知性は階級ごとに制御され、睡眠学習で「満足すること」を教えられている。

 彼らは感情を揺さぶられることがないから、感情からうまれるさまざまな不幸を持ち合わせない。愛するがゆえに高まる嫉妬、憎悪から生まれる流血の連鎖、愛を失う絶望、老いと病の悲しみ、他者への不満からうまれる不穏、シェイクスピアが悲劇で描いたモチーフは、注意深く、徹底的に排除されている。

 レイ・ブラッドベリ『華氏451度』やジョージ・オーウェル『1984年』の世界とは異なり、世界は恐怖と抑圧ではなく、ほほえみと幸福によって支配されている。どの世界でも文学と歴史は消え失せ、大いなる無知のうえに成り立っていることに変わりはないが、「すばらしい新世界」では戦争は起こらず、人々は涙の味を知らない。

 「なにも分らないわ。とりわけ」彼女は、言葉の調子を変えて言いつづけた、「あなたにそのような怖ろしい考えが浮かんで来たとき、なぜソーマを飲まないのか、ということが。飲めばそういうことはみんな忘れてしまうわ。そしてみじめな気持になる代りに、愉快になれるのよ。とても陽気にね」


 人生に、痛みと悲しみは必要だろうか?

 シェイクスピアが涙を知らなかったら、まちがいなく傑作はうまれなかっただろう。「もし私の人生の良かったことを挙げるなら、貧しかったことと、私が受けたすべての苦悩である」と、イタリアの写真家マリオ・ジャコメッリは書いている。

 感情の揺さぶりは、ものをつくる原点だ。作家や芸術家は、みずからを実験台として悲しみと絶望を食らい、創造のエネルギーに変える。しかし、そうでない人もいる。感情を殺したい、とわたしの友人はつぶやいた。感情を揺さぶられたくない、自分の浮き沈みのせいで、他の人に迷惑をかけたくない。穏やかで優しくありたいのに、と彼女は泣いた。

 「恐ろしいわ、恐ろしいわ」

 T字架や「フォード、フォード」と時を刻むロンドン塔、「フォードはその安自動車に、世はすべてこともなし」*1、「自己滅却に乾杯」というばかばかしい文句や設定が黒い笑いをさそうが、この世界の骨格は「穏やかな世界、平和な世界に生きたい」という願いのうえに立つ。この願いはおそらく多くの人々が抱えているもので、だからこそ「こんな世界はばかばかしい」と言い切れない、歯切れの悪さがある。

 いかにもイギリス人の作者らしく、本書ではシェイクスピアが重要な役割を果たしている。『すばらしい新世界』というフレーズはシェイクスピア最後の作品『テンペスト』からの引用*2であるし、いわゆる私たちの似姿である「野蛮人」はシェイクスピアを読んで育ち、ことあるごとにシェイクスピアの美しい言葉を口にしては、幸福な人々を困惑させる。そして、世界をこのようにしむけた「総統」もまた、シェイクスピアの熱心な読者であった。


 総統と野蛮人——おそらくこの世界においてシェイクスピアを愛読する唯一の人々——の対話は、本書でもっとも読みごたえがあった。とりわけ、総統のキャラクターには目を奪われる。

 世界が捨てたものの価値を知り、どこまでも正気でありながら、彼は涙を捨てる道を選んだ。この世界でもっとも力を持つ人でありながら、もっとも孤独で不幸な人間だといえるだろう。彼の心のうちを想像しだすと、とまらなくなる。

 「それはわれわれの世界が『オセロ』の世界と同じではないからだ。鋼鉄なしに安自動車は作れないだろう——そして社会不安なしには悲劇は作れないのだ。今では社会は安定している。人々は幸福だ。欲しいものは手に入るし、手に入らないものはみんなほしがらない。人々は暮しが楽で安全だ。病気にもならない。死ぬことを恐れもしない。激情や老齢などというものはさいわい知らない。母親や父親に煩わされることもない。妻や子供や恋人などという、激しい感情の種になるものもない」

 善悪というわかりやすい白黒を示さず、この物語はロンドンにうずまく灰色の霧で、読む者の心に浸食してくる。暴力沙汰よりもむしろこの灰色の静かさのせいで、砂をふくんだ綿飴のように、ざらりとした後味の悪さが残る。

 
 幸福と涙を天秤にかけ、世界はいつも傾いでいる。すばらしい新世界は前者に、すばらしいこの世界は反対側に。

How beauteous mankind is! O brave new world
That has such people in't!

人間がこうも美しいとは! ああ、すばらしい新世界だわ、
こういう人たちがいるとは!

――シェイクスピア『テンペスト』第5幕1場

Aldous Huxley"Brave new world",1932.

recommend

レイ・ブラッドベリ『華氏451度』……本読みが発狂するディストピア。
ジョージ・オーウェル『1984年』……「戦争は平和である。自由は隷属である。無知は力である」
ジョージ・オーウェル『動物農場』……後味の悪さがぴかいち。
シェイクスピア『テンペスト』……シェイクスピアという魔法の終焉。
宮崎駿『風の谷のナウシカ』……漫画版では、おそらく同じ問いが提示されている。そして姫は、別の道を選んだ。
シェイクスピア全集……どうせなら、ついでにシェイクスピアも。
上田敏『海潮音』……ロバート・ブラウニング「春の朝」のすばらしい訳出。

*1:ロバート・ブラウニングの詩「春」より、「神は天にいまし、全て世はこともなし」のパロディ。

*2:ナポリ王アロンゾーとミラノ大公プロスペローが、ともに死んだと思っていた息子ファーディナンドと娘ミランダにばったり再会した場面。ミランダが驚いて発した言葉。

ふくろう (id:owl_man) 11年前 読者になる
" ※着色は引用者

小説『侍女の物語』ラストネタバレ有【ディストピア】
https://www.mitsukaruko.net/entry/handmaids-tail
"◆マーガレット・アトウッド『侍女の物語』

Huluで配信中の海外ドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」をご存じですか?
私も最近見始めたけれどあまりの鬱展開に心を痛めながらも続きが気になる。

気になりすぎて

その原作マーガレット・アトウッド『侍女の物語』

を読むことにしました。



1985年に発表されたこの小説はいわゆるディストピア小説。

(理想郷を意味するユートピアと反対の意味で使われるのがディストピア)

ディストピア小説と言うと

ジョージ・オーウェルの『1984年』

オルダス・ハクスリーの『すばらしい新世界』らが有名でしょうか。



そしてこの『侍女の物語』は

女性の自由と尊厳が奪われた管理社会を鬱々と描いている小説です。


侍女の物語 (ハヤカワepi文庫)

侍女の物語 (ハヤカワepi文庫)

作者: マーガレットアトウッド,Margaret Atwood,斎藤英治
出版社/メーカー: 早川書房
発売日: 2001/10/24
メディア: 文庫
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◆旧約聖書『創世記』第30章より

『侍女の物語』において冒頭で、旧約聖書『創世記』より引用されています。

この部分がこの小説の種のようになっています

 ラケルはヤコブとのあいだに子供ができないとわかると、姉をねたむようになり、ヤコブに向かって言った。「わたしにもぜひ子供をお与えください。与えてくださらなければ、わたしは死にます」

 するとヤコブはラケルに激しく怒って言った。「わたしが神に代われると言うのか。お前の胎に子供を宿らせないのは神御自身なのだ」

 ラケルは言った。「わたしの仕え女のビルハがいます。彼女のところに入ってください。彼女が子供を産み、わたしがその子を膝の上に迎えれば、彼女によってわたしも子供を持つことができるでしょう。

(『創世紀』第30章より)





ざっくり言い直すとこんなことが書いてあります。



ラケルはヤコブの妻。

レアはラケルの姉であり、ヤコブの妻です。

ラケルは自分には子供ができていないのに

レアとヤコブとの間に子供ができたことに嫉妬をして、

ビルハという女にヤコブとの子供を産ませ、自分の子としました。



ただ、これは一部の引用でその前後にも物語はあり、

ヤコブはレアよりもラケルを愛していた…

そのあとレアも自分の侍女にヤコブとの子を産ませた…

最後にはラケルもヤコブとの子を産んだ…とか

複雑に展開していくので一度『創世記』を読んでみると

また違った印象を持つかもしれませんね。




◆あらすじ
・「侍女」子供を産ませるための道具

アメリカでキリスト教原理主義者がクーデターを起こし

ギレアデ共和国を建国した。



当時環境汚染や性病によって出生率は著しく低下していた。

子供を産ませるために

政府は女性から仕事と財産、自由と尊厳を取り上げ、管理を始めた。



主人公であるオブフレッドもまたその犠牲者だった。

娘を取り上げられ、夫も娘も消息不明。

出産経験のあるオブフレッドは

出産可能な女「侍女」として子供を産むための存在となった。

反抗した者は「不完全女性」としてコロニーと呼ばれる施設で、

汚染物質の清掃などを強制され病気になって死んでいった。



「司令官」と呼ばれる地位の高い男の元に派遣され

彼の子供を産むために生かされている。

オブフレッドという名前も、本当の名前を取り上げられ

後からつけられたものだった。

Offredは of fred 【フレッドの所有物】という意味だ。

侍女たちはオブグレン、オブウォーレンと、仕える男の名前にofをつけられた。



オブフレッドは侍女として司令官フレッド・ウォータフォードに仕えることになる。

侍女として、「儀式」を行う。



「儀式」※先に引用した『旧約聖書』を思い出しましょう。

司令官の妻・セリーナは両脚を開きベッドに仰向けで寝る。

侍女はその足の間に入り、仰向けで、頭はセリーナの腹に乗せる形で寝た。

妻と侍女が一体になったような体制を取り

司令官は侍女に挿入する。

これは侍女を孕ませるための儀式であり、仕事だ。



この儀式は繰り返されるがそこに侍女と司令官の愛はない。

司令官は妻との間に子供設けられないので

侍女との間に子供を作り、それを夫婦の子とするのだ。


・オブフレッドと司令官の密会

司令官と侍女の間に特別な感情や行為をもつことは禁じられている。

わたしたちは二本の脚を持った子宮にすぎない。(p.252)

オブフレッドもそれを固く守らなければいけないと考えている。

だが、ある夜オブレッドは司令官から一人で書斎にくるように誘われる…



オブフレッドは司令官の求めているものを知り

できることなら弱みを握りたいと考える。

彼女はまだ、逃亡を諦められずにいたからー



しかし、二人で会った夜、そこで行われたのはただのゲームだった。

ゲームの相手をしてほしい、と司令官は言った。

それ以降もまたオブフレッドは司令官の書斎を訪れた。

ゲームをし、ささやかなプレゼントを貰っていた。

2人の関係は緊張感を保ちながらも少しずつ砕け変化していくが…




◆ディストピアは2195年過去になる【感想・ラストネタバレ有】

オブフレッドの視点で物語が進行していきます。

その視点が現在と過去が高い頻度で切り替わるので

オブフレッドの受け入れがたい現実をより切実に感じさせます。

まるで健全ではない不安定さや危機感とか怯えを感じさせるような作りに思います。



なにもかもひどくてつらい。

儀式のあとにオブフレッドの、自分とセリーナのどちらがつらいのかー

という語りがあります。

オブフレッドだけでなくセリーナもつらい

そしてきっと司令官もまた孕ませなければいけない。

まんま『旧約聖書』のようです。



他の侍女も女中も自由な人はいなくなり

誰もが希望を押し殺して暮らしているような世界でした。



そしてオブフレッドは司令官との密会を重ねていきますが

そこにキスはあれど彼女を深く傷つけるようなものはありませんでした。

司令官ていい人なのかもー

もしかしてオブフレッドを逃がしてくれるのかもー

そんなちいさな望みを抱いてしまいましたが

彼がオブフレッドを連れてきたのは娼館のようなところ。

しかもそこでセックスするっていう…。

株価急落。



そして詰めが甘すぎてセリーナに見つかるという最悪の展開。

オブフレッドは自殺をぼんやり考えだしたところで

見知らぬ男たちとニックが部屋にやってくる。

ニックは連れ出すから信じろと言うが

それを素直に信じることもできない。

騙されているかもしれない。

それでもその男たちに連れられていくしか、オブフレッドには道がなかった。





で、この物語が終わったと思いきや

最後の章「歴史的背景に関する注釈」が始まります。

これがある意味で救いではあります。



時は流れて2195年

「『侍女の物語』に関する信憑性の問題」についての講演が始まります。



オブフレッドの視点で語られてきたこの物語は

過去のギレアデ政権時代の資料で

カセットに録音されたものを書き起こしたものでした。というオチ。



この『侍女の物語』と名付けられた歴史的資料についての

未来からの考察が語られます。

そして過去、彼女たちのいた闇は

光の中にある現在からでは正確に判読できないと結論付けられます。



後味悪いのに面白かったです。悔しい。



ドラマの方も見ていますが、ドラマはオリジナルの展開もあるので

小説を読んでも楽しめるかと思います。



-------

個人的にずしーんときた司令官のお言葉

我々は女性からいろいろなものを奪いましたが、それ以上のものを与えたんですよ、と司令官は言った。(中略)楽に男を手に入れられる娘と、なかなか 男を手に入れられない娘とのあいだに残酷な差別があったのです。それを忘れましたか?絶食して痩せたり、胸にシリコンをいっぱい注入したり、鼻を削り取ろうとしました。その人間の惨めさを考えてごらんなさい。(p.400)
"

『華氏451度』レイ・ブラッドベリ
https://owlman.hateblo.jp/entry/20081031/1225445708
"[本は燃えているか]
Ray Bradbury FAHRENHEIT 451 ,1953.
華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)

華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)

作者: レイブラッドベリ,Ray Bradbury,宇野利泰
出版社/メーカー: 早川書房
発売日: 2008/11
メディア: 文庫
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 大御所SF作家が描く、焚書の世界。アンチ・ユートピア=ディストピアを描いた名作のひとつとして名高い本編。ディストピア文学の中では、絶望の度合いがやわらかい。

 華氏451度は、摂氏でいえば233度くらい。つまりは本が燃える温度のこと。偉大なる本の虫だったブラッドベリにとっては、本が焼かれる世界はまさに「ディストピア」だったろう。もちろんこの本を手に取る、多くの本読みたちにとっても。

 真実をつぶし、心をつぶし、見たくないものにはふたをする。フォークナー、ホイットマン、聖書、シェイクスピアも、全部燃えて灰になる。そんな監視と制裁につつまれた世界は、見ているこちらを憂鬱にさせる。

 しかし、ジョージ・オーウェル『1984年』が徹底的に悲惨だったのに対して、ブラッドベリは何かしらの希望の余地を残してくれる。

 この本の一番の見どころは、少女クラリスだろう。

「たしかにあたし、あんたの知らないことを知っているわね。夜明けになると、そこら一面、草の葉に露がたまるのを知っていて?」

 彼女は前半の一瞬にしか出てこない。だけど彼女は、まるで映画『シンドラーのリスト』の白黒世界に、一人だけカラーで出てくる、赤い服の少女のように、主人公モンターグの心に決定的な変化を与える呼び水となる。

 そして話が進むにつれて、無機質な世界を反映した文章の中、はっとするような花の描写や自然の描写が入ってくる。ビルの中を歩いていて、ふと空の青さに気づくような目線の移動が印象的。

 本を読めることは幸せだ、本当に。最後に、クラリスとモンターグの会話から。

「あんた、幸福なの?」
「ぼくが―――なんだって?」
かれはさけんだが、彼女はいってしまった―月光の中を走って。


レイ・ブラッドベリの著作レビュー:
『火星年代記』

recommend:
ディストピア、もしくは本と検閲の話。

ジョージ・オーウェル『1984年』……「戦争は平和である 自由は屈従である 無知は力である」
有川浩『図書館戦争』……図書館と本を守る。
ザミャーチン『われら』……ソビエトのアンチ・ユートピア。
ハックスリー『すばらしい新世界』……シェイクスピアを失った世界。

ふくろう (id:owl_man) 15年前 読者になる
"

1984年 - Wikiquote
https://ja.wikiquote.org/wiki/1984%E5%B9%B4

2024年5月23日の追加ここまで


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