5月14日は、Vtuber(バーチャルユーチューバー)事務所運営のカバーがネット上で関心を集めた。前日13日に発表した2024年3月期の決算では大幅増収増益となり、今期も3割前後の増益予想となるなど好調を維持する見通しだ。この決算が好感され、14日の株価は大幅高となった。
大手株系掲示板では「決算ギャンブル勝った人おめでとう!」という書き込みに対し、「カバーのファンなら好決算は余裕で予想できた」と胸を張るトレーダーが出現。競合会社のAnycolorの成長減速で株価は下落傾向になっていたが、市場拡大は続いているようだ。
14日は、ゲーム大手のスクウェア・エニックス・ホールディングスがネット上で話題となった。前日に発表した決算では、開発中ゲームの販売取りやめなどによる損失計上が響いて大幅減益となり、株価はストップ安した。ネット上では、ゲーム開発に対する批判やあおりが多いほか、「ホイミ(回復魔法)が必要」「株主たちは全滅しました」など、ゲーム内で使われる文言にひっかけた書き込みが相次いだ。(新井奈央)
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