雅龍くん、一緒に夢を見させてくれて、ありがとう。
亡くなったという一報が入った時にはショックで力が抜けました。
手術前に電話した時は、ちゃんと帰ってくるから待っててって言ってたのに、残念でなりません。
水曜日は、いい大人がこんなに泣けるのかってくらい泣いたけど、雅龍くんは笑顔の人の方が好きだし、俺はもう立ち直ったからこっちの心配はいらないよ。多分。
2011年に初めて会って、暑苦しいくらい夢を語り合ってた頃が懐かしいな。
「活動が広がったのは宇佐見くんがきっかけ」って言ってくれたのは、冗談でも嬉しかったよ。
マラリアなって帰ってきた時は「冒険で死にそうになった話を笑いながら聞いてくれるのは宇佐見君しかいないから、危険な事があってもネタとして乗り越えられる。」って言ってて、少しは冒険の役に立ってんだなって。
だから今回も笑い話にしようね、ネタにしようねって話してたのにね。今はネタになんて出来ないけど、俺もそのうちそっちに行くだろうから、その時は指差して笑うからね。
一回だけ登山に連れてってもらった時に、笑いながら前を歩いてく姿はカッコ良くもあり、何余裕で歩いてんだよってムカつきもあり。上で飲むコーヒーが美味しいって言ってたけど、俺は絶対にナガハマで飲むコーヒーの方が美味しく感じるよ。嘘。あんな美味しいコーヒーは無かったよ。
あー、昔の携帯壊れてなかったらいっぱい写真あるのになー。振り返れないじゃん。
「宇佐見くんのお願いなら何でも聞くからね!」って言ってくれてたのに、帰ってくるお願い聞いてくれなかったじゃん。
もっと話したかったなー。
もっと笑いたかったなー。
正直、寂しいし、悔しいし、辛いし、油断するとまだ泣くし、眠れないし、夢でもいいから会いたいな。
雅龍くんのことだから「出来る方法を考えよう」とか言ってくれるんだろうね。
俺はもうちょっとこっちで生きて、いっぱい失敗して、ネタを集めて行くからそのうち聞いてね。
またね。