| 話題のENECHANGEについて
色々と複合的なので、事象を分解。
意図的な連結外し(粉飾決算)となると苦しいも、事業としては過渡期で先行例もない点がどう評価されるか。
① SPCの連結化
・所謂GK-TKスキームでSPC設立、このSPCを非連結としてENECHANGEが設置する充電設備をSPCに対して販売し売上計上、BSからもオフバランス
・この度、あずさ監査法人からの指摘でSPCを連結せよということで連結化へ移行
・連結されることで関連会社取引は連結修正されるので、見かけ上作られていた売上が大幅減少
② 約8億円の営業損失増
・①で売上が下がることは究極見かけの問題
・営業損失の拡大はEV充電事業の見通しが悪化して負債化した際の引当金と推測
・要は収益性が過剰に評価されていたとされて、その分に対する引当金がマイナス計上(採算も開示され始めた)
③ 株担保ローンの担保発動
・上記問題で株価が下落
・代表取締役が株担保ローンを利用、株価下落で担保有価証券の処分状況に抵触し、市場にて強制的な売却が発生
・ただこれは「担保実行を回避しない」という社長の意思により発生するものであり、株を担保に借金して担保不足になったが、借りた金は返せないから、担保差し押さえからの強制処分となったということ
スキーム自体は不動産開発会社が自社開発物件を自社関連のREITに対して売却し自社のBSからオフバランス、PLで売上計上するスキームに類似。
オフバランス要件は結構細かくある中で、まずはそこがクリアできていなかったのではないかと推測。
合わせてSPCへのプットオプションも影響。
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