2022/12/20
関連記事 立花孝志物語 (説明)
NHK会長以下7人の役員が衆議院総務委員会に招かれ、紅白チーフプロデューサー不正横領事件をはじめとするNHKの不祥事について追及を受けた。NHKはこのときの様子を編集し、深夜に放送した。NHKは自らにとって不都合なことを隠蔽しようとしたのだ。
NHK幹部国会招致の2ヶ月前の2004年7月、「NHKプロデューサー巨額横領事件」が週刊文春によって報じられた。NHKの紅白歌合戦のチーフプロデューサーが番組制作費約2億円を着服し愛人に貢いでいたことが後の裁判で明らかになる。
紅白チーフプロデューサー不正横領事件をキッカケにNHK受信料を不払いする国民が続出。2005年3月頃までに不払い件数は約75万件にまで達し、NHKの経営が危機的な状況になった。
NHKは職員の不正を調査するチームを立ち上げた。私的目的で巨額の受信料を横領している職員が複数いることが判明した。調査チームのある一人の職員は、不正を公表し国民に謝罪してNHKを改革することを訴えた。彼の訴えに同調する職員はただの一人もいなかった。
2005年1月25日を皮切に、彼は週刊誌などへNHK内部の情報のリークを開始した。会長を辞任し顧問に就任した海老沢氏の院政を阻止することが目的だった。彼が外部に漏らした情報はNHK内部でも経営に携わる上位5人の人間しか知り得ない情報だった。誰が情報漏洩を行ったか、上層部は即座に理解した。
情報漏洩をしたことがバレた彼は、命の危険を感じて、週刊文春に実名、顔出しで更に内部告発を行った。それが現NHK党党首立花孝志だった。2005年4月のことである。
2005年の内部告発以降、NHKと一貫して闘い続けてきた立花孝志は、2019年に参議院議員選挙に当選し、国会議員となった。そして彼が率いる政党「NHKから国民を守る党」は国政政党に押し上がった。
テレビに出ることなく国民的な知名度が全くない一人の男性が、国政政党を立ち上げることは前例のない快挙だった。
NHKから国民を守る党(現NHK党)が国政政党になった後、悪質なNHK集金人は激減した。そして、NHK受信料を支払いたくない人が安全に不払い出来る体制が構築された。
立花孝志とはどのような人物なのか、彼の半生を振り返ってみよう。
この記事をシェアする
モリヤマ ヒデキ/歳/男
ホーム>政党・政治家>森山 英樹 (モリヤマ ヒデキ)>立花孝志物語 1 プロローグ