埼玉 川口 男性刺殺事件 ベトナム国籍容疑者 殺人容疑で再逮捕

先月、埼玉県川口市でベトナム人の男性が刃物で刺されて殺害された事件で、警察は在留期限が過ぎたあとも不法に滞在していたとして逮捕・起訴されたベトナム国籍の30歳の容疑者を殺人の疑いで再逮捕しました。調べに対し容疑を否認しているということです。

再逮捕されたのはベトナム国籍で住所不定の無職、チュ・バン・ビエット容疑者(30)です。

警察によりますと先月29日の夜、川口市にあるマンションの階段の踊り場でベトナム人の土木作業員ズオン・テ・ゴさん(33)の胸をナイフで刺して殺害したとして殺人の疑いが持たれています。

警察は、防犯カメラの捜査などから在留期限が過ぎたあとも不法に滞在していたとして逮捕・起訴された容疑者が事件に関わった疑いがあることがわかったということです。

容疑者は事件の当日現場のマンションを訪れて被害者が帰宅するのを待ち伏せしていたとみられ、警察は2人の間に何らかのトラブルがあったとみて詳しいいきさつを調べています。

調べに対し「何も知らない」と容疑を否認しているということです。

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