偉そうにぶった切るつもりもないですし、そんな資格がある漫画家なんて、どれだけ売れてても、売れてないけど凄い才能の持ち主でも、キャリアが長くても……いないとおもうんです。自分はいま、それ程たいそうな病気ではありませんが、坐骨神経痛で1時間ほどしか机に向かえません。腰椎の複数箇所の変形に起因するものらしく、注射や服薬での保存療法か、最後の手段の手術か、みたいな状況です。様々な悪環境だったり、嫌な噂や発言を見かけたり、漫画を描くにあたってもうやめたくなるようなノイズになる情報であふれていますが 「漫画が描きたくても身体が悪いせいで描けない」が一番つらいし、健康であれば何でも出来るんだなと思いました。私は苦手な方でしたが、故人なのでとやかくいいませんけれど、アントニオ猪木氏の「元気があれば何でも出来る!」は本当に本当だなと骨身にしみています。アイデアがこんなにあるのに描けないって。入院してもiPadで描きますと言って描けなかった人もいるのは、よくわかります。痛みや不安はやる気をごっそり持っていってしまいます。オラに元気をわけてくれ!