今年はこういう運命か…ｗ

全然関係ないんですけど、最近ウチにムカデが出現する確率がものすごく多いですｗ　どっから入ってくるんだ？ってレベルで出現してきて、壁とかに入り付いてるわけです。オイラは別にムカデとかなんとも思わないので、箸で掴んで外にポイって捨てるんですけど、まさか捨てたアイツらがまた入ってきてるんですかね？ｗ　どんだけナメてんだって話ですけど。甘いことせずにとっとと始末した方が良いのかもしれない。
っていう、どうでも良い話で。

本題のオークスのちょい回顧。
勝ったのはチェルヴィニアで、オイラは今週も無事にトリガミ…ｗ　もう本当に毎週毎週キレイに控除率分くらいだけお金取られてるので、入場券を支払ってただ競馬を観戦してる愉快なオッサンと化してる。
でも、正直結果には納得ですね。ああこの馬が勝ったら仕方ない…っていうのがちゃんと勝ってくれたので。

事前予想でも言ってた通り、まぁステレンボッシュは軸として絶対に安牌で固いと思っていたので、これと結局は本命って言ってたクイーンズウォークとライトバックの単勝とワイドだけ買ってましたね。両方とも人気になったし馬連は配当みても1000円付くかどうかもわからなかったから、たいして配当が変わらないワイドで元が取れたら良いかなぁって。
まぁでも、やっぱりここまでPOGで頑張ってくれたり桜花賞でも来てくれた馬の応援馬券を買わないってあまりにも人の心がないと思ったのでｗ　さすがに、豆馬券でも良いから応援しようと思って単勝とかも買ってました↓

最後の最後まで、複勝も買おうかどうか迷いましたけど両方ともメチャクチャ人気になってましたからね。こっちは買わず。
というか、上位も1・2・3番人気の決着でしたし。まぁハッキリ言って外れても全然納得で良かったなぁ…って感じです。チェルヴィニアのルメール騎手が上手すぎましたしね。
本当に、東京競馬場で乗らせたら世界一だなって率直に思いました。

レース内容的にどうなのか？って話ですけど、現状のオイラの主観で言わせてもらうと多分、馬場とか展開もまぁあるのかもしれないですけど、何よりもやっぱり早熟性でまさる2頭が上位に来た…ってことだと思うんですよね。そう言える根拠が結構あるので。

牝馬戦線のここまでのレースを見てると、2歳段階からここまでレースレベルってそんなに変わってないんですよ。つまり、上位陣ってそんなに成長はしてないんですよね。時計面やラップ、対戦成績を見てても展開や場所、そして騎手が変わると着順が容易に変わる状況ですので、結局は早期育成で力を発揮している何頭かが席を取り合っているってそういう状況なんだと思いますね。

実際に、1勝クラスやオープンから出直しや地道に勝ち上がってGⅠの圏内まで来たのってここまでの流れでもライトバックたった1頭だけですから。
なので、リバティアイランドみたいに秋華賞～JCくらいの期間で…
「あれ…？」
って思うような調子の落ち方をしてもおかしくはないですね。今後は、そこらへんに注意をしていたらまぁ間違った選択はしないんじゃないかなぁと思いました。

ちゅーことで、日本ダービー。
第一に馬場と血統の相性はどうなんだ？って話ですけど、まぁ本当に微妙ですよね。ディープとキンカメがいなくなってからのオークスやダービーの血統的な解釈って結構な派閥(笑)があるって、何回か話題にしたことあると思うのですけど、今回もどっちに取れば良いのかわからないって人が多いと思うんですよね。

例えばオークスの1着2着3着を見ても、案の定というかキンカメとダンジグ祭りでしたし、アレ見て従来までオークスで強かった純粋な欧州血統か？っ言われるとそれは違うだろって意見も絶対に出ますから。実際に、今年のオークスって明らかにサンデーの血がないと話になってない状況でしたから。
チェルヴィニアとか同じハービンジャーのモズカッチャンとかとは母系が違っていて思いっきり母系にサンデーサイレンスが入ってますし。

ステレンボッシュもサンデーの4×4持ちで、あわや3着になりかけたランスオブクイーンも、父タリスマニックの父親のメダグリアドーロとか思いっっっっきりアメリカ型のサドラー系ですからね。これに母父マンハッタンカフェなんだから、素直に脚の速い血統にサンデーを組み合わせた馬が正解！って言われたらまぁその通りだなぁとｗ　
だから、ハッキリと今までと全然違うんですよね。

まぁただここらへん、特にディープとキンカメがいなくなってからマジで血統予想家の中でも意見は真っ二つですから。ほんと難しいと思いますよ。どっちが正解とか別にないと思いますね。
そもそも、ハービンジャーは欧州型のダンジグですけど、ライトバックはオセアニアで強くて元来型の欧州タイプとは全然違いますから。これ一括りにして良いのか？って話にも絶対になりますし。ダービーでも似たような血統の馬って一杯いるから、本当に各々で解釈お願いします…状態です。
だから、安易にオイラだけの言う事も信用しない方が良いですねｗ　本当に。色々な方の意見を見て聞いて、それで自分なりに解釈した方が良いですよ。その方が、競馬の予想なんて楽しいですしね。

まぁでも結局、こんな感じでダービーも血統表の若い所に早熟性だったり速い時計に対応できる血が入っていないと話にならないのは間違いないと思うので、やっぱりそこを見ていきたいですね。

で、こういう観点から見ても、こっちも軸というか本線は固いと思うんですよね。血統面でも臨戦過程でも明らかにジャスティンミラノ1強だと思いますし。正直、逆らうの怖いのでオイラも軸はもうこの馬ですね。

皐月賞でも本命でしたけど、そもそも血統面ではむしろ余裕で2400ｍ持つって話はしましたしね。母父はオセアニアで活躍しているダンジグですけど、シャリーフダンサーにダルシャーンって思いっきり欧州の血統ですし。
基本的に、ダービーって母系がアメリカダートのスピードに対応できる馬が圧倒的に有利だって言うのは、既に周知の事実だと思います。なので、似たようなスピード色が強い血統が入っていれば十分に超高速馬場で対応できるんですよね。
オイラの記事を見てきた人はもうご存じの通り、その代替としてダンジグやキンカメ系統はモロにそれに該当しているので。というか、オークスも上位は全部コレ入ってますからね。
本当にわかりやすいというか。

臨戦過程という点から見ても、皐月賞って調整過程は順調でしたけど、明らかに次のダービーに向けて余裕残しの状態だったと思うんですよね。というか、＋10キロでしたしｗ　中山で走ったことがありません、速い流れも経験したことがありません、余裕残しの状態でした…で勝っちゃうんだから、もう能力が抜けていたとしか言いようがないというか。
これで馬券外にぶっ飛んだら、皐月賞のレコードの反動が出たとしか言いようがないですね。ということで現状はケチ付けようがないですので、馬券内に来なかったらもう仕方ないで良いと思います。

コスモキュランダ。弥生賞と皐月賞と連続好走したので、あの舞台じゃもう普通に世代でトップだって考えた方がシックリきますね。当たり前ですがｗ
オイラは弥生賞段階からナメまくってて、皐月賞の時に激走したので本当にビックリしたのですが。
ただ、ダービーに血統的に向いてるかって言われるとそうでもないとは思いますね。オイラは、適性がズレてると思うんですよ。

お母さんは、ようはオーストラリアで活躍した名牝だったのですけど、芝でも2400ｍ走れるくらいにはスタミナはあったのですよ。
で、母父のサザンイメージってなんじゃ？って思う人も多いでしょうけど、いわゆるヘイロー系でアメリカで走っていた馬なんです。ようは、根本的にアメリカの影響が強いんですね。まぁ、ここまでは全然良いのですけど。

コスモキュランダの父親ってアルアインですけど、この馬の母親もアメリカで活躍した名牝のドバイマジェスティなんです。で、今までの傾向を見ているとこの馬のように…

【サンデー系×アメリカ血統×母父アメリカ血統】

って組み合わせって、今のところキズナ以外は明らかに距離に限界があるんですよね。コスモキュランダの場合は、血統の後ろの方にサーアイヴァーっていう欧州でゴリゴリに活躍した血統もいるのですけど、ここも距離適性はマイル寄りです。皐月賞のスピード決着に余裕で対応できたのも、こんな感じで実はスピード色が強い血統だからだと思うので。
だから、舞台設定的にはちょっとズレてるのかなって言うのがオイラの見解ですね。
なのでオイラは、今回は思い切って切ります。来たらしゃーない。

シックスペンス。ご存じの通り、マイPOG馬でよくここまで来てくれたなぁと本当にうれしい限り。新興勢力としては打倒ジャスティンミラノへの1番手としてあげられることも多くなっていますけど、個人的にはやっぱりこの馬も距離適性的にはちょっと長いのかな…っていうのが本音ですね。ここらへん、オークスの最終直線で早目先頭でピタッと止まってしまったマイPOG馬であるクイーンズウォークと同じ見解です。

オイラがこの馬をPOGで選んだ大きな理由として、同じ母系スピード色が強い中でもダート中距離以上に寄っていたから、という点が大きいです。母父はファピアノ系なんですけど、その中でもこのキャンディライドの血統ってダート中距離でメチャクチャ結果を出しています。最近だと、ブリダーズカップやペガサスワールドCを勝ったガンランナーとかメチャクチャ有名ですね。
なので、キズナでこの母系ならまぁ2000ｍは絶対に持つだろう、と。

でも、適性的にジャスティンミラノより上か？って言われるとさすがにそこまで上とは思えないですね。多分、ギリギリなので。相手では買おうと思っていますけど、頭までは…って感じ。
あと、これ先週にミアネーロが面白いって思ったときにも同じことを言ったのですけど、成績が良かったり血統的に面白くてもやっぱり臨戦過程で不安があるとなかなか頭で買おうって発想になれないんですよねぇ…。
シックスペンスって、デビューからずっと中山を使ってるじゃないですか？　ミアネーロの時もそうでしたけど、本当に最初からダービーを狙っていたのなら最初から東京で走らせると思うのです。だって、関東馬だしｗ
そうしていないのって、当初の想定では明らかに他にダービーを勝たせたい馬がいたから、って邪推できるんですよね。
なので、相手では買おうと思いますけど頭は…って感じです。　

シンエンペラー。血統だけで言うのなら、相手で来ても頭ではないと思いますね。この馬が勝てたら普通に凄いと思うし、心底しょーがないと思える。父方のヌレイエフが高速決着に強いって話は皐月賞の時にもしましたけど、やっぱりマイナスになっているのが母系のガリレオですね。日本の場合、同じ高速馬場でも皐月賞からダービーに変わって良いってことはないので、このあたりがどう働くかだと思います。
ただ、距離は持つと思うのでその兼ね合いだけですね。ハッキリ言って、今年の上位の人気どころを見てもジャスティンミラノ以外は実力的に横並びだと思うので。
人気が落ちたら、相手で買う分には面白いかと。

シュガークン。今から断言しておきますけど、去年オイラみたいにハーツコンツェルトを穴馬で指名していた血統家の大半は、今年は絶対にこの馬が血統的な穴馬って言いますねｗ　理由も簡単で、上位人気勢で従来型のダービーで好走していた血統と似ているのがこの馬しかいないからです。
妥協点として、この馬が一番似ているって感じです。

これも毎年言っているのですけど、例えばディープインパクトみたいなサンデー系の超一流種牡馬の好走条件は何だったのかというと…

【長距離も走れるサンデー系×ダートも走れる血統】

の組み合わせだったんですね。これは2015年あたりから始まった超高速馬場の東京だとものすごく顕著で、とにかく短距離・マイルでも負けないような、ダートで思いっっきりスピードに乗せて押し切れるような脚の速い血統が入っていないともう話にならないって状態でした。
で、今回のこの傾向に似ている馬が、大目に見ても人気どころではシュガークンしかいないって状態です。

キタサンブラックの下で、父親がドゥラメンテになっているわけですから、ハッキリ言って血統的には全然走ってもおかしくないですね。キタサンブラックって、現役時代は何で長距離を走れたんだ？みたいな感じでしたけど、種牡馬に回ってどうなっているかっていうとモロにサクラバクシンオーの影響が出ているので。

ただ…ｗ　やっぱり何で青葉賞を使ったんだろ？って感じですよね。青葉賞を使わずに、京都新聞杯からのローテだったら相手筆頭で間違いなく買っていたと思います。2月デビューでここまで4戦も使って、ダービーにお釣りあるのか？って疑問しかないので、オイラは買わないですね。
この馬も、来たら能力が桁違いだったと諦めがつきますので。

レガレイラとアーバンシック。血統的に全く一緒で、違いは牡馬か牝馬という点だけ。なので、どっちかを購入するなら両方とも勝った方が良いのは当然というか。
で、この2頭も何回も本当に言ってきた通りロカさんの一族なので…ｗ　オークスの予想でも散々言いましたけど、ここの一族ってほとんどが早期完成型で、その完成度を活かして活躍するっていうのが大半です。で、成長を待っても体質的に弱くてなかなか大成しない…って感じなので、今のこの2頭やステレンボッシュを見ているとそのまんまそんな感じですよね。

ただ、ダービーに関しては買えないこともないです。これも理由は簡単で、今はやっぱり相対的に血統で買える馬がかなり少ないからです。

少し話が逸れますけど、今のダービーって今までの常識って通用しないし考えない方が良いと思うんですよね。去年もそうだったんですけど、ディープやキンカメがいなくなってしまって、確固たる種牡馬が不在になってしまったのでこの手のいわゆる今まではムリだった早期完成型の血統が活躍してもオカシくないんです。ようは、この時期だけ活躍できればそれで良い、ってタイプですね。実際に、去年のダービーは思いっきりそういう決着でしたし、去年のダービーに関しては終わった段階でレースレベルに疑問があるって記事にもしましたしね。

で、話を戻しますけどそういう意味だとレガレイラやアーバンシックって去年のあの環境で活躍した馬と酷似しているんですよね。新種牡馬、早期育成、セールでアピールしたい…ってマジでほとんど同じなので。
てか、やっぱりこういう大手生産・育成でルメール乗せてきている時点で…って感じですよねｗ　チェルヴィニアも完全にそうでしたけど、もう絶対にここらへんを勝たせたいんだろうなぁっていうのがわかるので。なので、血統的な立ち位置の違いでもこっちを本命…ってする人の気持ちはわかりますよ。あと3年くらいは、ダービーで好走する種牡馬の条件を探す期間だってオイラは思っていますので。
でも、やっぱり人気になるでしょうしオイラは今回は買わないですね。
来たらしゃーないって感じで。

とか、ゴチャゴチャと言ってきたのですけど、じゃあもう種牡馬とか臨戦過程とか関係なくて従来までのダービーだったら走りやすそうな完全なアメリカっぽい母系はどれなんだ？って話になると以下が該当馬。

シックスペンス、ショウナンラプンタ、ダノンザテイル、サトノエピック

この4頭ですね。サトノエピックがダート戦線から来たことを考慮すると、実質的には3頭ですかね。なので、オイラは多分もう穴を狙う意味でも人気を見てこの3頭とシンエンペラーに限定するかもしれませんｗ　
これでサトノエピックが来たらぶっ飛びますけどね。

という感じで見てきましたけど、相手はどうあれオイラは軸はもうジャスティンミラノ1強だと思っているので、とりあえずはこの馬ですね。
後は、本当に人気次第って感じ。何か、個人的にはダービーは結構な穴馬が来てもおかしくないのかなって割と思っています。

ちゅーことで、頂点はどの馬に？(/・ω・)/