複数の仕事に並行し取り組む「複業人材」4人を登用 大刀洗町

大刀洗町は、民間企業で働きながら知識や技術を町の活性化などにつなげてもらおうと、複数の仕事に並行して取り組む「複業人材」として4人を登用し21日に就任式が行われました。
就任式は、大刀洗町の中央公民館と東京や京都などにいる4人をオンラインでつないで行われました。
4人は、一般的な「副業」とは異なり、複数の仕事に並行して取り組む「複業人材」として町が初めて登用したもので、民間企業で働きながら専門の知識や技術をいかして、町の活性化や課題の解決に向けたアドバイスなどを行います。
今回の登用は無報酬ですが、4人は地域に貢献したいという思いを強く持っていて、達成感や活動を通したスキルアップなどにメリットを感じているということです。
町の広報の強化に取り組む、京都の会社員の山田克基さんは、「データには現れない町のよさを掘り起こしてPRしたい」と抱負を語りました。
中山哲志町長は、「一緒に考えながら1歩でも2歩でも前に進んでいきたい。いろんな形で外部の人たちに応援してもらい、いい町にしていきたい」と話していました。

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