落とし物・3
橘「俺は今回の合宿には青いタオルは持ってきてない」
跡部「ええー、また人違いかよ!?;あと、KTってイニシャル誰かいたか?」
橘「手塚は?アイツもKTだぞ?」
跡部「聞いたけど違った」
神尾「千歳さんは…KじゃなくてSか」
橘「後は…名字がタ行は知念くらいだろう。だが名前はHだな」
神尾「んじゃ、高校生じゃん。探してやんのかよ、跡部?」
跡部「高校生まで知るかよ!無駄に100人以上もいるんだぜ!?#」
神尾「お前ンとこなんか200人以上も部員がいるじゃんかよ。どっちが無駄だよ」
跡部「あぁん?そりゃ、テメーんとこがヒト桁だからってヒガミかよ」
神尾「なにをっ!#」
跡部「何だ、やんのか?」
橘「こら!やめないか、2人とも!皆の食事の邪魔になるだろう!」
神尾「すみません、橘さん;」
神尾は大人しく引き下がったが、跡部は落とし主が見つからない焦りと苛立ちでまた不満げな顔をしている。
手塚のものだと思ったから簡単に渡せると思ったのに甘かった。
そう、この合宿所には生徒だけでも128人もいるのだ。
橘「鬼さんに聞いてもらうのはどうだ?」
跡部「ああ…そうか。その手があるな」
橘「あの人なら高校生にも顔が利くし、すぐ見つかるさ。それより、とりあえずお前も食事を済ませたらどうだ?」
跡部「悪くねえ考えだ。礼を言うぜ、橘」
跡部は気を取り直して、夕食の注文にバイキングカウンターに向かった。
(4に続く)
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