高校生のその事情・12
「…プッ!(笑)」
とうとう入江が吹き出した。
「あはは、もう最高!(笑) ね。可愛いでしょ、徳川?」
徳川は答えなかったが、珍しく苦笑を浮かべていた。
「…俺は何か、貴方を笑わせるような事を言いましたか?」
跡部は真っ直ぐに入江を睨んだ。
「ねえ、跡部くん。1人でHしたことあるでしょ?」
「なっ…!?//////」
「これはつまりね、そういう時に女の子の代わりに思い浮かべてもいいような可愛い中学生は誰か? ってアンケートなわけ。分かった?(笑)」
「え?…ええっ!?///;」
「ついでに言うと、君が嫌がってた変な視線だけど、たぶん君をこのアンケートの対象にしてる連中のだと思うよ」
「………;;」
真っ赤になっていた跡部が一気に青褪めた。
目の前にいる高校生を改めて見回し、思わず一歩後じさる。
「入江くん」
「ちゃんとオブラートに包んで話したつもりですけど?」
困った顔の齋藤に入江はいつもの微笑を向けた。
「あの…」
「なに?」
「高校生全員がそんな目で俺達を見てるんですか?;」
「そんなわけねえだろ。実際投票してねえヤツもいるし、投票したヤツだって殆どはふざけて参加しただけだ」
「鬼先輩は…」
「不参加に決まっとる。ワシは男相手には勃たん」
「勃…;//// そ、そうですよね///」
慣れない直接的な表現には多少怯んだが、同じコートの人間が不参加だったことには胸を撫で下ろした。
(13に続く)
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