渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

【#5教習】バイクはもう諦めた方がいいのかも。。。

2024年05月21日 | open

【#5教習】バイクはもう諦め
た方がいいのかも。。。







停止線で止まることもできず、
一本橋脱落どころか橋に乗る
事さえもできない。
物事には向き不向きがある。
いくら本人希望で短距離陸上
選手になりたい、と言っても、
100mを30秒かかる人は陸上は
向いていない。
二輪車にも同じ事がいえる。

山崎さんは可愛いタレントさん
だったが、50歳での一念発起で
二輪免許取得という意気込みは
応援したいが、向き不向きはあ
ると思う。
何よりも危険だ。

背中を押して応援する気は無い
が、なぜ今のような走行になっ
てしまうのかについて原因の
指摘はできる。
一本橋に乗れなくて車が右に
遮行してしまうのは、二輪の
真ん中に乗っておらず左に乗
っていて車体が右に傾いてい
るからだ。現実に。
また、停止線で止まれないのは
前輪ブレーキのみに頼って制動
を使用とする癖がある為だ。
前輪のみを使用するのは高度な
超上級テクニックなので、超絶
初心者は、極低速では後輪ブレ
ーキを上手く使って、前輪は
同時に軽くなめるように制動を
かけて減速させた
ほうが車体姿
勢は安定する。

そして、最大の欠点は、山崎さ
んは足の爪
先が外に開いている
事。

当然膝も開くし、ニーグリップ
も何もできていない。
さらに乗れていない最大原因が
ある。
それは、なぜ小型免許から取ろう
としないのか。どうしていきなり
扱えない車格の車の免許枠を選ぼ
うとするのか、という事。
この間違いを犯している人は世の

中かなり多い。
それは、芸能人らしい「ハーレー
に乗りたい」という脳内希望から
であるのが別の動画でよく判る。
「誰でも教習所に申し込める」と
いう事と「誰でも免許が取得で
きる」という事は大きく異なる。

私も何人も教習所に入校してか
ら免許取得を諦めてやめた人を
知って
いる。
それは、運動能力適正が人には
あるので
仕方がない。
宇宙飛行士になりたい、と脳内
で希望しても、なれる人となれ
ない人がいる。

二輪車について免許が取れない
人、不向きな人には共通項があ
る。それは「オートバイの事が
怖い」という人。二輪に乗って
走行する事自体を怖がる人。
自転車程の速度で走行しても怖
がる。
これは絶対に二輪運転には不向き
だ。
そもそもそうした人が公道を

るのは自分にも世間にも危険す

ぎる。
恐怖心などなく冷静な適正判断
と対処行動ができない人は車両
を運転すべきではない。
恐怖心は訓練では克服できない
からだ。高所恐怖症が好例。

そして思う。
どうして教習所の教官たちは
「こうやれ」とだけ指示して、
その人個人個人の改善個所を
指導できないのだろう。
人により能力偏差値の差はあ
る。
二輪の運転でも。
しかし、教え子が希望進学先
の入試試験に合格できなかっ
たら、教員として恥ずかしい
とは思わないのか。教え子が
落ちたのは自分の指導のせい
とは思わないのか。
思わない。教習所の教官は。
指導の目的は、受講生が
「運
転が上達して運転ができ
るよ
うになる事」ではないか
らだ。
なので、マンツーマン方式の
学習のようなきめ細かい個別
詳細指導などはしない。これ
は大昔から。
私の妻も自動二輪免許取得の
際に教習所の教官について

っていた。「何も教えてく

ない」と。
なので、私が実走行を見て、
全て運転指導し、一度も教習
課程を落ちずに合格した。
「合格する為だけの運転」と

いう事まで含めて教えて。

山崎真由美さんはさすが芸能人
だと思う。
あそこまでダメダメな状態で
あっても、笑顔でカメラ上は
クリアしている。
本当はかなり悔しいし、悲しい
だろう。悔しくも悲しくもない
なら、最初から二輪免許取得な
ど、ケーキのどちらを食べよう
か迷う程度の意志でしかない。
本気で二輪に乗りたいならば、
悔しい筈だ。

教習所外のライディングスクー
ル(嘘教えではない所)に通う
と信じられない程上達するので
はなかろうか。
教習所は練習場所ではなく、
実技試験免除の公認卒検を受け
るための予備段階走行しかしな
いから。
お金と時間はかかるが、教習所
外の実力ある訓練所に入れば、
グングン悪い所が直って運転
技術が向上すると思う。
ただし、二輪の走行自体が怖い
人は駄目だ。逆にそういう人は
免許は取らないほうがいい。

世の中いろいろいる。
たとえば二輪車の後席に乗せて
タンデムで走っていても、恐怖
心に縛られて硬直している人と
そうではない人に真っ二つに
別れる。
これはほんの法定速度の60km/h
で道を走っていてもだ。
前者の人は絶対に自分で二輪の
運転はできない。後者の人は、
免許区分関係なく免許を取得す
れば自分で二輪を運転する事が
できる。
直線でも旋回でも、走行という
事そのものを怖がる人は二輪に
乗ってはだめだ。本当に危険だ
から。

山崎さんは教習所に行かなくな
ったという。
免許取得をやめるのは一つの
懸命な判断かもしれない。
二輪が怖いのならば。
だが、二輪が怖いのではなく、
単なる運転が下手なだけならば
それは上手くなる方法はいくら
でもある。
間違っている部分をきちんと
みつめてそれを適正に直せば
いいだけだ。
その誤謬運転部分をきちんと
指摘指導してくれる所に入校
したほうがよい。
時間はかかるかも知れないが、
がらりと変わる事だろう。
ただし、センスの線引きはある。
いくら野球をやりたくとも、
キャッチボールで全く球を取れ
ない人がいる(本当にいる)。
そういう人はいくら本人が希望
しても野球はできない。
二輪にもそういう線引きはある。
ただ、山崎さんの場合は、そう
いう人ではなく、「間違ってい
る部分がある」だけだ。
これは動画を観ていてよく判る。
やり方次第で、激変することは
確実。
きちんと指導してくれる場所に
行った方がよいだろう。





 


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