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能登町復興 方向性は 町と住民 意見交換会始まる 意見集約 計画最終案へ

2024年5月18日 05時05分 (5月18日 10時20分更新)
町幹部らと意見を交わす住民たち=能登町鶴町で

町幹部らと意見を交わす住民たち=能登町鶴町で

 能登町の住民が、町幹部とともに町の復興の方向性や具体案について意見を交わす「復興まちづくり意見交換会」が17日、町内の3公民館で初めて開かれた。25日にかけて、各地区の公民館などで開催していく。 (上井啓太郎)
 町は16日、今後9年間の復興の具体的な内容を定める復興計画の基本方針を定めた。各地の意見交換会で住民の意見を吸い上げて素案を作成し、有識者らが話し合う復興推進委員会で審議して最終案を固める。
 3公民館のうち、神野公民館では住民38人が参加。公費解体の同意要件についての質問や「一部損壊の自宅を自分の手で修理してる人への支援を拡充してほしい」という意見が出た。
 藤ノ瀬の嶋垣利春さん(75)は、地震後休止が続いている七見の健康増進施設「なごみ」について質問。大森凡世町長は「思った以上に被害がひどいが、町で唯一の屋内プールがある施設。できる限り再建する方向で話を進めていきたい」と答えた。復興推進課の村木茂課長は「できるものは意見を取り入れていきたいので、引き続き協力してほしい」と話した。
 ◇今後の開催予定 ▽18日 町役場▽20日 内浦総合支所▽21日 上町公民館、柳田公民館▽22日 小間生公民館、小木地域交流センター▽23日 岩井戸公民館、白丸公民館▽24日 三波公民館、鵜川小学校▽25日 県地場産業センター
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