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Conversation

つい先程ある方が京都アニメーション様に今回の件について問い合わせてくださったそうです これで私が訴えられる可能性も出てきたわけですが、万が一にもここでの活動が停止する事態になる前に色々と自分のことを語っておきたいと思います 何故私が「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」という作品にここまで惹かれたのか。 それは彼女の境遇と私の人生に重なるものがあったからでした。 私の家族はあることがきっかけで物心がついた頃には完全に壊れてしまっておりました。外では仮面を被ったように仲の良い家族を演じ、家に帰れば笑顔の無い毎日。そんな環境で育ってきた私には「愛とは何なのか」ハッキリとはわかりませんでした。 学校でも親戚の家でも、私はいつも笑顔で悩みもなさそうだと皆んなからそう思われておりました。本当の自分は笑いもせず感情もない人形のような人間であることを隠しながら。 そんな生活を20年近く続けていたある日、この作品と出会い私の人生観は大きく変化いたしました。私がずっと探し求めてきたものがある作品だと心の奥底から思いました。ヴァイオレットが「愛」とは何なのかを不器用ながらにも必死に探して努力する姿を見て私も諦めずに家族の仲を元に戻し、愛で一杯の家庭を目指そうと再び立ち上がることができました。 そうして現在では偽装の家族ではなく本来あるべき姿の家族に戻ることができました。 笑顔は作るものではなく自然となるものなのだと改めて実感することができました。 スルースキルを得ることも、メンタルの弱さを克服することも、元々あまり感情という感情が無かった私にとっては難しい事なのです。 ですが今それを必死になって自分なりの方法で掴み取ろうと努力しております。 周囲から見れば「メンタルが弱すぎる」、「スルーできないならsnsなんて向いてない」などと思われると思いますが、申し訳ないのですが皆様が簡単にできるものだからといって私が皆様と同じようにできるわけではございません。 「向いていなくとも掴みたいものがあるから少しずつでも進んでいく」この精神もヴァイオレットから学びました。 なので私にとって模写は趣味でもあり、「京都アニメーション様への敬意と感謝を伝えたい」という私の気持ちを形にしたものでした。 もしここで京都アニメーション様から訴えられたとしても私にとっては本望です。 たとえ感謝の伝え方が間違っていたのだとしても、自分なりに必死になって考え出した答えなのですから、後悔も何もございません。 この作品に出会い、そして自らの手で描き始めてからの日々ほど「自分が生きているのだ」と実感できた日はございません。 ここで絵描き人生が終わろうとも、私に生きる素晴らしさを教えてくださった京都アニメーション様をこれからもずっと応援し続けて参ります。 改めまして、私の暗く閉ざされた人生を明るく色鮮やかなものに変えてくださり本当にありがとうございました。

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はじめまして。SHUこと秀(シュウ)と申します。/色鉛筆画家になるために日々勉強中/キャラクター模写・人物画・動物画等を色鉛筆で描いております。/塗り方・使用画材等の質問に関しましては、コメント欄・DMにていつでも受け付けております!
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