有難いことに私の事を「凄い人」と言ってくださる方々がいらっしゃいますが、私は自分のことを凄い人間だと思ったことはございません。
ですが「人一倍努力している」という自信だけはございます。
心温かな方々に囲まれて、そんな優しさに包まれながら応援までして頂いている。
私はただひたすらにその応援に応えていきたい。
それは決して無理をしている訳でもなければ義務感からでもございません。
私の絵で喜んでくださる方がいらっしゃる、実際に笑顔になってくれた人がいる、
絵というものは不思議なもので、単純に自分が好きなだけでも描き続けられますが、人から頂いた温かな気持ちが加わると自分でも驚くほど魅力のある絵が描けるのです。
なので本当に凄いの方というのは人に優しくできる心温かい私の周りにいる皆様なのです。
期待に応えようと無理はせずに自分のために描いて欲しいと、そう優しく皆様は言ってくださります。
確かに自分1人のためだけに描くことは簡単です。
芸術家とは本来自分自身を絵で表現する訳ですからある意味それも正解なのだと思います。
ですがそれでは私の絵は本当の意味で完成することはできません。
自分のためだけに描いた絵と、皆様から頂いた温かな気持ちを込めた絵では私の場合は大きく差が生まれます。
描いている人間も使用している画材も何も変わらないのに何かが違うのです。
私はそこに人の持つ見えない力があるのだと信じております。
今回の騒動で多くの方々にご迷惑をおかけしてしまい誠に申し訳ございませんでした。
それと同時に、こんな状況でも優しく声をかけてくださった皆様には本当に感謝しております。
ありがとうございます。
まだ私の今後が決まった訳ではございませんが、これからも「私らしさ」を大切に絵と向き合い、そして自分自身とも向き合って参りますのでどうぞ宜しくお願いいたします。