県内のコロナ感染者 1医療機関平均10人超 ことし最多に

県内では新型コロナの感染が拡大していて、今月12日までの1週間で1医療機関あたりの平均の感染者数は10人を超え、ことしに入って最も多くなりました。
県は、感染対策の徹底を呼びかけています。

県によりますと、今月12日までの1週間に、県内53の医療機関から報告された新型コロナウイルスの感染者数は合わせて638人で、1医療機関あたりの平均は12.04人でした。

前の週と比べて2.27人増え、ことしに入って最も多くなりました。

4月上旬から5週連続で増加しているということです。

地域別でみると、八重山保健所が18.00人と最も多く、南部保健所が15.57人、那覇市保健所が11.67人、宮古保健所が10.50人、中部保健所が10.07人、北部保健所が6.60人となっていて、宮古保健所以外のすべての地域で前の週を上回りました。

年代別でみると、60歳以上が最も多く204人、次いで10代が109人、40代が73人、10歳未満が68人、20代と50代がそれぞれ62人、30代が60人となっています。

県は、大型連休の期間に人の往来や人との接触が増えたことなどが要因ではないかと分析していて、こまめな手洗いやせきエチケットなど、基本的な感染対策を徹底してほしいと呼びかけています。

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